年末年始の関越自動車道は、帰省客に加えて新潟・群馬方面のスキー・スノーボード客が集中し、全国でも特に混雑しやすい高速道路の一つです。
下り線と上り線でピークが大きく異なり、時間帯を誤ると長時間の渋滞に巻き込まれることも珍しくありません。
この記事では、例年の傾向をもとに、関越道の年末年始の混雑時間帯や渋滞の原因、利用時の注意点を詳しく解説します。
関越自動車道の基本情報

関越自動車道は、首都圏と日本海側を結ぶ重要な幹線道路です。
物流だけでなく、観光やレジャーの利用も非常に多く、年末年始は交通量が急増します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 起点 | 東京都練馬区(練馬IC) |
| 終点 | 新潟県長岡市(長岡JCT) |
| 総延長 | 約246.3km |
| 主な経由地 | 埼玉県、群馬県 |
| 運営会社 | NEXCO東日本 |
| 特徴 | 日本最長級の山岳トンネル(関越トンネル)を有する |
年末年始の営業状況と全体的な混雑傾向

年末年始でも関越道自体は通常どおり利用できますが、交通量は大きく変動します。
特にサービスエリアやパーキングエリアの混雑には注意が必要です。
サービスエリア・パーキングエリアの営業
SA・PAは基本的に年末年始も24時間利用できます。
ただし、飲食店の営業時間は通常と異なる場合があります。
- ガソリンスタンドは原則24時間営業
- フードコートは24時間営業が多い
- レストランや専門店は12月31日に短縮営業、1月1日は特別メニューになることが多い
時期別の混雑傾向
年末年始期間中でも、日によって混雑の度合いは大きく異なります。
| 期間 | 混雑の傾向 |
|---|---|
| 12月28日〜30日 | 下り線が最も混雑し、朝から渋滞が発生しやすい |
| 12月31日〜1月1日 | 比較的空いており、元日午前中は特に走りやすい |
| 1月2日〜3日 | 上下線ともに最大ピークで、長距離渋滞が頻発 |
下り線と上り線の混雑時間帯

関越道は進行方向によって混雑する時間帯がはっきり分かれます。
事前に把握しておくことで、渋滞回避がしやすくなります。
下り線(新潟方面)のピーク
年末の帰省やスキー客が集中するため、午前中を中心に渋滞が発生します。
- 午前7時〜11時
- 練馬IC付近から高坂SA周辺を先頭に断続的な渋滞
- 12月29日・30日は特に混雑しやすい
上り線(東京方面)のピーク
Uターンと行楽帰りが重なる午後から夜にかけてが最も混雑します。
- 午後14時〜21時
- 高坂SA、鶴ヶ島IC付近を先頭に30km以上の渋滞が発生する年もある
- 1月2日・3日は終日注意が必要
関越道で渋滞が発生しやすい理由

関越道特有の地形や利用目的が、年末年始の激しい渋滞を引き起こしています。
- 高坂SA付近などのサグ部で速度低下が起こりやすい
- 湯沢・沼田エリアのスキー場からの帰路が夕方に集中する
- 花園IC周辺の大型商業施設への買い物客が合流する
年始のイベントに伴う混雑ポイント

三が日は沿線イベントの影響で、特定のICやSAが混雑します。
初詣によるIC周辺の混雑
沿線の有名神社へ向かう車で、出口付近が詰まりやすくなります。
- 渋川伊香保IC(群馬方面)
- 花園IC(埼玉方面)
初日の出とサービスエリア
元日早朝は、景色の良いSAに立ち寄る車が集中します。
- 上里SA
- 赤城高原SA
冬季特有の交通規制と注意点

関越道は豪雪地帯を通過するため、冬ならではの規制が渋滞の原因になることがあります。
- 水上IC〜湯沢IC間で冬用タイヤ規制やチェーン規制が実施されやすい
- タイヤチェックによる一時的な渋滞が発生する
- スタッドレスタイヤの装着は必須
利用時に気をつけたいポイント

年末年始の関越道を利用する際は、事前準備と時間管理が重要です。
- 高坂SA手前で渋滞すると、次の休憩まで1時間以上かかる場合がある
- トイレや給油は早めに済ませておく
- 可能であれば1月2日の上り線利用を避ける
まとめ
関越自動車道の年末年始は、下り線は12月末、上り線は1月2日・3日に大きなピークを迎えます。
特にスキー客と帰省客が重なることで、長距離渋滞やSAの満車が頻発します。
時間帯をずらす、事前に休憩を取る、冬装備を万全にするなどの対策を取ることで、年末年始でも比較的安全で快適な移動が可能になります。


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