東京ディズニーシーの人気絶叫アトラクションであるタワー・オブ・テラーとセンター・オブ・ジ・アース。
どちらもスリル満点ですが、怖さの「質」が大きく異なるため、苦手ポイントによって感じ方が変わります。
本記事では、それぞれの特徴と怖さの理由を整理し、「自分はどちらが怖いのか」を判断しやすいように詳しく解説します。
タワー・オブ・テラーの怖さとは

タワー・オブ・テラーは、呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥとホテルオーナーの失踪事件をテーマにした、フリーフォール型アトラクションです。
高さ約59メートルからの急上昇・急降下を繰り返す構造が特徴で、浮遊感が苦手な人は特に恐怖を感じやすくなります。
主なポイントは以下の通りです。
- 垂直に近い落下による浮遊感が長く続く
- 落下タイミングが読めず、心理的な恐怖が強い
- 物語のホラー要素が濃く、不気味さが増す
- 落下・上昇が複数回あり、終わったと思わせて再度落ちる演出がある
エレベーター内部の暗闇や呪いの演出が恐怖心を掻き立て、高さだけでなく心理的な緊張感が続くのが特徴です。
センター・オブ・ジ・アースの怖さとは

センター・オブ・ジ・アースは、プロメテウス火山内部を駆け抜ける地底探検型ライドです。
終盤の一気に加速するポイントが最大の恐怖要素で、最高時速75kmの猛烈なスピードと傾斜落下が特徴です。
主なポイントは以下の通りです。
- 終盤に一度だけ強烈な加速と落下がある
- 落下自体は短いが速度が非常に速い
- 地底世界
- 怪物→噴火という怒涛の展開で視界が激しく変化する
- ストーリーは冒険要素が強く、不気味さより緊張感のあるタイプ
落下はタワテラほど長くありませんが、速度の恐怖と視界の変化によるスリルが強いアトラクションです。
タワテラとセンターの怖さを比較

二つのアトラクションは、怖さの成分が大きく異なります。
どちらが怖いかは、個人の苦手ポイントによって分かれます。
以下に、怖さの比較ポイントをまとめます。
- 落下タイプ
- タワテラは垂直落下。
- センターは斜め落下のため空気抵抗がある。
- 浮遊感
- タワテラは強く長い浮遊感が複数回ある。
- センターは一瞬だが強烈。
- 落ちる高さ
- タワテラは約38m
- センターは約20m
- スピード
- センターが75km/hで圧倒的。
- 心理的恐怖
- タワテラはストーリーがホラー寄りで不気味さが強い。
- 初心者向けかどうか
- センターは一度だけの落下なので挑戦しやすい。
- タワテラは繰り返し落下するため、絶叫系が苦手な人には厳しめ。
どちらが自分に合っているか

初めて乗る人や、怖さが苦手な人向けに、タイプ別のおすすめを整理します。
- 浮遊感が苦手
- タワー・オブ・テラーは不向き
- スピードが苦手
- センター・オブ・ジ・アースが怖く感じやすい
- ストーリー性を楽しみたい
- タワテラは演出が濃密で、テーマ性を重視する人に向く
- 初めて絶叫系に挑戦したい
- センターの方が挑戦しやすい構造
自分がどちらの怖さに弱いのかを基準に選ぶと、より安全に楽しむことができます。
まとめ
タワー・オブ・テラーとセンター・オブ・ジ・アースは、同じく怖さを売りにしたアトラクションですが、恐怖の方向性が大きく異なります。
タワテラは心理的恐怖と浮遊感が強く、センターはスピードと瞬間的な落下が特徴です。
どちらに強い恐怖を感じるかは人によって異なるため、苦手ポイントに合わせた選び方を意識すると快適に楽しめます。



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