首都高速湾岸線は、横浜から東京湾沿いを通り千葉・市川へ至る全長約64kmの大動脈です。
羽田空港や成田空港、東京ディズニーリゾート(TDR)、東京湾アクアラインへ直結する利便性の高い路線ですが、ゴールデンウィーク(GW)は全国屈指の渋滞エリアとなります。
本記事では、例年の混雑傾向や時間帯別のピーク、帰省・レジャー時の注意点を旅行者向けにわかりやすく解説します。
首都高速湾岸線の基本情報

首都高速湾岸線(B)は、物流と観光を支える重要路線です。
直線区間が多く走りやすい反面、人気施設へのアクセス路であるため大型連休は交通量が急増します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 神奈川県横浜市金沢区(並木)~千葉県市川市(高谷JCT) |
| 延長 | 約64km |
| 主な接続 | 東京湾アクアライン 中央環状線 東関東自動車道 |
| 代表的施設 | 横浜ベイブリッジ 東京港トンネル 大黒PA 辰巳PA |
| 通行料金 | ETC普通車300円〜1,950円(距離制) 現金一律1,950円 |
2028年春までにほぼ全入口がETC専用化予定のため、現金利用者は事前確認が必要です。
GWの混雑状況とピーク日

GW期間中の湾岸線は、TDR・葛西臨海公園・アクアライン利用車両が集中します。
特に5月3日〜5日は年間でも最大級の交通量になります。
| 項目 | 例年の傾向 |
|---|---|
| 下りピーク | 5月3日・4日 早朝6時〜11時 |
| 上りピーク | 5月4日・5日 15時〜22時 |
| 主な原因 | TDR来園車両、アクアライン待ち、Uターンラッシュ |
| 渋滞距離 | 10km以上に及ぶこともある |
通常10分程度の区間(大井〜葛西)が、ピーク時には60分〜90分以上かかるケースも珍しくありません。
時間帯別の混雑パターン

GWは時間帯によって混雑の質が変わります。
旅行計画の参考にしてください。
午前(6:00〜14:00)
- 千葉・木更津方面へ向かうレジャー車両が集中
- 川崎浮島JCTでアクアライン待ち渋滞が発生
- 葛西・舞浜出口付近で本線まで車列が延びる
午後〜夜(15:00〜22:00)
- TDRや房総半島からの帰路で上り線が混雑
- 東関東道・東北道接続部でUターン渋滞
- PA入口で入庫待ちの車列が発生
比較的空きやすい時間帯は13時〜14時頃ですが、日によって状況は大きく変動します。
主な渋滞ポイントと原因

湾岸線特有の構造が渋滞を悪化させる要因となっています。
- 川崎浮島JCT:
- アクアライン流入車で本線1車線が塞がる
- 葛西出口:
- 駐車場待ち車両が本線へ波及
- 舞浜周辺:
- TDR来園車両が集中
- 東京港トンネル付近:
- サグ部で自然渋滞が発生
- 市川PA:
- 満車による入口渋滞
特にトンネル内の上り坂では速度低下が起きやすく、事故がなくても渋滞が発生します。
駐車場・周辺施設の混雑

湾岸線沿いの人気スポットは朝早くから混雑します。
| 項目 | GWの傾向 |
|---|---|
| 葛西臨海公園駐車場 | 9時〜10時に満車 |
| TDR周辺 | 開園前から入庫待ち |
| 大黒PA | 日中は常時混雑 |
| 辰巳PA | 夜景目的で夜間も混雑 |
駐車場待ちが原因で出口渋滞が発生し、本線に影響するケースが多く見られます。
帰省・Uターン時の注意点

湾岸線は単なる観光道路ではなく、東関東道・東北道方面への通過ルートでもあります。
- 夕方以降は神奈川・東京方面へ車両集中
- JCT合流部で速度低下
- 事故発生時は渋滞が一気に拡大
特に5月5日夕方は最大ピークとなる傾向があります。
GWに湾岸線を利用するための対策

旅行者ができる具体的な対策をまとめます。
- 千葉方面へ向かう場合は朝5時前に浮島JCT通過
- 帰路は15時前に出発する
- PA利用は早朝か深夜に限定
- 首都高の渋滞予測カレンダーを事前確認
- 可能であれば京葉線など鉄道利用も検討
早朝出発が最も効果的な回避策とされています。
まとめ
首都高速湾岸線のGWは、日本屈指の渋滞エリアとなります。
特にTDR、アクアライン、葛西臨海公園へのアクセス車両が集中するため、午前は下り、夕方以降は上りが激しく混雑します。
出口渋滞やトンネル内の自然渋滞も重なり、通常の数倍の時間がかかることもあります。
旅行を快適にするためには、早朝移動・事前情報確認・時間帯分散が重要です。
計画的なスケジュールで、安全で余裕のあるドライブを心がけましょう。



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