【秋田新幹線】A席・E席?窓側・通路側?おすすめ座席を徹底解説

サムネ TRAVEL

秋田新幹線「こまち」(E6系)に乗る際、座席の表示や配置を正しく理解しておくと快適さが大きく変わります。

本記事では、座席表記の正しい見方(A/B/C/Dの並び)、窓側/通路側のメリット・デメリット、目的別のおすすめ座席、座席回転の操作方法まで、旅行客向けにわかりやすくまとめます。

秋田新幹線は車体幅が狭く、普通車は横2列+2列(2+2)の配列です。

座席のアルファベット表記や、窓側・通路側の位置関係を正しく押さえておくと、景色や利便性、充電環境など旅の満足度が上がります。

ここでは実際の席並びと、旅の目的別に最適な座席を紹介します。

秋田新幹線「こまち」の基本情報

仙台駅 こまち 秋田新幹線

秋田新幹線は、東京駅と秋田駅を結ぶJR東日本の新幹線ルートで、特徴的な「ミニ新幹線方式」を採用

全線で指定席となっており、快適性と利便性が高いのが魅力です。

使用車両はE6系で、東京~盛岡間は国内最速級の320km/h運行、「はやぶさ」と併結して走ります。

盛岡から秋田までは標準軌へ改軌した在来線を130km/hで走行します。

車体幅はフルサイズ新幹線より狭く、普通車は2+2列配列です。

秋田新幹線の主な特徴

  • 運行区間:
    • 東京駅〜秋田駅(662.6km)
  • 利用車両:
    • E6系(7両編成)
  • 全車指定席(特定特急券利用の例外あり)
  • 東京~盛岡間は「はやぶさ」(E5系等)と併結
  • 盛岡駅での分割・併合シーンが人気
  • 高速と在来線区間でスピード差を体感できる
  • 普通車は2+2列シートで座席幅広め

秋田新幹線の座席選び:A席・E席、窓側・通路側の違い

秋田新幹線

秋田新幹線「こまち」号(E6系)の座席は、A席・D席が窓側、B席・C席が通路側です。

2席ずつの配置なので、どの席もフル新幹線より余裕があります。

それぞれの特徴と、どんな人におすすめかをまとめます。

窓側席(A席・D席)の特徴

  • 美しい景色が楽しめる
  • 場所によってはコンセントあり(後述)
  • 壁側なのでプライベート感・落ち着き有り
  • 席を立つ時は隣の方に気を使う
  • 一部区間で日差しが入る場合あり

通路側席(B席・C席)の特徴

  • トイレや車内販売利用時に立ちやすい
  • 開放感がある
  • 景色は基本的に見えない・コンセントがない
  • 通路の人通りが気になる場合あり

【座席配置】

座席位置特徴
A窓側(左)景色を楽しみたい・充電向き
B通路側移動・立ちやすい
C通路側明るく移動しやすい
D窓側(右)景色を楽しみたい・充電向き

おすすめ座席:目的別ガイド

秋田新幹線

秋田新幹線の座席は、旅のスタイルや目的によっておすすめが異なります。

以下のリストを参考に、ご自身に合った座席を選んでみてください。

静かにゆったり過ごしたい

  • グリーン車(11号車):
    • 全席コンセント付きで静粛性抜群。
    • シートも広く快適
  • 普通車中央部(13〜16号車中央付近):
    • ドアから離れた席は静か

景色を楽しみたい(窓側)

  • 東北新幹線区間(東京〜盛岡):
    • D席側→右手に広がる東北の山や田園風景
  • 盛岡〜秋田区間:
    • A席側→岩手山や秋田駒ヶ岳など山景色が一押し

PC作業や充電をしたい

  • グリーン車:
    • 全席コンセントあり
  • 普通車窓側(A・D席)、最前列と最後列:コンセント完備
  • 通路側は基本的にコンセント無しなので注意

荷物が多い

  • 各車両の最後列席:
    • 後方に荷物スペースあり(予約推奨)
  • 「特大荷物スペース付き座席」の事前予約がおすすめ

【目的別おすすめ座席まとめ】

目的推奨座席
静かに過ごしたいグリーン車/普通車中央部
景色を楽しみたい東北新幹線内D席、秋田新幹線内A席
充電・PC作業グリーン車、普通車窓側(A・D)、前後端
荷物が多い各車両最後列(特大荷物スペース予約推奨)

景色を満喫するならこの席!山と自然の車窓案内

田沢湖

秋田新幹線の魅力は、奥羽山脈や北日本の自然を肌で感じられること。

進行方向と座席によって見どころが異なります。

  • 東京~盛岡間(東北新幹線):
    • D席(進行方向右)が晴れていれば山並みが素晴らしい
  • 盛岡発車後:
    • A席(進行左)に雄大な岩手山が正面に
  • 雫石~田沢湖付近:
    • A席(進行左)は秋田駒ヶ岳や高倉山を間近で
  • 赤渕~田沢湖間の仙岩峠:
    • 人工物少なく渓谷美、秘境区間の絶景が続く
  • 田沢湖駅出発後:
    • A席(進行左)に昭和レトロ感漂う生保内発電所
  • 大曲以降(進行方向変更後):
    • A席が秋田の田園風景を堪能できる

大曲駅で進行方向が変わるため、景色目当ての場合はどちらの区間を重視するかを事前に決めて座席指定するのがポイントです。


秋田新幹線のコンセント配置と予約のコツ

秋田新幹線

E6系「こまち」号は、全席にコンセントがあるわけではないので要注意。

特にPC作業やスマートフォン充電をしたい人は希望座席をしっかり予約しましょう。

コンセント配置

  • グリーン車(11号車):
    • 全席あり
  • 普通車(12〜17号車):
    • 窓側席(A・D席)と最前列・最後列のみ
  • 通路側(B・C席)は基本なし

【予約時のポイントリスト】

  • コンセント利用希望なら、「窓側A・D席」「最前列or最後列」を指定
  • 荷物が大きい場合、最後列か「特大荷物スペース付き」を事前予約
  • 景色重視の場合は進行方向と区間でA・D席使い分け
  • 静かに過ごしたい場合、グリーン車や中央部座席を選択

秋田新幹線の座席選びQ&A

秋田新幹線

Q: 窓側と通路側、どちらがおすすめ?

A: 景色や充電・落ち着き重視なら窓側。
移動や立つことが多い、開放感重視なら通路側です。

Q: 進行方向のどちら側が景色良いの?

A: 東京~盛岡間→D席(右)、盛岡~秋田間→A席(左)です。
ただし、大曲駅で向きが変わるので区間によって選びましょう。

Q: 全席コンセントがあるの?

A: 全席ではありません。グリーン車は全席、普通車は窓側および前後端だけです。

Q: 予約はどうすればよい?

A: 公式サイトやみどりの窓口で座席指定。
混雑期や景色・荷物・充電重視の方は早めの予約がおすすめです。


まとめ

秋田新幹線の座席選びは、旅の目的と区間によって最適な選択肢が変わります。

景色と充電なら窓側、移動や開放感なら通路側。

グリーン車ならワンランク上の快適さが得られ、荷物の多い方は最後列指定が便利です。

ぜひ本記事を参考に、あなたにぴったりの座席を見つけて、秋田新幹線の旅を最大限に満喫してください。

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