アメ横(アメヤ横丁)は、東京都台東区にある活気あふれる商店街で、上野駅から御徒町駅間の約500メートルにわたり、約400の店舗が連なります。
食品や衣料品、雑貨などが所狭しと並び、特に年末には正月用品を求める人々で大混雑します。
本記事では、アメ横の混雑する時期や時間帯、エリアごとの混雑状況、混雑を避けるためのポイントなどを詳しく紹介します。
アメ横とは

項目 | 内容 |
---|---|
正式名称 | アメ横商店街連合会 |
通称 | アメ横、アメヤ横丁 |
所在地 | 東京都台東区上野〜御徒町 |
長さ | 約500メートル |
店舗数 | 約400店 |
アメ横は、戦後の闇市が発展した商店街で、飴を売る店が多かったことから「アメヤ横丁」と呼ばれ、やがて「アメ横」と略されるようになりました。
アメ横の混雑する時期

アメ横の混雑する時期について、紹介します。
時期 | 混雑度 | 備考 |
---|---|---|
年末(12月27日〜31日) | 非常に混雑 | 特に30日と31日はピーク |
ゴールデンウィーク | 非常に混雑 | 特に5月4日(みどりの日) |
夏休み(7月下旬〜8月) | 混雑 | お盆はやや落ち着く時間帯もあり |
春休み(3月下旬〜4月) | 混雑 | 週末・昼〜夕方がピーク |
土日祝日(通年) | やや混雑 | 午前10時〜午後3時が混雑しやすい |
年末の様子
アメ横の年末は、毎年約200万人が訪れるとも言われる大混雑ぶりです。
特に12月30日は最も混雑する日で、通り抜けるのにも時間がかかります。
2023年12月29日の午後には、通常6分で歩ける距離に約14分かかったという現地レポートもありました。
混雑する時間帯

時間帯 | 混雑状況 |
---|---|
10:00〜13:00 | 混雑が始まる時間帯 |
13:00〜16:00 | 混雑のピーク |
16:00〜18:00 | 混雑継続、飲食店も賑わう |
18:00以降 | 徐々に落ち着き始めるが場所による |
飲食店や食べ歩きエリアでは、閉店前の夕方まで賑わいが続きます。
特に休日は日中を中心に混雑する傾向があります。
混雑しやすいエリア

エリア | 特徴 |
---|---|
海産物店周辺 | 石山商店やあらいなどの前は特に混雑 |
衣料品店密集地 | スニーカーやスカジャンなどを扱う店舗が多く、週末は混み合う |
飲食店周辺 | 食べ歩きグルメが人気で常に人が集まりやすい |
アメ横の道幅は狭いため、わずかな人の流れでも混雑感が強く感じられます。
アメ横の営業時間(目安)
アメ横の営業時間の目安を紹介します。
店舗種別 | 営業時間(例) |
---|---|
鮮魚店・食品店 | 9:00〜19:00 |
衣料品店 | 10:00〜19:00 |
飲食店 | 7:00頃から営業開始、店舗により異なる |
アメ横センタービル | 10:00〜20:00 |
※営業時間は店舗により異なるため、訪問前に公式サイト等での確認をおすすめします。
混雑を避けるコツ

混雑を避けるコツについて紹介します。
- 平日の午前中に訪れる
- 特に11時までに訪れると比較的空いています。
- 年末を避ける
- どうしても行く場合は12月28日頃までに済ませると混雑を緩和できます。
- 目的を明確にする
- あらかじめ訪問したい店舗をリストアップしておくと、短時間で効率的に回れます。
- 交通手段は電車で
- 周辺の駐車場は混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです。
- 暑さ・寒さ対策を忘れずに
- 季節に応じた服装と、混雑で体調を崩さないように注意しましょう。
アメ横を楽しむポイント

アメ横では、買い物以外にも以下のような楽しみ方があります。
- 食べ歩き(小籠包、チョコレート、海鮮丼など)
- 値引き交渉の楽しさ
- 掘り出し物探し(衣類、雑貨)
- 二木の菓子、アメ横センタービルなどの名店めぐり
まとめ
アメ横は、東京を訪れる旅行者にとって欠かせないスポットの一つです。
その魅力は、活気ある雰囲気とバラエティ豊かな商品群にありますが、混雑する時期には計画的な訪問が不可欠です。
特に年末や連休などのピーク時には、混雑状況を把握したうえで、なるべく早い時間帯に訪れるなどの工夫をすることで、快適に楽しむことができます。
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