札幌市時計台の混雑状況と見学のコツ|時期・時間帯・回避策を解説

サムネ TRAVEL

札幌の中心部に佇む「札幌市時計台」は、日本最古の時計台として、観光客に人気の歴史的建造物です。

その趣ある洋風建築は、写真スポットとしても注目されており、年間を通じて多くの人が訪れます。

しかし、混雑する時期や時間帯を選ばないと、ゆっくり見学することが難しいこともあります。

本記事では、札幌市時計台の概要や混雑の傾向、回避のポイントまで詳しく解説します。


札幌市時計台とは

札幌市時計台

札幌市時計台の正式名称は「旧札幌農学校演武場」で、明治11年(1878年)に建設されました。

当初は札幌農学校(現在の北海道大学)の演武場として使用され、のちに塔時計が取り付けられ、現在の形になりました。

現在では資料館やイベントホールとして利用され、札幌の歴史や開拓時代の文化を知ることができる施設です。

項目内容
建築年1878年(明治11年)
特徴白い壁と赤い屋根、三角屋根が印象的な洋風建築
利用資料館としての展示、イベントホールとしても利用

館内の見どころ

館内は2階建てで、歴史的資料と臨場感ある空間演出が楽しめます。

階層内容
1階時計台の成り立ち、札幌農学校に関する資料展示
2階明治時代の講堂を再現したホール。コンサートや講演会も開催される
特別イベント毎日9:15から、館長による時計のネジ巻き実演と解説あり

また、日没後は建物がライトアップされ、特に冬の雪景色との組み合わせは人気の撮影スポットになっています。


混雑する時期と時間帯

札幌市時計台

札幌市時計台は人気観光地であるため、混雑する時期と時間帯があります。

下記に傾向をまとめました。

混雑が予想される時期

時期傾向
ゴールデンウィーク(4月下旬〜5月上旬)国内旅行客が集中
夏休み・お盆(7月下旬〜8月中旬)家族連れや帰省客で混雑
秋の紅葉シーズン(10月中旬〜11月上旬)札幌観光が盛んになり混雑
冬のさっぽろ雪まつり期間(2月)周辺施設も含め大混雑
春休み(3月下旬〜4月上旬)学生を中心に観光客が増加
毎月16日(札幌市民無料の日)地元市民の来館が増える傾向

混雑しやすい時間帯

混雑しやすい時間帯も紹介します。

時間帯状況
8:45〜10:00観光バスや団体客が集中
12:00〜14:00昼食後の来館者が多く混雑
15:00〜17:00修学旅行生や夕方の来館者で混雑することも

混雑を避けるためのポイント

札幌市時計台

混雑を避けて快適に見学するためには、以下の対策がおすすめです。

対策詳細
平日を狙う土日祝に比べて来館者が少ない
午前10時〜午後3時頃団体客のピークを避けやすい時間帯
オフシーズンを狙う6月や9月などの観光閑散期は比較的空いている
開館直後に訪れる開館直後(8:45〜9:15)は空いていることが多い
市民無料の日を避ける毎月16日は混雑する傾向がある
イベント開催日を避ける大通公園などの周辺イベントの有無も確認を

アクセスや基本情報など

札幌市営地下鉄 南北線
札幌市営地下鉄

札幌市時計台は、札幌の中心部に位置し、公共交通機関でもアクセスが良好です。

項目内容
所在地北海道札幌市中央区北1条西2丁目
アクセス地下鉄「大通駅」から徒歩約5分、JR札幌駅から徒歩約10分
開館時間8:45~17:10(最終入館 17:00)
休館日11〜5月:月曜日、6〜10月:第4月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29〜1/3)
入館料大人350円、大学生150円、小中高生無料
備考2028年度を目途に改修工事の予定あり(事前確認推奨)

所要時間と見学の流れ

見学内容所要時間の目安
外観の写真撮影のみ約10〜15分
館内の展示をじっくり見学約30〜60分

時計台の鐘は毎正時に時刻の数だけ鳴るため、撮影や鑑賞のタイミングとしてもおすすめです。

冬の訪問時の注意点

冬場の札幌観光では、以下のような点にも注意しましょう。

  • 冬の札幌は非常に寒いため、防寒対策は必須
  • 道路が凍結して滑りやすくなっているため、滑り止め付きの靴を推奨
  • 雪景色とライトアップのコントラストが美しく、夜の訪問もおすすめ

まとめ

札幌市時計台は、札幌を代表する観光名所であり、歴史的価値のある建造物です。

ただし、時期や時間帯によっては混雑が発生するため、事前の情報収集とタイミングの工夫が重要です。

旅行のスケジュールに余裕がある場合は、平日の午前中や観光の閑散期を狙って訪れると、より快適に楽しむことができます。

近隣には札幌テレビ塔や道庁赤れんが庁舎などの見どころも多いため、あわせて観光するのもおすすめです。

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