新富士駅は、東海道新幹線の中でも珍しい新幹線専用駅で、富士山観光の玄関口として利用されています。
一方で、在来線と接続していないため、滞在時間や移動手段を考えずに訪れると
「思ったより時間が余った」
「移動が大変だった」
と感じることもあります。
この記事では、新富士駅を起点にした観光の所要時間の目安や見どころ、短時間でも楽しめる暇つぶし方法まで、旅行客向けに分かりやすく解説します。
新富士駅の基本情報と観光拠点としての特徴

新富士駅は静岡県富士市に位置するJR東海の東海道新幹線専用駅です。
富士山に最も近い新幹線駅の一つとして知られ、天候が良ければ駅構内からも雄大な富士山を望めます。
ただし、在来線との接続がない点は観光計画を立てるうえで重要なポイントです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県富士市川成島 |
| 開業日 | 1988年3月13日 |
| 駅構造 | 高架駅・2面2線(中央に通過線あり) |
| 停車列車 | こだまのみ |
| 在来線接続 | なし(JR富士駅まで約2km) |
新富士駅周辺観光の所要時間の目安

新富士駅周辺の観光は、短時間で完結するスポットと、移動時間を含めて半日以上かかるスポットに分かれます。
自分の滞在時間に合わせて行き先を選ぶことが大切です。
| スポット | 所要時間(片道目安) | 主な移動手段 |
|---|---|---|
| ふじのくに田子の浦みなと公園 | 約15分 | バス |
| 富士山夢の大橋 | 約7分 | 車・タクシー |
| 大淵笹場 | 約24分 | 車・タクシー |
| 白糸の滝 | 約1時間 | 車・バス(富士宮駅経由) |
| 富士サファリパーク | 約37分 | 車・タクシー |
1〜2時間で楽しめるサクッと観光スポット
新幹線の待ち時間や次の予定までの空き時間が1〜2時間程度ある場合でも、新富士駅周辺には立ち寄りやすい観光スポットがあります。
- ふじのくに田子の浦みなと公園
- 富士山と駿河湾を同時に楽しめる展望スポットで、短時間でも満足度が高いです。
- 移動と見学を含めて1時間から1時間半ほどが目安です。
- 富士山夢の大橋
- 富士山を背景にした写真撮影で人気のスポットです。
- 写真撮影が中心であれば45分から1時間程度で楽しめます。
- 駅周辺での軽い散策と食事
- 駅直結の商業施設を利用すれば、移動時間をかけずに食事や買い物ができます。
- 30分から1時間ほどの暇つぶしに向いています。
半日〜1日かけて巡る周辺観光スポット
時間に余裕がある場合は、新富士駅から少し離れた富士山麓エリアまで足を延ばすのもおすすめです。
これらのスポットは移動時間が長くなるため、レンタカーやタクシーの利用が現実的です。
- 白糸の滝
- 富士山の雪解け水が流れ落ちる名瀑で、見学時間を含めると2時間程度は見ておきたい場所です。
- 富士山本宮浅間大社
- 富士信仰の中心地として知られ、境内散策に1時間前後かかります。
- 富士サファリパーク
- 園内見学に2〜3時間ほど必要で、家族連れや動物好きの方に人気があります。
新富士駅での暇つぶし方法

新富士駅はこだま号のみ停車するため、待ち時間が発生しやすい駅です。
駅構内や徒歩圏内でできる暇つぶしを知っておくと安心です。
- ASTY新富士
- 駅に隣接した商業施設で、飲食店や土産店が揃っています。
- カフェ利用
- 富士山が見えるカフェもあり、軽作業や休憩に向いています。
- 観光案内所の利用
- 周辺観光の情報収集やレンタサイクルの手配ができ、時間を有効に使えます。
観光計画を立てる際の注意点

新富士駅周辺の観光では、移動手段とバスの本数に注意が必要です。
バスは本数が少ない路線も多いため、事前に時刻表を確認することをおすすめします。
また、効率よく複数スポットを回りたい場合は、レンタカーやタクシーを前提に計画を立てると無理がありません。
まとめ
新富士駅の観光所要時間は、駅周辺だけなら1〜2時間、富士山麓まで足を延ばすなら半日から1日が目安です。
在来線と接続していない新幹線単独駅という特徴を理解し、移動時間を含めた計画を立てることで、限られた時間でも満足度の高い観光ができます。
新富士駅を利用する際は、滞在時間に合わせて無理のない観光プランを選びましょう。



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