日本国内で砂漠のような風景を体感できる「鳥取砂丘」。
この雄大な砂丘で、本物のラクダに乗って散歩する貴重な体験ができることをご存知ですか？
今回は、鳥取砂丘での「らくだライド体験」について、旅行者の視点でわかりやすくご紹介します。
鳥取砂丘とは？自然が作り出した巨大な海岸砂丘
鳥取砂丘は、鳥取県鳥取市の日本海沿岸に広がる日本最大級の海岸砂丘です。
東西約16km、南北約2kmにわたる広大な砂の大地は、風紋や砂簾（されん）、スリバチと呼ばれるくぼ地など、自然の力によって作られた地形美が見どころです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県鳥取市福部町湯山 |
| 面積 | 東西約16km、南北約2km |
| 地形の特徴 | 風紋、砂簾、スリバチなどの地形 |
| 成因 | 中国山地の花崗岩などが風化し、千代川から海に運ばれた砂が、風や波で堆積して形成された |
| 指定 | 国の天然記念物、山陰海岸国立公園の一部 |
四季を通して様々な表情を見せる砂丘は、年間100万人以上が訪れる人気観光地です。
鳥取砂丘の「らくだライド体験」とは？
鳥取砂丘でひときわ目立つ存在が「らくだ」です。
実は、1967年に「らくだや」の初代社長が観光目的でラクダを導入したのが始まりで、現在では鳥取砂丘の象徴として多くの旅行客に親しまれています。
本物の生きたラクダに乗り、砂丘の入口付近をゆっくり散歩できる体験は、日本では非常に珍しく、旅の思い出にぴったりです。
ラクダ体験の詳細と料金
鳥取砂丘のラクダ体験は、「らくだや」が提供しています。
乗駝体験のほか、記念撮影のみのプランもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体験場所 | 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-806（らくだや） |
| 電話番号／メール | 0857-23-1735／info@rakudaya.info |
| 通常営業期間（3月～11月） | 9:30～16:00（写真撮影は16:30まで） |
| 冬季営業期間（12月～2月） | 10:00～16:00（写真撮影も同時間） |
| 休日 | 無休（悪天候やらくだの体調により休業あり） |
| 予約 | 不可（当日現地受付のみ） |
| 駐車場 | あり（無料・70台） |
利用料金一覧
| 体験内容 | 料金（税込） |
|---|---|
| らくだに乗って散歩（1人乗り） | 1,600円 |
| らくだに乗って散歩（2人乗り） | 2,600円（大人1人ずつ） |
| らくだにまたがって撮影 | 650円（お手持ちカメラ使用） |
| らくだの横で並んで撮影 | 100円 |
| らくだのみの撮影 | 100円 |
※馬の背（特別保護区）への立ち入りはできません。
営業スケジュールと注意点
2024年以降、土日祝・春休み・夏休み・GW・シルバーウィークなどの繁忙期は、らくだの負担を考慮し、乗駝ではなく「記念撮影のみ」の営業になることが多くなっています。
注意事項
注意事項も紹介します。
- 雨・雪・強風など悪天候時は営業中止になる可能性あり
- 乗駝は乗り場周辺のみを歩く約5分のコース
- 事前予約はできないため、現地で受付
- 混雑時には待ち時間が発生する場合あり
- お盆・GWなどはお子様のみの乗駝となる場合あり
アクセス情報
鳥取砂丘は、鳥取駅やICからアクセスしやすい位置にあります。
| 交通手段 | 詳細 |
|---|---|
| 電車＋バス | JR鳥取駅から路線バス「砂丘線」で約20分、「砂丘会館」または「砂丘東口」下車 |
| 週末限定バス | JR鳥取駅からループ麒麟獅子バスで約30分（休日運行） |
| 車 | 鳥取自動車道「鳥取IC」から車で約20分 |
| 駐車場 | 無料駐車場70台（マイクロバスも可） |
ラクダ以外にも楽しめる鳥取砂丘のアクティビティ
鳥取砂丘ではラクダ以外にもさまざまなアクティビティが楽しめます。
| アクティビティ | 内容 |
|---|---|
| サンドボード | 砂丘を滑り降りるスリル満点の体験 |
| パラグライダー | 空から鳥取砂丘を一望できる爽快アクティビティ |
| 乗馬体験 | 馬に乗って砂丘を散策 |
| 砂の美術館 | 世界唯一の砂像専門美術館（毎年テーマが変わる） |
| 多鯰ヶ池 | 自然豊かな池、季節の風景が楽しめる散策スポット |
まとめ
鳥取砂丘でのらくだライド体験は、雄大な砂の景観とともに非日常の世界を楽しめる貴重なチャンスです。
大人も子どもも笑顔になれるこのアクティビティは、鳥取旅行のハイライトになること間違いありません。
訪問前には天候や営業情報を確認し、スムーズに体験できるようにしておきましょう。
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