ゴールデンウィーク(GW)の関越自動車道(関越道)は、1年の中でも特に渋滞が激しくなる高速道路のひとつです。
首都圏から群馬・新潟、さらに長野方面へ向かう行楽客や帰省客が集中し、時間帯や日によっては数十キロ規模の渋滞が発生します。
この記事では、例年の傾向をもとに、GW期間中の関越道の混雑時間帯や渋滞ポイント、走行時の注意点を旅行者向けに詳しく解説します。
関越自動車道の基本情報

関越自動車道は、東京都と新潟県を結ぶ日本有数の長距離高速道路で、観光・物流の両面で重要な役割を担っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起点・終点 | 東京都練馬区(練馬IC)~ 新潟県長岡市(長岡JCT) |
| 総延長 | 約246.3km |
| 経由地 | 埼玉県、群馬県 |
| 運営会社 | NEXCO東日本 |
| 主な特徴 | 日本最長級の山岳トンネル(関越トンネル)を含む |
| 接続路線 | 圏央道、北関東道、上信越道、北陸道 |
首都高速道路と直接接続していない点や、レジャー利用が非常に多い点も、GWの混雑を助長する要因となっています。
GW期間中の混雑スケジュールと時間帯

関越道のGW渋滞は、連休後半に特に集中するのが大きな特徴です。
下り線と上り線でピーク日と時間帯がはっきり分かれます。
| 方向 | ピーク日(例年) | 激しい時間帯 | 渋滞規模 |
|---|---|---|---|
| 下り線(新潟方面) | 5月3日・4日 | 5:00〜13:00 | 最大30〜45km |
| 上り線(東京方面) | 5月4日・5日 | 15:00〜22:00 | 最大35〜45km |
特に午前8時前後や夕方18時前後は渋滞が一気に伸びやすく、移動時間が通常の2〜3倍になることもあります。
混雑が発生しやすい主な渋滞ポイント
関越道には、構造的な理由で渋滞が起こりやすい場所がいくつか存在します。
- 高坂SA付近(上下線)
- 緩やかな上り坂のサグ部で速度低下が起こりやすく、関越道最大の渋滞ポイント
- 花園IC・寄居BS付近(上下線)
- IC合流と勾配変化が重なり、ブレーキの連鎖が発生しやすい
- 藤岡JCT付近(下り線)
- 上信越道と分岐するため車線変更が多く、交通が集中する
これらの地点では、事故が起きていなくても自然渋滞が頻発します。
GW期間中の交通量と所要時間の目安

GW中の関越道は、交通量が平常時の2倍以上に膨れ上がることがあります。
- 10km以上の渋滞が期間中に100回以上発生する年もある
- 練馬IC〜高崎ICの所要時間が通常約1時間半のところ、3時間以上かかるケースも多い
- 一度渋滞に巻き込まれると、解消まで長時間を要する傾向がある
時間に余裕を持った計画が不可欠です。
サービスエリア・パーキングエリアの混雑状況

GW中はSA・PAの混雑も深刻で、休憩タイミングを誤るとさらに時間を失う可能性があります。
- 三芳PA、高坂SA、上里SAは朝から夜遅くまで満車状態が続きやすい
- 駐車場待ちの列が本線まで伸び、トイレ休憩だけで30分以上かかることもある
- 混雑するSAを避け、手前のPAで早めに休憩を取るのが有効
新幹線など他交通機関への影響

関越道の渋滞を避けて鉄道を利用する人も多く、並行路線にも影響が出ます。
- 上越新幹線・北陸新幹線は連休初日の下り、最終日の上りで非常に混雑
- 自由席は乗車率100%超となり、立ち乗りになるケースも珍しくない
- 指定席の事前予約が重要
GWに走行する際の注意点

GW期間中は、通常とは異なるルールやリスクもあります。
- ETC休日割引はGW期間中は適用外となる
- 事故や故障車による一時的な車線規制で、渋滞が急激に悪化することがある
- 花園ICや渋川伊香保IC周辺では、一般道まで続く出口渋滞が発生しやすい
出発前に最新の交通情報を必ず確認しましょう。
帰省・Uターンのピークと回避のコツ

帰省とUターンでは、特に注意が必要な時間帯があります。
- 帰省ピーク(下り)
- 5月3日の早朝が最も混雑
- 午前4時台までに練馬ICを通過できるかが分かれ目
- Uターンピーク(上り)
- 5月5日の午後が最高潮
- 午前中の早い時間帯、または22時以降の通過が比較的走りやすい
可能であれば、ピーク日を1日ずらすだけでも大きな効果があります。
まとめ
関越自動車道のGW渋滞は、時間帯と日程を誤ると数十キロ規模に発展します。
下りは5月3日・4日の朝、上りは5月4日・5日の夕方以降が最大の山場です。
渋滞ポイントやSAの混雑を理解し、早朝出発や深夜通過などの工夫を取り入れることで、移動のストレスを大きく減らすことができます。
事前準備と情報収集を徹底し、余裕を持ったGWドライブを心がけましょう。


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