東京ディズニーシーでも屈指の恐怖アトラクションが「タワー・オブ・テラー」です。
同じアトラクションでもA・B・Cの3種類のツアーに分かれており、体験の怖さが変わることはあまり知られていません。
本記事では、それぞれの特徴を詳細に比較し、どのツアーが一番怖いのかを徹底解説します。
さらに、2026年の最新仕様「アンリミテッド版」との比較も交えて、初めて乗る人からスリルを求める人まで役立つ内容をまとめました。
タワー・オブ・テラーの基本ストーリーと恐怖演出

タワー・オブ・テラーは、アメリカンウォーターフロントの廃墟となったホテルハイタワーを舞台にしたフリーフォール型アトラクションです。
ゲストは「ホテルハイタワー・ミステリーツアー」の参加者となり、呪われた偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」の力によって制御不能のエレベーターに閉じ込められます。
物語の背景を知ることで、落下以外の“心理的な怖さ”が増すのも特徴です。
ポイント
- 舞台は1912年の廃墟ホテル
- 呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥが恐怖の核心
- 急上昇・急降下の物理的スリルに加え、視覚・音響による恐怖演出が多い
A・B・Cツアーの仕組みと怖さの違い

タワー・オブ・テラーには、A・B・Cの3種類のツアーがあります。
コースは選べませんが、外観や乗り場位置の違いでなんとなく見分けられる場合があります。
ここでは、それぞれのツアーを比較し、どれが一番怖いかを解説します。
A・B・Cツアー比較表
Aツアーは、上昇速度や不意打ちの動作が強化されており、明確に「最も怖い」コースです。
| 項目 | Aツアー | Bツアー | Cツアー |
|---|---|---|---|
| 鏡の部屋の位置 | 下 | 上 | 上 |
| ハイタワー三世の部屋 | 上 | 下 | 下 |
| 上昇速度 | 速い | 普通 | 普通 |
| 落下回数 | 約3回 | 同じ | 同じ |
| 浮遊感 | 強い | やや弱い | やや弱い |
| 不意打ち動作 | 多い | 少ない | 少ない |
| スリル度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| 初心者向け度 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
Aツアーが一番怖い理由
Aツアーは、上昇速度が速く、落下直前の予測が非常にしづらいのが最大の特徴です。
浮遊感が最も強く、急降下直後の再上昇も鋭いため、体がふわっと浮く感覚が他ツアーより強烈です。
B・Cツアーは初心者向け
B・Cツアーは、Aより動作が穏やかで、不意打ちの演出も少なめ。
絶叫系が苦手な方や初めて乗る方でも体験しやすいツアーです。
怖さを構成する要素と仕組み

タワー・オブ・テラーの怖さは、単なる落下だけではありません。
物語と空間演出が組み合わさり、総合的な“恐怖体験”が作られています。
怖さの要素一覧
| 要素 | 内容 | 怖さの理由 |
|---|---|---|
| 高さ | 約59m | 高層ビル級の落下感 |
| 落下方式 | 電動制御フリーフォール | 重力以上の予測不能な動き |
| 密閉空間 | エレベーター型 | 閉所感と視覚制限 |
| ストーリー | 呪い・失踪 | 心理的恐怖が増幅 |
| 座席位置 | 1列目が最恐 | 高さと視界の影響 |
座席は「1列目」が最も恐怖を感じやすく、初心者には「2列目」が最適です。
怖くない乗り方のポイント

初心者でも楽しめるよう、恐怖を軽減する方法があります。
ポイント一覧
- 背もたれにしっかり密着して体を固定する
- 目を開けて前を見ることで落下を予測しやすくする
- 2列目を選ぶと視界が安定し恐怖が軽減
初心者におすすめのツアー選び

初心者に向いているのはBまたはCツアーです。
心配な場合は乗り場のキャストに相談すると、比較的穏やかなツアーに通されることもあります。
初心者向けポイント
- BまたはCツアー+2列目が最適
- Aツアーは避けたほうが無難
- 外観の窓ラインでコースを推測できる場合もある
2026年版「アンリミテッド」と通常版の比較

期間限定で登場する「タワー・オブ・テラー:アンリミテッド」は、通常版より格段にスリルが強化されており、絶叫マニアからも“別物”と評される体験です。
通常版 vs アンリミテッド比較表
| 項目 | 通常版A | 通常版B/C | アンリミテッド Level13 | アンリミテッド シャドウ・オブ・シリキ |
|---|---|---|---|---|
| 開催時期 | 通年 | 通年 | 2026年1月13日〜3月31日 | 同上 |
| 上昇速度 | 高速 | 中速 | 超高速 | 高速+変化 |
| 落下回数 | 約3回 | 約3回 | 最大5回以上 | 最大6回+フェイント |
| 演出 | 通常 | 通常 | 怒りが強調 | 闇・幻影演出 |
| 初心者向け度 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
| 絶叫度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★★ | ★★★★★★★ |
Level13は物理的スリルが頂点に達し、シャドウ・オブ・シリキは心理的恐怖が最大化されます。
まとめ
タワー・オブ・テラーのA・B・Cツアーの中で最も怖いのは、明確にAツアーです。
上昇速度の速さ、不意打ちの多さ、強い浮遊感が恐怖を引き上げています。
初心者はB・Cツアーを選ぶのがおすすめです。
(キャストに相談できる空気感ならのお話ですよ!)
さらに、2026年に登場する「アンリミテッド版」は通常版を大きく超えるスリルとなっており、絶叫系が好きな方には特に魅力的な体験となるでしょう。
自分に合ったツアーを選び、タワー・オブ・テラーの恐怖と世界観を存分に楽しんでください。



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