大宮駅から東北・北海道新幹線を利用する際、どの号車に乗ると移動がスムーズなのかは気になるポイントです。
大宮駅は東京以北最大級のターミナル駅で、ホームが非常に長いため、乗車位置によって移動距離が大きく変わります。
本記事では、目的別におすすめの号車をわかりやすく解説し、旅行客がスムーズに移動できる情報をまとめました。
大宮駅と東北・北海道新幹線の基本情報

大宮駅は埼玉県さいたま市に位置し、JR東日本・東武鉄道・埼玉新都市交通が乗り入れる巨大ターミナル駅です。
新幹線は東北・北海道、上越、北陸の複数路線が乗り入れており、東日本全体への玄関口となっています。
東北・北海道新幹線は「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」などの列車が運行され、E5系・H5系車両の10両編成が基本です。
大宮駅は改札が複数あり、乗り換え動線も多いため、どの号車から乗り降りするかで移動効率が大きく変わるのが特徴です。
- 大宮駅の特徴
- 新幹線ホームは13〜17番線
- ホームは縦に長く、階段・エスカレーター・エレベーターの位置によって最適な号車が異なる
- 在来線・他社線への乗換動線も複数存在
東北・北海道新幹線の編成と号車の特徴

E5系・H5系の10両編成は、号車によって設備や座席の特徴が大きく異なります。
乗車位置を選ぶ前に、まず大まかな構造を理解しておくと便利です。
【号車と特徴】
- 1〜8号車:普通車
- 9号車:グリーン車
- 10号車:グランクラス
編成情報
- 普通車は2+3列の5席配置
- 9号車グリーン車は2+2列でゆったり
- 10号車はグランクラス。専属アテンダント対応の列車もあり
- 5号車付近に多目的室・車いす対応トイレ
- 特大荷物スペース付き座席は列車により設定あり
乗車しやすいおすすめ号車

大宮駅での移動距離を減らし、スムーズに乗車したい場合は、階段やエスカレーターに近い号車を選ぶと便利です。
大宮駅はホーム中央に設備が集まっているため、そこに近い号車が最も移動しやすい位置になります。
【目的別のおすすめ号車】
- ホーム中央の階段・エスカレーターを使いたい
- 5号車、8号車、12号車
- 南改札方面へ向かう場合
- 1~4号車(東京寄り)
- 北改札方面へ向かう場合
- 10〜12号車(盛岡・北海道寄り)
- バリアフリー経路(エレベーター付近)
- 3・5・8・10号車付近
階段やエスカレーターを基準に乗車位置を選ぶだけで、乗車前の移動がぐっと楽になります。
特に旅行客は荷物が多いことが多いため、中央付近の号車はおすすめです。
下車しやすいおすすめ号車

大宮駅で下車するときも、移動を最小限にしたい場合は、目的地に近い位置の号車を選ぶと便利です。
改札は駅の南北両側にあります。
- 階段・エスカレーター近くでスムーズに移動したい
- 5号車、8号車、12号車
- 南改札方面(東武野田線、ニューシャトル乗換含む)
- 1〜4号車
- 北改札方面(東武野田線・ニューシャトル)
- 10〜12号車
- エレベーターへすぐ行きたい
- 3・5・8・10号車
大宮駅は改札が2階、在来線ホームは1階、新幹線ホームは3階という複層構造になっています。
特に乗換が発生する場合は、事前に改札・乗換口の方角を確認したうえで号車を選ぶと効率的です。
荷物が大きい人におすすめの号車

旅行者の中にはキャリーケースなど大きな荷物を持っている方も多いでしょう。
荷物が大きい場合は、荷物置き場に近い号車か、エレベーターに近い号車を選ぶのが基本です。
【おすすめ号車】
- 荷物スペースのある号車を使いたい
- 主に1〜9号車のデッキに共用荷物置場
- 特大荷物スペースつき座席
- 一部列車の最後部座席に設定(要予約)
- エレベーター近くで移動を楽にしたい
- 3・5・8・10号車
荷物が重い場合は、階段移動を避けてエレベーターを利用するのが最も負担が少ない方法です。
静かに過ごしたい人におすすめの席・号車

静かに移動したい方は、車両中央部の窓側席を選ぶと騒音が少なく落ち着いて過ごせます。
人の出入りが多いデッキ付近は避けるのがポイントです。
【静かな席の傾向】
- 車両中央の窓側席
- デッキから離れた位置
- 普通車の中でも比較的落ち着いた6〜8号車あたり
まとめ
大宮駅で東北・北海道新幹線を利用する際、号車選びは移動のしやすさに直結します。
ホームが長いため、階段やエレベーターに近い号車を選ぶだけで乗り換えや改札への移動が大幅に楽になります。
旅行客が多い駅ということもあり、荷物の大きさや目的地に合わせて号車を選ぶのが快適な移動のコツです。
事前に構内図を確認し、ご自身の旅スタイルに合わせて最適な号車を選んでみてください。



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