湘南モノレールは、鎌倉・江の島エリアを結ぶ観光路線として知られていますが、実は平日の朝夕は本格的な通勤ラッシュが発生する路線でもあります。
独特な懸垂式構造ゆえに車内スペースが限られており、混雑時間帯を知らずに利用すると想像以上の満員電車に巻き込まれることもあります。
この記事では、湘南モノレールの基本情報から朝のラッシュ時間帯、混雑の理由、旅行者向けの回避ポイントまでを詳しく解説します。
湘南モノレールの基本情報

湘南モノレールは、大船駅と湘南江の島駅を結ぶ全長6.6kmの路線で、所要時間は約14分です。
日本では非常に珍しい懸垂式モノレールを採用しており、急勾配や急カーブを高速で走行する点が大きな特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 大船駅〜湘南江の島駅 |
| 駅数 | 8駅 |
| 営業距離 | 6.6km |
| 所要時間 | 約14分 |
| 方式 | 懸垂式モノレール |
| 最高速度 | 約75km/h |
観光路線のイメージが強い一方で、沿線には住宅地や大規模事業所が点在しており、日常的な通勤・通学輸送を担う重要な交通機関でもあります。
湘南モノレールの特徴と魅力
湘南モノレールは「湘南ジェットコースター」と呼ばれるほど、ダイナミックな走行体験が魅力です。
懸垂式のため足元の視界が開け、天気が良い日には相模湾や富士山を望める区間もあります。
- 懸垂式ならではの浮遊感ある眺望
- 最大74‰の急勾配を走行
- 雨や雪の影響を受けにくく定時性が高い
- トンネル区間があり走行体験に変化がある
ただし、この構造上、車両は3両編成とコンパクトで、ラッシュ時には混雑が激しくなりやすい点には注意が必要です。
朝の通勤ラッシュの時間帯と混雑状況

湘南モノレールの朝ラッシュは、平日7時台後半から8時台前半に集中します。
特に大船駅へ向かう上り方面は、沿線各駅からの乗車が重なり、車内の混雑がピークに達します。
| 時間帯 | 混雑の傾向 |
|---|---|
| 7:00以前 | 比較的空いており座れる可能性が高い |
| 7:15〜8:30 | 朝のピーク、非常に混雑 |
| 8:30〜9:00 | 徐々に緩和される |
| 9:00以降 | 余裕が生まれ観光利用もしやすい |
最も混雑する区間は、富士見町駅から大船駅にかけてです。
この区間では混雑率が150%を超えることもあり、ドア付近では体の向きを変えるのも難しくなります。
混雑が激しくなる理由

湘南モノレールの混雑には、いくつかの明確な要因があります。
観光路線でありながら、沿線の生活路線としての役割が大きいことが特徴です。
- 沿線に大規模事業所が集積している
- 大船駅でJR各線へ乗り換える利用者が多い
- 3両編成で輸送力に限界がある
- ラッシュ時でも運行間隔が約7.5分と短縮しきれない
特に大船駅は東海道線や横須賀線などへの乗換拠点となっており、終点直前で一気に混雑が高まります。
座れる可能性が高い駅と利用のコツ

朝ラッシュ時でも、乗車駅やタイミングを工夫すれば着席できる可能性はあります。
旅行者が時間に余裕を持って行動することで、混雑を大きく避けることができます。
- 湘南江の島駅は大船方面行きの始発駅
- 大船駅は江の島方面行きの始発駅
- 湘南深沢駅では車庫からの始発が出ることがある
- 中間車両は比較的混雑が緩やか
観光目的で利用する場合は、朝9時以降の乗車を選ぶだけでも快適さが大きく変わります。
旅行者が注意したいポイント

懸垂式モノレールは揺れが大きく、満員時は特に注意が必要です。
旅行者の場合、荷物が多くなりがちな点も考慮しましょう。
- 急カーブや加減速時の揺れが大きい
- リュックは前に抱えるのが安全
- スーツケースは足元でしっかり固定する
- 通路付近では転倒に注意する
休日でも午前中と夕方は観光客が集中し、平日ラッシュに近い混雑になることがあります。
まとめ
湘南モノレールは観光と通勤の両面を持つ路線で、特に平日の朝7時15分から8時30分頃は非常に混雑します。
旅行者はこの時間帯を避け、9時以降やオフピーク時間を選ぶことで、快適に利用できます。
事前にラッシュ時間帯と混雑の理由を知っておくだけで、湘南観光の移動は格段にスムーズになります。



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