関越自動車道(関越道)は、首都圏から群馬・新潟の紅葉名所へアクセスできる主要ルートです。
紅葉・行楽シーズンとなる10月中旬から11月下旬にかけては、週末を中心に大規模な渋滞が発生しやすく、GWやお盆に匹敵する混雑となる年も珍しくありません。
この記事では、例年の傾向をもとに、関越道の混雑する時期や時間帯、渋滞が起きる理由、注意点を旅行者向けに詳しく解説します。
関越自動車道の基本情報

関越自動車道は、東京都と日本海側を結ぶ重要な高速道路で、観光・物流の両面で大きな役割を担っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起点・終点 | 練馬IC(東京都練馬区)〜長岡JCT(新潟県長岡市) |
| 総延長 | 約246.3km |
| 経由地 | 埼玉県、群馬県 |
| 管理会社 | NEXCO東日本 |
| 特徴 | 日本最長級の山岳トンネル(関越トンネル 約11km)を有する |
紅葉・行楽シーズンの混雑時期

関越道の混雑は、紅葉の見頃が標高の高い山から平地へ移り変わるのに合わせて、約1か月半続きます。
- 混雑が始まる時期
- 10月中旬頃から週末を中心に交通量が増加
- 混雑のピーク
- 10月下旬〜11月上旬
- 群馬県内(赤城山、榛名山、伊香保温泉周辺)の紅葉が最盛期
- 特に注意が必要な日
- 土日祝日
- 11月3日の文化の日を含む3連休
時間帯別の混雑傾向と渋滞ポイント

紅葉シーズンの関越道は、下り線と上り線で混雑する時間帯がはっきり分かれます。
| 方向 | 混雑する時間帯 | 主な渋滞発生地点 |
|---|---|---|
| 下り線(新潟・群馬方面) | 午前6時〜11時 | 高坂SA付近、花園IC付近、藤岡JCT付近 |
| 上り線(東京方面) | 午後15時〜21時 | 高坂SA付近、駒寄スマートIC付近 |
午前中は首都圏からの出発が集中し、下り線で断続的な渋滞が発生します。
午後から夜にかけては日帰り客の帰路が重なり、上り線では30kmを超える渋滞になることもあります。
関越道沿線の主な紅葉名所と見頃

関越道を利用してアクセスできる代表的な紅葉スポットと、例年の見頃は以下のとおりです。
| エリア・名所 | 見頃(例年) | 主な樹種 |
|---|---|---|
| 尾瀬(草紅葉) | 9月中旬〜下旬 | キンコウカ、ヌマガヤ |
| 赤城山・大沼 | 10月上旬〜下旬 | ナナカマド、ミズナラ、カエデ |
| 榛名山・榛名湖 | 10月下旬〜11月上旬 | カエデ、モミジ、カラマツ |
| 伊香保温泉(河鹿橋) | 10月下旬〜11月上旬 | モミジ、カエデ |
| 妙義山 | 11月上旬〜下旬 | モミジ、カエデ |
これらの名所へ向かうICが集中しているため、特定区間で渋滞が発生しやすくなります。
紅葉シーズンに渋滞が起きる主な理由

関越道の渋滞には、構造的な要因と観光需要の集中が大きく関係しています。
- サグ部による速度低下
- 高坂SA付近など、下り坂から上り坂に変わる地点で無意識に減速が起きる
- 観光地への出口集中
- 花園IC、渋川伊香保IC、下仁田ICなどに人気スポットが集中
- 日帰り観光客の多さ
- 首都圏から日帰り可能な距離のため、特定時間帯に車が集中
行楽シーズンの交通量の目安

紅葉シーズンの週末は、関越道全体の交通量が平日の約1.5倍から2倍に増加します。
- 日曜午後の上り線では
- 最大30km〜45kmの渋滞が発生する年もある
- 渋滞が長時間化しやすい理由
- 事故や工事がなくても自然渋滞が発生しやすい
利用時の注意点と対策

紅葉シーズンに関越道を利用する際は、以下の点に注意が必要です。
- 花園ICの出口渋滞
- 出口待ちの列が本線まで延びることがある
- 観光地駐車場の満車
- 伊香保温泉や赤城山周辺では、午前10時前後で満車になるケースが多い
- SA・PAの混雑
- 上り線の高坂SAや三芳PAは、進入に30分以上かかることもある
公共交通機関利用時の混雑状況

高速道路の渋滞を避けて鉄道を利用する人も多く、公共交通機関も混雑します。
- 上越新幹線
- 週末は「とき」「たにがわ」の自由席が非常に混み合う
- 在来線
- 吾妻線などのローカル線は、紅葉ハイキング客で混雑しやすい
まとめ
関越自動車道の紅葉・行楽シーズンは、10月中旬から11月下旬にかけて長期間にわたり混雑が続きます。
特に週末の下り線午前中、上り線夕方以降は大規模な渋滞が発生しやすいため、早朝出発や時間帯をずらした行動が重要です。
渋滞ポイントや注意点を事前に把握し、余裕を持った計画で秋のドライブや紅葉観光を楽しみましょう。


コメント