標高2,612mという雲上の絶景が広がる「千畳敷カール」。
実は、本格的な登山をしなくても、小さなお子様や体力に自信のない方でも、気軽に絶景を楽しむことができるスポットです。
ロープウェイやバスを利用してアクセスできるのはもちろん、整備された遊歩道や展望テラス、絶景を望むホテル宿泊など、さまざまな楽しみ方が可能。
この記事では、登山未経験者やファミリーでも安心して千畳敷カールを満喫するためのアクセス方法やアクティビティ、服装・持ち物のポイント、注意点まで詳しくご紹介します。
登山しなくても行ける!千畳敷カールへのアクセス方法

千畳敷カールは、標高2,612mの高山地帯に位置する絶景スポットですが、登山をしなくても気軽に訪れることができます。
アクセス手順は以下の通りです。
- マイカーで「菅の台バスセンター」へ向かう
- マイカーはここまで。
- しらび平駅までは一般車両は入れません。
- バスで「しらび平駅」へ(約30分)
- チケット売り場でロープウェイとのセット券を購入可能。
- ロープウェイで「千畳敷駅」へ(約7分半)
- 千畳敷駅に到着すれば、カールの景色が目の前に広がります。
小さな子どもや年配の方も多く訪れており、幅広い層におすすめです。
千畳敷カールで登山せずに楽しめる主なアクティビティ

登山しないで楽しむ方法について、紹介します。
遊歩道のハイキング

千畳敷カールには整備された遊歩道があり、約40分〜1時間で一周できます。
高山植物やカールの地形を間近で感じながら、気軽なハイキングが楽しめます。
- 幼稚園児でも歩けるレベル
- 虫が多いので虫対策を
- ガイド付き散策(週末限定)もあり
テラスやカフェから絶景を堪能

ロープウェイを降りるとすぐに広がる展望テラスでは、椅子に座ってゆっくりと景色を眺めることができます。
- テラスに椅子多数あり
- 虫が多い夏場は要注意
- レストランではカレーやオムライスなどのメニューあり
ホテル千畳敷に宿泊して満天の星を堪能

千畳敷駅に直結する「ホテル千畳敷」は、日本で最も空に近いホテル。
星空やご来光など、宿泊者だけの特別な景色が楽しめます。
- 標高2,612mでの宿泊体験
- 公式サイトで宿泊予約可能
写真撮影スポットとしても大人気

千畳敷カールは、360度のパノラマビューが楽しめる絶景スポット。
四季折々の景色を写真におさめるのにも最適です。
- 夏は緑と花、秋は紅葉、冬は雪景色
- 晴天時は青空と山々のコントラストが圧巻
千畳敷カールを楽しむ際の服装と持ち物のポイント

千畳敷カールを楽しむ際の服装と持ち物のポイントを紹介します。
月ごとの服装目安
月 | 服装目安 |
---|---|
11月〜3月 | ダウン・ブーツなど防寒必須 |
4月〜6月 | 雪残ることあり、ジャンパー・滑りにくい靴 |
7月〜10月 | 長袖羽織・長ズボン・運動靴・紫外線&虫対策 |
特に夏でも気温は低めで、紫外線が強く虫も多いので以下の対策が有効です。
- UVパーカーや長袖の羽織
- 濡れても乾きやすい素材(ポリエステル・ウール)
- 帽子・サングラス・日焼け止め
- 虫よけスプレー
靴は滑りにくく歩きやすいものを
遊歩道は整備されていますが、一部にガレ場があるためスニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。
持ち物の例
- 雨具(天候が変わりやすいため)
- 飲み物・軽食(レストランが混雑している場合に備える)
- ゴミ袋(ゴミは持ち帰り)
千畳敷カールを訪れる際の注意点

千畳敷カールを訪れる際の注意点を紹介します。
- ロープウェイは混雑時に乗車制限あり
- 混雑時は待ち時間が発生することもあります。
- 整理券の取り忘れに注意
- 天候による運休あり
- 強風や悪天候時は運休する場合があるため、公式サイトで事前に運行状況を確認しましょう。
- 高山植物は採取厳禁
- 自然保護のため、花や植物に触れないようにしましょう。
- 標高が高いため体調管理に注意
- 頭痛や軽い高山病の症状が出る場合もあります。
- 無理せず行動しましょう。
まとめ
千畳敷カールは、登山をしなくても誰でも大自然を満喫できる希少なスポットです。
遊歩道の散策、展望テラスでの休憩、ホテル宿泊など、さまざまな楽しみ方が用意されています。
高地ならではの服装・持ち物の準備をしっかり行い、四季折々の絶景をぜひ体感してください。
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