仕事終わりにフィールドへ。
この日は見事な青空が広がり、暖かく心地よい気候のなかでの鳥見となりました。
湿原の空気もどこか軽やかで、期待感を持って観察開始です。
チゴハヤブサ

まずはチゴハヤブサ。
地元では渡りの個体を見かける程度の鳥ですが、ここでは探餌している姿を比較的よく観察できます。
とはいえ、普段は立ち入れない遠方で活動していることが多く、距離の壁を感じることもしばしば。
しかしこの日は様子が一変。
頭上を通過したり、目の前で採餌したりと、かなりアクティブに動いてくれました。
スピード感のある飛翔と俊敏な動きは見応え十分。
こうした距離感で観察できたのは貴重な体験でした。

ツメナガセキレイ

続いて、ツメナガセキレイ。
沼のほとりの草地に降りて採餌していました。
ただ、こちらの存在に気付いたのか、すぐに見通しの悪い低い草の中へ。
繁殖期終盤のタイミングということもあり、警戒心が強くなっている時期なのかもしれません。
無理に追わず、早めに距離を取って観察終了。
こういう判断もこの時期は特に重要ですね。
コウホネ

最後は鳥ではなく、コウホネ。
湿原の水面に黄色い花を咲かせていました。
コウホネはスイレン科の多年生水草で、夏に花を咲かせる植物です。
水底の白い地下茎が骨のように見えることから、その名が付けられています。
この地域では複数の種類が確認されているようですが、正確な同定は難しいところ。
おそらく一般的なコウホネだとは思いますが、植物は専門外なので断言はできません。
それでも、静かな水面に浮かぶ黄色い花は、湿原の風景にしっかりとしたアクセントを与えてくれていました。
見られた鳥
今回、見られた鳥は以下のとおりです。
| オシドリ | ハイタカ | シマセンニュウ |
| ヨシガモ | チュウヒ | マキノセンニュウ |
| カルガモ | トビ | メジロ |
| マガモ | オジロワシ | ムクドリ |
| キジバト | ノスリ | コムクドリ |
| アオバト | アカゲラ | ノビタキ |
| カワラバト | チゴハヤブサ | ニュウナイスズメ |
| ヒクイナ | モズ | スズメ |
| タンチョウ | ハシボソガラス | ツメナガセキレイ |
| オオジシギ | ハシブトガラス | ハクセキレイ |
| ウミネコ | シジュウカラ | ベニマシコ |
| オオセグロカモメ | ヒバリ | カワラヒワ |
| カワウ | ウグイス | ホオアカ |
| アオサギ | エナガ | アオジ |
| ダイサギ | コヨシキリ | オオジュリン |
| ミサゴ | エゾセンニュウ | 計47種 |
青空の下、活発に動く猛禽と、静かに佇む湿原の植物。
動と静の対比が印象的な一日となりました。
こうした環境の多様性も、北海道での鳥見の魅力のひとつです。
今後も引き続き、このフィールドの変化を追っていきたいと思います。


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