湘南・鎌倉観光に欠かせない江ノ島電鉄は、お盆期間になると年間でもトップクラスの混雑が発生します。
海水浴や夏休み観光、帰省が重なることで、駅構内の入場規制や満員電車が日常的に起こります。
この記事では、江ノ電のお盆時期の混雑状況や時間帯ごとの特徴、帰省・Uターンの影響、旅行者が知っておくべき注意点を詳しく解説します。
江ノ島電鉄(江ノ電)の基本情報

まずは、江ノ電の路線概要を把握しておきましょう。
路線の特性を知ることで、なぜお盆に混雑しやすいのかが理解しやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 藤沢駅〜江ノ島駅〜鎌倉駅(全15駅) |
| 距離 | 10.0km |
| 所要時間 | 全線通しで約34分 |
| 編成 | 4両編成 |
| 運行間隔 | 日中約14分間隔 |
| 特徴 | 海沿い区間や併用軌道など観光色が強い路線 |
江ノ電は輸送力が限られている一方、観光価値が非常に高いため、繁忙期には慢性的な混雑が発生します。
お盆期間の混雑状況とピーク日

お盆期間(8月13日〜16日頃)は、江ノ電が一年で最も混み合う時期の一つです。
特に8月13日から15日にかけては、連日ピークレベルの混雑となります。
- 混雑ピーク日
- 8月13日〜8月15日
- 主な混雑駅
- 鎌倉駅
- 藤沢駅
- 長谷駅
- 鎌倉高校前駅
主要駅では改札前に長い列ができ、入場規制が行われることもあります。
ホームに入れても、満員で1〜2本見送るケースは珍しくありません。
混雑する時間帯とその理由

時間帯によって混雑の方向や原因が変わるのが、お盆時期の江ノ電の特徴です。
午前中(9時〜11時)
観光開始時間と重なるため、下り方面(藤沢・鎌倉から江ノ島方面)が特に混み合います。
- 宿泊客と日帰り観光客の移動が集中
- 江ノ島や長谷寺を目指す利用者が多い
日中〜午後(10時〜17時)
お盆期間で最も混雑が激しい時間帯です。
- 海水浴客の大量移動
- 鎌倉高校前駅での撮影目的の下車・乗車が集中
- 観光地周辺駅でホームが滞留
この時間帯は、乗車まで20〜40分以上待つこともあります。
夕方以降(15時〜18時)
観光帰りの利用者が一斉に移動し、上り方面(江ノ島から鎌倉・藤沢)が満員状態になります。
- Uターン客と日帰り観光客が重なる
- JRや小田急への乗り換え客が集中
帰省・Uターンによる影響

お盆期間は観光客だけでなく、帰省・Uターン客の存在も混雑を悪化させます。
- 帰省ピーク
- 8月11日〜13日
- Uターンピーク
- 8月15日〜16日
家族連れや大人数グループの利用が増えるため、車内の圧迫感は通勤ラッシュ並みになります。
ベビーカーや大きな荷物を持っている場合、乗車自体が難しくなることもあります。
駐車場の混雑と交通規制

車で江ノ電沿線にアクセスする場合、お盆期間は特に注意が必要です。
駐車場の状況
主要な駐車場は早朝から満車になります。
- 午前8時台には満車になるケースが多い
- 出庫待ちの列が国道134号の渋滞を悪化
交通規制
- 鎌倉駅周辺で車両進入制限
- 江ノ島入口付近で一時的な交通規制
結果として、車での移動は公共交通機関以上に時間が読めなくなります。
お得な乗車券と活用のコツ

混雑時でも移動回数が多い場合は、フリーきっぷの活用が有効です。
- 1日乗車券 のりおりくん
- 大人800円
- 全線乗り降り自由
- EMotアプリのデジタル版あり
改札での精算回数を減らせるため、混雑時のストレス軽減につながります。
お盆に江ノ電を利用する際の注意点

旅行者が特に意識しておきたいポイントを整理します。
- 住民優先入場制度
- お盆期間は原則実施されない
- 観光客も地元客も同じ列に並ぶ必要あり
- 熱中症対策
- 屋外での待ち時間が長い
- 水分、帽子、日傘は必須
- 観光開始時間
- 朝8時〜9時30分までの到着がおすすめ
- 混雑ピーク前に主要観光地を回れる
まとめ
お盆期間の江ノ電は、移動手段というよりも観光体験の一部と考えたほうが現実的です。
10時〜17時は特に混雑が激しく、満員電車や長時間待ちが発生します。
早朝行動やフリーきっぷの活用、時間に余裕を持った計画を立てることで、混雑によるストレスを最小限に抑えることができます。
江ノ電の特性を理解したうえで、無理のない旅程を組むことが、快適なお盆旅行の鍵となります。



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