【竹林の小径】年末年始の混雑|時間帯・三が日の注意点など徹底解説

サムネ TRAVEL

京都・嵐山の「竹林の小径(ちくりんのこみち) 」は、世界的にも有名な観光スポットのひとつ。

年末年始も閉鎖されることなく24時間通行可能ですが、この時期は初詣や観光客で大変混雑します。

この記事では、竹林の小径の年末年始の混雑状況・混雑する時間帯・三が日の注意点・静かに楽しむためのコツを詳しく紹介します。


竹林の小径の基本情報

竹林の小径

竹林の小径は、京都・嵐山エリアを代表する景勝地です。

野宮神社から天龍寺北門を通り、大河内山荘庭園付近まで約400〜600メートル続く小道で、両脇には約7000本の孟宗竹がそびえ立ちます。

年中無休・24時間通行可能で、入場料は無料です。

基本情報一覧

項目内容
名称竹林の小径(ちくりんのこみち)
所在地京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町付近
入場料無料
通行時間24時間自由散策可
アクセス嵐電嵐山駅・JR嵯峨嵐山駅から徒歩約10分
市バス「嵐山天龍寺前」下車徒歩約10分
所要時間約15分(周辺観光含め1時間〜)
周辺スポット天龍寺・野宮神社・大河内山荘庭園・渡月橋

自然の静けさと幻想的な竹の音が魅力のスポットですが、年末年始は観光客であふれかえります。


年末年始の営業と混雑傾向

竹林の小径

竹林の小径は、年末年始も休まず散策可能です。

通行規制や閉鎖はありませんが、周辺の寺院や店舗は営業時間の変更や休業があるため注意が必要です。

年末年始の特徴

日付状況
12月28日〜30日年末休暇の観光客が増加し始める
12月31日渡月橋・天龍寺付近が大混雑、交通渋滞も発生
1月1日(元日)野宮神社・天龍寺の初詣客が集中、午前中から混雑ピーク
1月2〜3日三が日の観光ラッシュ、日中は人波が途切れない
1月4日以降徐々に落ち着き始めるが、外国人観光客の姿も多い

年末年始は、嵐山全体が観光・初詣目的の人でにぎわい、竹林の小径も通行が困難なほどの混雑となります。


混雑する時間帯と空いている時間帯

竹林の小径

竹林の小径は日中を中心に混雑が激しくなります。

時間帯ごとの傾向を整理すると次のようになります。

混雑する時間帯

  • 午前10時〜午後4時頃:
    • 最も混雑する時間帯。
    • ツアー客や初詣帰りの観光客が集中します。
    • 写真撮影はほぼ困難。
  • 正午前後:
    • 特に人の流れが途切れず、人波に流されるように歩くことになります。

比較的空いている時間帯(おすすめ)

  • 早朝(午前6時〜9時頃):
    • ほとんど人がいない時間帯。
    • 竹の葉が朝日に輝く幻想的な雰囲気を楽しめます。
  • 夕方(午後4時以降):
    • 日中よりも人出が減り、静けさが戻ります。
    • ただし日没後は暗くなるため足元に注意。

静寂な竹林の美しさを味わいたいなら、早朝の訪問が最もおすすめです。


混雑の理由

竹林の小径が年末年始に特に混雑する理由は、いくつかの要因が重なっています。

  • 初詣客の集中:
    • 野宮神社・天龍寺・法輪寺などへの参拝客が竹林を通行するため。
  • 観光シーズンのピーク:
    • 正月休みを利用した国内旅行・インバウンド観光が増加。
  • アクセスの良さ:
    • 京都駅からのアクセスが良く、公共交通機関も便利。
  • SNS・メディアの影響:
    • 海外からも人気が高く、年末年始は「一度は訪れたい日本の絶景」として注目度が高い。

このように、宗教的行事と観光需要のピークが重なるため、例年非常に混み合います。


三が日の注意点

竹林の小径

三が日は、竹林の小径とその周辺で特に混雑・制約が発生します。

訪れる際は次の点に注意しましょう。

1. 撮影マナー

  • 日中は人通りが多く、立ち止まっての撮影は通行の妨げになります。
  • 三脚の使用は禁止されている箇所があるため、事前確認を。

2. 交通・アクセス

  • 周辺道路は大渋滞となり、駐車場は早朝から満車。
  • 公共交通機関を利用するのが確実ですが、バスや電車も混雑します。
  • 市バスは年末年始ダイヤとなり、終夜運転は行われません

3. 周辺施設の休業

  • 天龍寺・大河内山荘庭園など一部施設は拝観時間を短縮。
  • 飲食店や土産店は元日に休業する場合があるため、食事計画は事前確認を。

4. 防寒対策

  • 早朝や夕方は冷え込みが厳しく、気温が0℃近くまで下がることも。
    • 防寒具と歩きやすい靴が必須です。

混雑を避けるコツとおすすめの訪問タイミング

竹林の小径

静かな竹林の雰囲気を楽しみたい方は、次のポイントを意識して計画を立てましょう。

混雑回避のコツ

対策内容
早朝訪問午前7時前の到着を目指すと、ほぼ人のいない竹林を満喫できる
悪天候を狙う雨や雪の日は観光客が少なく、幻想的な雰囲気を楽しめる
平日を選ぶ1月2〜3日は特に混雑。
4日以降の平日が比較的穴場
公共交通の活用嵐電やJR利用がスムーズ。
自家用車は避けた方が無難
訪問順の工夫先に竹林を散策→その後に野宮神社や天龍寺を巡るのがおすすめ

静かな空気の中、竹が風に揺れる音と鳥のさえずりが響く時間帯は格別。

観光客の少ない朝の時間に訪れることで、まるで時間が止まったかのような体験ができます。


まとめ

竹林の小径は年末年始も開放されていますが、三が日を中心に非常に混雑します。

静寂な竹林の雰囲気を楽しみたいなら、早朝(午前7時前後)や夕方以降の訪問が最もおすすめです。

また、周辺の寺社や店舗は年末年始に営業時間の変更があるため、事前に確認してから訪れると安心です。

年のはじめに京都・嵐山の自然美に包まれながら、穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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