新東名高速道路は、東名高速のバイパスとして整備された高規格道路で、普段は走りやすく渋滞も少ないのが特徴です。
しかし、お盆期間は「帰省」と「夏の観光」が一気に重なり、例年かなりの混雑が発生します。
この記事では、新東名高速のお盆時期の混雑時間帯、渋滞が起きやすい場所、サービスエリアの状況、注意点までを旅行者向けに詳しく解説します。
新東名高速道路の基本情報と特徴

新東名高速道路の成り立ちや構造を理解しておくと、混雑の理由も見えやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 第二東海自動車道 |
| 区間 | 海老名南JCT〜豊田東JCT |
| 延長 | 約253km |
| 最高速度 | 一部区間で120km/h |
| 特徴 | カーブが緩やか、勾配が少なく走行安定性が高い |
新東名は、トンネルや高架橋を多用し直線的に設計されているため、長距離移動でも疲れにくい構造です。
そのため、東京〜名古屋・大阪方面の移動では、東名よりも新東名を選ぶ車が多く、お盆期間は交通が集中しやすくなります。
東名高速との使い分けとお盆時の傾向
お盆期間は、新東名と東名の役割分担がはっきりします。
- 新東名
- 長距離移動のメインルート
- トラックや帰省客、観光客が集中
- 東名
- 沿線IC利用や短距離移動が中心
- 新東名が混雑した際の迂回路として利用される
特に新東名は、普段渋滞しにくい分、連休中は想定以上に車が集まり、ボトルネックで一気に流れが悪くなる傾向があります。
お盆期間の混雑ピークと時間帯

お盆の混雑は、帰省ラッシュとUターンラッシュに分かれます。
帰省ラッシュ(下り線・名古屋方面)
帰省で地方へ向かう車が集中するタイミングです。
- ピーク時期
- 8月11日〜13日頃
- 混雑時間帯
- 午前6時〜午後2時
- 特徴
- 早朝から交通量が急増
- 午前中に渋滞が最大化しやすい
Uターンラッシュ(上り線・東京方面)
休暇後半に自宅へ戻る車が集中します。
- ピーク時期
- 8月15日〜16日頃
- 混雑時間帯
- 午後2時〜深夜1時頃
- 特徴
- 昼過ぎから徐々に渋滞が伸びる
- 夜間まで解消しない年も多い
新東名で渋滞が発生しやすい場所

構造的に渋滞が起きやすいポイントは、お盆期間に特に注意が必要です。
接続部・終点付近のボトルネック
路線の合流・分岐が集中する場所です。
- 海老名南JCT〜伊勢原JCT
- 圏央道や東名からの流入が多い
- 豊田東JCT付近
- 伊勢湾岸道・東海環状道との分岐で交通が集中
未開通区間前後
現在も未完成区間があり、流れが途切れやすくなっています。
- 新秦野IC付近
- 新御殿場IC付近
- 特徴
- 一般道や東名へ降りる車で出口渋滞が発生
- 当面この傾向は継続見込み
人気サービスエリアの入口
SA自体が観光スポット化しています。
- 駿河湾沼津SA
- 岡崎SA(NEOPASA)
- 状況
- 駐車場待ちが本線まで伸びる
- 本線走行中でも急減速が起きやすい
お盆期間のサービスエリア混雑状況

お盆は、本線以上にSA・PAの混雑が深刻になります。
- 駐車場
- 日中はほぼ満車
- 入庫待ち20〜40分
- 施設内
- フードコートは終日混雑
- 女性用トイレは15〜20分待ちが常態
- ガソリンスタンド
- 給油待ち30分以上かかることもある
休憩目的での立ち寄りは、時間帯をずらすことが重要です。
お盆期間の交通規制・周辺観光の影響

沿線イベントや参拝客も、渋滞を悪化させる要因になります。
- 三嶋大社(三島市)
- 8月中旬に大祭開催
- 長泉沼津IC周辺が混雑
- 富士山本宮浅間大社
- 参拝客増加でIC出口渋滞が発生
また、お盆期間中はETC休日割引が適用されない年が多く、料金面の注意も必要です。
お盆に新東名を利用する際の注意点

長時間渋滞に備えた準備が重要です。
- 渋滞末尾での追突防止
- ハザードランプの点灯を徹底
- 燃料管理
- 早めの給油が必須
- 暑さ対策
- 飲み物を多めに準備
- 同乗者の体調管理に注意
混雑を避けるための現実的な対策

新東名のお盆渋滞は、時間帯選びで大きく差が出ます。
- 最も効果的な時間帯
- 深夜〜早朝(午前4時前)
- ポイント
- SA休憩は早朝か深夜にまとめる
- ピーク時間帯の出発は避ける
まとめ
新東名高速道路は、お盆期間でも比較的走りやすい路線ですが、帰省と観光が重なることで例年大きな混雑が発生します。
特に日中の移動や人気サービスエリアの利用は、想像以上に時間がかかることがあります。
夜間から早朝に移動を済ませ、余裕を持った計画を立てることが、お盆の新東名を快適に利用する最大のポイントです。


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