2024年もついに終わりを迎えました。
ということで、1年間で見られた鳥を振り返りたいと思います。
1月
1月は、1日に筑波山,2日に渡良瀬遊水地と鳥づくしの日々からスタートです。
年始は、他にも実家の周辺などで鳥を見ていました。
韓国
1/18〜22まで、韓国で鳥見してきました!
人生3回目の韓国。
初めて見る鳥,前回大外しした鳥など、かなりの鳥を見ることができました。
総種数:101種
詳細は↓をご覧ください。
MF
当然、MFでも鳥見をしています。
2023年の秋頃から飛来していた、コウノトリを見ることができました。
他にも…
10羽以上のツクシガモが飛来したり、複数越冬していたチュウヒを個体識別したりなどして、楽しんでいました。
2025年は、どのようにスタートできるのか楽しみですね。
2月
2月から、ブログでの鳥見記録の掲載が開始しました!
最初の記録は、千葉県からガタガールが飛来した際のものです↓。
どうまとめていこうか、悩みに悩んだ初々しい記事となっています。
懐かしいですね…。
仕事先にて
仕事でホテルに宿泊する機会が多いので、私はそのたびに周辺で鳥を見ています。
2/7に宿泊先のホテルへ鳥を見ながら向かっていると、ニシオジロビタキがいるではないですか!
当たり年とは聞いていましたが、こんなにもすんなり見られるとは。
嬉しすぎますね。
ヤング探鳥会の開催
2/24に藤前干潟にて、ヤング探鳥会を開催しました。
参加者数:33名
確認種数:48種
ヘラサギ,ツクシガモ,ホオジロガモなど、十分な結果です。
MFなど
他にも越冬コサメビタキを見られたり、ヒレンジャク,キレンジャクをしっかり見られたりなど
小鳥でかなり盛り上がった月になりました!
3月
3月は仕事が激化し、プライベートの鳥見時間がかなり少なくなってくる月です。
そんな中、単発で滋賀へ遠征。
滋賀県遠征
この日は、サンカノゴイを見に滋賀へ!
4年前に韓国で見た鳥ですが、そのときは足元にいた個体に気付かず飛ばしてしまった苦い思い出が…。
今回は、しっかり撮影もできて良かったです。
MF
3月のMF池に、ヘラサギが飛来!
単純に珍しいというのと、私が最も好きな鳥ということで、テンション爆上がりです。
また、ヨシガモが入るといった珍事件も発生。
渡りの時期は何が入るか分かりませんね!
4月
4月ということで、春渡りが激しい時期となりました。
忙しいは理由にならないため、仕事の合間を縫って鳥見。
今年も、小鳥を多く見られました。
5月
5月は、春渡りの後半戦!
この月も、仕事の前後といった隙間時間で鳥見。
シギチをメインに観察しました。
5/3のムナグロ150以上の群れは、感動ものでしたね。
ヤング探鳥会
5/4に庄内緑地にて、ヤング探鳥会を開催しました。
参加者数:37名
確認種数:29種
小鳥をメインに探し、キビタキやセンムシ,エゾムシといった夏鳥を多く確認!
そんな中、参加者を盛り上げたのがカワウ。
狭い池の中で、200羽を近くのカワウが追い込み漁を披露。
圧巻の一言でした。
6月
春渡りが一段落し、地元の鳥が少なくなる時期がやってきました。
とはいえ、アジサシ類が乱舞したり、留鳥達の頑張りが目についたりと楽しい時期でもあります。
大台ケ原
鳥が少ないなら、多いところへ行けばいいじゃない!
そんな発想で足を運んだのは、大台ケ原。
人生で4回目ですが、プライベートは初の舞台!
コマドリやキクイタダキなど、多くの小鳥を見られました。
登山に関する内容は↑、鳥に関する内容は↓をご覧ください。
MF
6月のMFをのラインナップはこんな感じです!
サムネにはなっていませんが、特筆すべきはセイタカシギ。
複数羽がしばらく常駐し、楽しませてもらいました。
アジサシ類が多く飛来したり、マガモがMF池で繁殖したりと、他にも面白いポイントが多かったです。
7月
留鳥組がベビーラッシュを迎える時期になりました。
近所のハクセキレイやホオジロが、幼鳥を連れてウロウロしています。
御嶽山
7/22に御嶽山登山へ行ってきました。
御嶽山といえば、2014年に発生した水蒸気噴火で知られている山です。
戦後最悪の火山災害と言われています。
噴火について予習してから足を運び、様々なことを学びつつ、多くの鳥を見ることができました。
ライチョウ以外の高山性鳥類を、ほぼ見られたと思います。
登山に関する内容は↑、鳥に関する内容は↓をご覧ください。
MF
MFはとにかくベビーラッシュ!
カモも小鳥も幼鳥連れが目立ちます。
カルガモとマガモの親子に関しては、少し悲しいことも…。
日が経つに連れ、1羽ずつ減っていくのを見ると悲しくなってきますね。
8月
秋渡りが徐々に活発になる8月。
仕事の前後で鳥を見つつ、高山へ遠征も!
木曽駒ヶ岳
8月といえば、高山の季節!
雪山に行く力量はないので、この時期にきっちり行っておかなければなりません。
ライチョウにホシガラス…
高山らしい鳥達を見ることができました。
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MFなど
MFで秋渡り最初の小鳥は、8/14に到着したセンダイムシクイ。
変なところにオオタカがいたり、オオミズナギドリが近かったりと、様々な鳥に楽しませてもらいました!
9月
秋渡りががっつり始まる時期!
本来なら仕事が落ち着く時期ですが、今年は10月末まで密に詰まっていました。
しかし、県外での仕事が多かったため、移動日にがっつり鳥見!
そのおかげで、人生の目標を達成することができました。
四国
まずは、所属団体の研修旅行で行った徳島県と香川県。
上勝町のリサイクルや豊島事件の詳細について学んできました。
豊島事件は本当にひどかったですね…。
鳥見の場所は、吉野川河口が主な舞台です。
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兵庫県
山口で仕事だったため、各地を転々としながら移動していました。
その一箇所目が、姫路城です。
元サギ研究者としては、白鷺城の異名を持つ姫路城には行ってみたかったんですよね。
そこでは、渡り途中の小鳥もちらほら見られました!
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山口県1
人生の目標を達成した、角島の道中。
この日は砂浜環境を転々としながら移動し、とんでもない数のハマシギとトウネンを見ていました。
ヨロネンやヒメハマがいたらいいなーという感覚だったのですが、なんとそこにいたのはヘラシギ。
こんな豪運があって良いのでしょうか。
ヘラシギの自力発見は人生の目標だったので、本当に嬉しかったです。
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山口県2
下関や福岡で観光しつつ、鳥見!
曽根干潟や秋吉台など、行きたかった場所を巡ってきました。
曽根干潟といえばズグロカモメのイメージがありますが、時期的にまだ飛来していなかったです。
しかし、他に存在感を放っている鳥がいました。
それは、ダイシャクシギです。
その数、なんと20羽…笑
MF干潟でも、大型シギがここまで飛来することはないので、新鮮な気持ちになりましたね。
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伊良湖岬
山口から帰還し、翌日に伊良湖岬へ!
毎年9月末に行っており、今年も行けて良かったです。
結果は良くなかったですが、渡りを実感できたので良しとしましょう。
ヤング探鳥会
9/29に藤前干潟にて、ヤング探鳥会を開催しました!
参加者数:27名
確認種数:49種
オグロシギやオオソリハシシギなど、シギチを多く確認。
やっぱりこの干潟は最高です。
MFなど
今年の9月は波乱の結果になりました!
まずは、小鳥。
今年はとにかくヤマガラが当たり年ですね。
MFではヤマガラは来る年と来ない年がはっきりしており、来ない方がメジャーです。
そんな中、今年のヤマガラはとんでもない数が飛来しました。
MFがここまでオレンジに染まるとは…!
他にも、コウノトリが一気に6羽も飛来する奇跡や、ヨーロッパトウネン、チュウヒの幼鳥など見応えたっぷりな月となりました。
10月
秋渡り真っ只中の10月。
上述した通り、仕事が密に詰まっている月です。
しかし、この月も山口での仕事があったため、移動日にがっつり鳥見できました。
彦根城
まずは、彦根城。
彦根城は、滋賀県彦根市に位置する国宝5城の一角です。
観光しつつ鳥見してきました。
ジョウビタキを今季初認したり、ダイサギがギンヤンマを捕獲したりと、なかなか楽しかったです。
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岡山県
彦根城を後にし、岡山県へ。
行き先は、岡山城,岡山後楽園,吉備津神社,倉敷美観地区です。
観光メインだったので、鳥は少なめ。
拙い英語ですが、外国の方と鳥の話ができて楽しかったです。
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山口県
続いて、山口県へ。
仕事が早く終わったため、その周辺で鳥見。
1000羽以上のアトリの群れを発見し、軽く感動しましたね…。
鳥の群れって大好きなんですよね。
マガンの塒入りとか、ハマシギの乱舞とか見てると、「命」って感じがするんですよ。
それに、見ていて面白いです。
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石見銀山や砂浜
山口県を後にし、島根県へ。
アクアスの周辺や、石見銀山の周辺で鳥見。
こちらにもアトリの大きな群れが飛来していて、見入っていました。
他にもノゴマがウロウロしたり、遠くの海上をオオミズナギドリが飛翔したりと、満足感高めです。
種数は控えめなのが、惜しいぐらいですね…。
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宍道湖・中海
10/29に宍道湖と中海へ。
どちらも、ラムサール条約登録湿地です。
そんな場所に多く飛来していたのが、マガンとコハクチョウ!
久々に見ると、あの巨体に圧倒されますね。
変なのがいないか探したところ、ハクガンを発見!
今まで韓国でしか見たことなかったので、日本で初認となりました。
ヘラシギに続き、最高すぎますね…。
MFなど
毎年恒例の鳥が、続々と飛来しました。
シギチも小鳥もいつも通りで安心です。
観光だけ
原爆ドームと、すでに閉館しているマリホ水族館へ行ってきました。
よかったら、合わせてご覧ください。
11月
ようやく、仕事が落ち着く月がやってきました。
記事にはしてないですが、空いている日はほぼほぼモーニングフライトへお出かけ。
鳥見に費やす月となりました。
JBF
11/2 と 3に、Japan Bird Festivaが開催されました。
開催日の前日と、二日目の朝に鳥見。
前者は三番瀬と谷津干潟で、後者は手賀沼で鳥を見ました。
後者では千葉エナガを探しましたが、いなかったですね…。
リベンジです。
ヤング探鳥会
11/24に名城公園にて、ヤング探鳥会を開催しました。
参加者数:15名
確認種数:38種
カモ類の個体数が極めて少ない中、良くぞ38種も出てくれました。
MFなど
JBFから帰ってきて、MFへ。
MFは遠い鳥をスコープで探すのが当たり前ですが、この日はハマシギが非常に近い位置にいました。
風が強く、釣り人がいなかったのが大きかったかと思います。
ちなみに、MFでアオジを今季初初認しました。
12月
最も鳥を見た月。
まだ記事が追いついていないので、写真を数枚掲載するだけにしておきます。
記事が追いついたら、編集します。
琵琶湖
12月は、琵琶湖へ2回行きました。
2回目に足を運んだ際、20分だけオオワシを見に行ったのですが、いきなり頭上を飛翔!
徳を積んでて良かったです。
宍道湖・中海
12月上旬に、宍道湖と中海へ。
数百羽のコハクチョウの中に、1羽だけオオハクチョウが混ざっていました!
今季初認です。
年末恒例いつメン鳥見
年末恒例のいつメン鳥見へ!
アオシギ,ツルシギ,ホオアカなどが見られました。
案内してくれたN君、同行してくれたHさんとK君・・・
今年もありがとうございました!
2024年ラストの鳥
12/31に、2024年ラストのMFへ。
最後に確認した鳥は、ズグロカモメでした。
イヤーリスト
2024年のイヤーリストは、以下のとおりです。
コクガン | ハマシギ | ホシガラス |
ハクガン | ヨーロッパトウネン | ミヤマガラス |
ヒシクイ | ヒメハマシギ | ハシボソガラス |
マガン | ヤマシギ | ハシブトガラス |
コブハクチョウ | アオシギ | キレンジャク |
コハクチョウ | オオジシギ | ヒレンジャク |
オオハクチョウ | タシギ | ヒガラ |
ツクシガモ | ソリハシシギ | キバラガラ |
オシドリ | イソシギ | ヤマガラ |
トモエガモ | クサシギ | コガラ |
シマアジ | キアシシギ | シジュウカラ |
ハシビロガモ | アカアシシギ | ツリスガラ |
オカヨシガモ | コアオアシシギ | ヒバリ |
ヨシガモ | タカブシギ | ヒヨドリ |
ヒドリガモ | ツルシギ | ショウドウツバメ |
カルガモ | アオアシシギ | ツバメ |
マガモ | ユリカモメ | イワツバメ |
オナガガモ | ズグロカモメ | コシアカツバメ |
コガモ | ウミネコ | ウグイス |
オオホシハジロ | カモメ | ヤブサメ |
ホシハジロ | セグロカモメ | エナガ |
メジロガモ | オオセグロカモメ | センダイムシクイ |
キンクロハジロ | コアジサシ | エゾムシクイ |
スズガモ | アジサシ | メボソムシクイ |
ビロードキンクロ | クロハラアジサシ | オオムシクイ |
ホオジロガモ | ウミスズメ | オオヨシキリ |
ミコアイサ | オオミズナギドリ | コヨシキリ |
カワアイサ | コウノトリ | セッカ |
ウミアイサ | ヒメウ | メジロ |
コウライアイサ | ウミウ | キクイタダキ |
ライチョウ | カワウ | ミソサザイ |
ヤマドリ | トキ | ゴジュウカラ |
キジ | ヘラサギ | ムクドリ |
ウズラ | クロツラヘラサギ | コムクドリ |
コジュケイ | サンカノゴイ | ホシムクドリ |
タイリクキジ | ヨシゴイ | トラツグミ |
ヨタカ | ミゾゴイ | マミジロ |
アマツバメ | ゴイサギ | ワキアカツグミ |
ヒメアマツバメ | ササゴイ | クロツグミ |
ジュウイチ | アマサギ | マミチャジナイ |
ホトトギス | アオサギ | シロハラ |
ツツドリ | ダイサギ | アカハラ |
カッコウ | チュウサギ | ツグミ |
キジバト | コサギ | エゾビタキ |
アオバト | クロサギ | コサメビタキ |
コウライバト | ミサゴ | オオルリ |
カワラバト | ハチクマ | ノゴマ |
クイナ | クロハゲワシ | コルリ |
バン | クマタカ | コマドリ |
オオバン | ツミ | キビタキ |
ヒクイナ | ハイタカ | ニシオジロビタキ |
カナダヅル | オオタカ | ルリビタキ |
マナヅル | チュウヒ | ジョウビタキ |
タンチョウ | ハイイロチュウヒ | イソヒヨドリ |
ナベヅル | トビ | ノビタキ |
カイツブリ | オオワシ | カワガラス |
カンムリカイツブリ | オジロワシ | ニュウナイスズメ |
ハジロカイツブリ | サシバ | スズメ |
ミヤコドリ | オオノスリ | イワヒバリ |
セイタカシギ | ノスリ | カヤクグリ |
タゲリ | アオバズク | キセキレイ |
ケリ | コミミズク | ハクセキレイ |
ムナグロ | ワシミミズク | セグロセキレイ |
ダイゼン | フクロウ | ビンズイ |
ハジロコチドリ | ヤツガシラ | タヒバリ |
イカルチドリ | ブッポウソウ | アトリ |
コチドリ | アカショウビン | シメ |
シロチドリ | カワセミ | イカル |
メダイチドリ | ヤマセミ | ウソ |
チュウシャクシギ | アリスイ | ベニマシコ |
ホウロクシギ | コゲラ | カワラヒワ |
ダイシャクシギ | アカゲラ | マヒワ |
オオソリハシシギ | アオゲラ | ホオジロガモ |
オグロシギ | チョウゲンボウ | ホオアカ |
キョウジョシギ | コチョウゲンボウ | カシラダカ |
オバシギ | チゴハヤブサ | ミヤマホオジロ |
コオバシギ | ハヤブサ | シベリアアオジ |
エリマキシギ | ヤイロチョウ | アオジ |
キリアイ | サンショウクイ | クロジ |
ウズラシギ | リュウキュウサンショウクイ | シベリアジュリン |
サルハマシギ | サンコウチョウ | オオジュリン |
オジロトウネン | モズ | ダルマエナガ |
ヘラシギ | カケス | ソウシチョウ |
トウネン | オナガ | ガビチョウ |
ミユビシギ | カササギ | ホンセイインコ |
計255種はすごい!
でも、韓国で見た鳥も合わせるのはずるいですよね。
これを除くと236種。
外来種も除くと230種。
2024年も良い年になりました!
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