兵庫県姫路市にある姫路城は、日本を代表する世界文化遺産のひとつです。
東京から姫路城へのアクセス方法として、新幹線や飛行機、高速バス、レンタカーを利用するルートがあります。
現地での移動手段についても詳しく紹介します。
姫路城とは

姫路城は、兵庫県姫路市に位置する名城です。
1993年に日本発の世界文化遺産となり、多くの観光客で賑わいを見せる場所となっています。
世界文化遺産以外にも、国宝,重要文化財,特別史跡に指定。
これだけで、姫路城の価値が垣間見えますね。
姫路城が世界的に評価されている点について、以下のようなものが挙げられます。
- 木造建築で美的完成度が最高峰
 - 17世紀初頭に建築されたものが良好に保存
 - 日本独自の城郭構造
 - 築城してから大きな戦災を受けていない
 
特に最後に関して、大きく攻撃を受けたであろう2つの歴史的イベントを乗り越えたため、「不滅の城」と呼ばれることもあります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
東京から姫路城へのアクセス方法比較表
最初に、各移動手段の所要時間,費用の目安,メリット,デメリットをざっと紹介します。
| 移動手段 | 所要時間 | 費用目安 | メリット | デメリット | 
|---|---|---|---|---|
| 新幹線(のぞみ) | 約3時間4分 | 約15,000円 | 乗り換えなし 快適  | 費用が高め | 
| 飛行機(伊丹経由) | 約2時間30分 | 約12,000円~ | 所要時間が短い | 空港からの移動が必要 | 
| 飛行機(神戸経由) | 約2時間40分 | 約10,000円~ | LCC利用で安くなる場合あり | 乗り換えが多い | 
| 高速バス(夜行含む) | 8~10時間 | 5,000円~12,000円 | 費用が安い、宿泊費節約可 | 時間がかかる、疲れやすい | 
| レンタカー | 約7~8時間 | 約40000円~(高速料金・燃料代含む) | 自由なルートが取れる | 運転の負担、高速料金がかかる | 
各移動手段の詳細
ここでは、新幹線,飛行機,高速バス,レンタカーの詳細を紹介します。
新幹線を利用する

東京駅から姫路駅までは、新幹線を利用すると直通で移動できます。
新幹線を利用することで、シンプルかつ快適なアクセスが可能です。
- JR東海道新幹線 のぞみ
- ルート:東京駅 → 姫路駅(直通)
 - 所要時間:約3時間4分
 - 乗り換えなしでスムーズな移動が可能
 
 
姫路駅に到着後、北口に出て7番のりばから神姫バスに乗り、姫路城大手門前まで移動します。
ちなみに、そこまで距離があるわけではないので、歩いていっても問題ありません。
メリット・デメリット
メリットとデメリットは、下記のとおりです。
- メリット
- 最も楽に移動できる
 - 本数が多い
 - 予定を立てやすい
 
 - デメリット
- 料金が高い
 
 
飛行機を利用する

東京から姫路城へ飛行機で行く場合、以下の2つのルートがあります。
伊丹空港経由
まずは、伊丹空港経由の紹介です。
- 各駅 → 羽田空港
 
- 羽田空港 → 大阪国際空港(伊丹空港)
- 所要時間:約1時間10分
 
 - 伊丹空港 → 姫路駅(空港バス)
- 所要時間:1時間20分
 - 運賃:2,160円
 
 - 姫路駅 → 姫路城(神姫バス)
- 所要時間:4分
 - 運賃:100円
 - 徒歩でも行ける
 
 
神戸空港経由
次に、神戸空港経由の紹介です。
- 各駅 → 羽田空港
 
- 羽田空港 → 神戸空港(LCC便あり)
- 所要時間:1時間15分
 
 - 神戸空港 → 三宮駅(ポートライナー)
- 所要時間:18分
 - 運賃:330円
 
 - 三宮駅 → 姫路駅(JR新快速)
- 所要時間:40分
 - 運賃:970円
 
 - 姫路駅 → 姫路城(神姫バス)
- 所要時間:4分
 - 運賃:100円
 - 徒歩でも行ける
 
 
メリット・デメリット
メリットとデメリットは、下記のとおりです。
- メリット
- 新幹線より安い
 - 所要時間が短い
 
 - デメリット
- 乗り換えがめんどくさい
 - 空港まで遠いと時間とお金がかかる
 - 料金が予約した日や混雑状況で大きく異なる
 
 
高速バスを利用する

高速バスを利用すると、費用を抑えながら移動できます。
- 東京 → 姫路(夜行バス)
- 所要時間:8~10時間
 - 運賃:5,000円~12,000円(時期やバス会社により異なる)
 - 出発地:新宿、東京駅、池袋など
 - 到着地:姫路駅バスターミナル
 
 
メリット・デメリット
メリットとデメリットは、下記のとおりです。
- メリット
- 最も安い
 - 時間を効率的に使える
 - 宿泊費がかからない
 
 - デメリット
- 所要時間が長い
 - 疲れる
 - 睡眠不足になりやすい
 
 
レンタカーを利用する

レンタカーを利用することで、自由なルートを選択できます。
- ルート例:
- 東京 →(東名高速・新名神高速)→ 姫路
 
 - 所要時間:約7~8時間(途中休憩含む)
 - 高速料金:約40000円(ETC割引適用で変動)
 
メリット・デメリット
メリットとデメリットは、下記のとおりです。
- メリット
- 時間に縛られず自由な移動が可能
 - 途中で観光や食事を楽しめる
 - 複数人で行くと割り勘できる
 - 割り勘可能なら最安候補
 - 下道の利用で節約可能
 
 - デメリット
- 長時間の運転が必要
 - 高速料金や燃料代がかかる
 - 返却日時に注意が必要
 
 
姫路城周辺の移動手段

姫路駅からのアクセスについて、紹介します。
神姫バスの利用
姫路駅から姫路城への移動には神姫バスが便利です。
- 姫路駅北口 → 姫路城大手門前
- 所要時間:4~10分
 - 運賃:100円
 - 乗り場:姫路駅北口7番のりば
 
 
写真のように、姫路城のイラストが描いてあるので、すぐに分かります。
徒歩での移動

姫路駅から姫路城までは、歩いていくことも可能です。
時間は、約20分。
道中には飲食店や商店街があり、歩きながら姫路の街並みを楽しめます。
私は名古屋から車で姫路城へ行きましたが、観光後に姫路城から姫路駅まで歩きました。
その日の詳細は、↓をご覧ください。
レンタカー利用者向け駐車場情報
駐車場に関しては、こちらでまとめています。
合わせてご覧ください。
まとめ
この記事をまとめると、以下のとおりです。
- 新幹線が最も速くて快適だが高額
 - 飛行機は所要時間が短いが乗り換えが必要
 - 高速バスは安いが長時間移動になる
 - レンタカーは自由度が高いが運転の負担が大きい
 - 現地では神姫バスや徒歩での移動が便利
 
自分に合った移動手段を選び、姫路城観光を存分に楽しんでください!

  
  
  
  




コメント