北海道稚内市にあるノシャップ寒流水族館は、日本最北端の水族館として知られ、北の海の生き物に出会える貴重なスポットです。
館内はコンパクトですが見どころが多く、訪れる目的や観光スタイルによって滞在時間は大きく変わります。
この記事では、ノシャップ寒流水族館の所要時間を「短時間でまわる場合」「じっくり楽しむ場合」「周辺観光と組み合わせる場合」に分けて徹底解説します。
基本情報と施設概要

ノシャップ寒流水族館は稚内市教育委員会が運営する市立水族館で、隣接の「青少年科学館」とあわせて「わっかりうむ」という愛称で親しまれています。
- 名称:
- ノシャップ寒流水族館
- 所在地:
- 北海道稚内市ノシャップ2-2-17
- 開館時間:
- 夏期(4月29日~10月31日)9:00~17:00
- 冬期(11月1日~3月31日)10:00~16:00
- 休館日:
- 4月1日~28日、12月・1月(施設整備休館)
- 入館料:
- 高校生以上500円
- 小中学生100円
- 未就学児無料
- アクセス:
- JR稚内駅から車で約10分
- 稚内空港から車で約40分
館内は2階建ての小規模施設ながら、北方系を中心に約100種1,500点もの生物が展示され、アザラシやペンギンの姿も間近に楽しめます。
所要時間の目安

さくっと見学したい場合
- 所要時間:30〜45分
- 館内をひととおり歩いて、90トンの回遊水槽やアザラシ・ペンギンなど主要展示をざっと見学するコースです。
- 旅行の合間に立ち寄りたい方や時間が限られている場合におすすめです。
じっくり観察・体験したい場合
- 所要時間:45分〜1時間
- 解説パネルを読み込みながら展示を楽しみ、アザラシのお食事タイムやショーを観覧。
- タッチプールやドクターフィッシュ体験も加えると、あっという間に1時間が過ぎます。
- 小さなお子さん連れや生き物好きにおすすめです。
見どころ別の滞在時間
見どころ | 所要時間目安 |
---|---|
90トン回遊水槽 | 5〜10分 |
アザラシ屋外プール・ショー | 15〜20分 |
ペンギン展示・ショー | 10分 |
北方系・熱帯系展示水槽 | 10〜15分 |
ドクターフィッシュ・タッチプール | 5〜10分 |
解説パネルじっくり鑑賞 | 各所で+10分 |
ショーは時間帯によって待ち時間が発生することもあるため、余裕を持ったスケジュールが安心です。
周辺施設と組み合わせた滞在時間

水族館+青少年科学館
- 1時間半〜2時間
- 両方ともコンパクトなので効率よく回れます。
- 体験型展示も豊富でファミリー層に人気です。
水族館+ノシャップ岬
- 2時間〜2時間半
- 水族館見学後に岬で絶景や夕日を鑑賞するコース。
- 展望台や記念撮影も含めると2時間以上がおすすめです。
半日観光コース
- 2〜3時間
- 水族館、科学館、ノシャップ岬を組み合わせ、稚内グルメ(タコしゃぶなど)も堪能できる満足度の高いプランです。
訪問のポイント

- 館内はコンパクトなので「短時間観光」も可能。
- アザラシやペンギンのショーを見たいなら最低1時間は確保。
- 冬は屋外プールに氷が張り、季節ならではの展示が楽しめる。
- 売店やレストランは併設されていないため、食事は事前に計画しておくと安心。
まとめ
ノシャップ寒流水族館の所要時間は、短時間なら30分、じっくりなら1時間が目安です。
隣接する青少年科学館やノシャップ岬と組み合わせると、2〜3時間の観光コースとしても充実します。
最北端の地ならではの生き物やアザラシ・ペンギンの姿に出会えるノシャップ寒流水族館。
観光の予定に合わせて所要時間を調整し、稚内ならではの海の世界を満喫してみてください。
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