【名古屋】電車で楽にアクセスできる紫陽花の名所3選

サムネ TRAVEL

梅雨の季節、雨に濡れて一層鮮やかに輝く紫陽花は、日本の初夏を代表する美しい花ですね。

名古屋市内にも、この時期に訪れたい魅力的な紫陽花スポットがたくさんあります。

今回は、名古屋で紫陽花を存分に楽しめるおすすめの3つの公園を、それぞれの見どころやアクセス情報と合わせてご紹介します。

カメラ片手に、初夏の彩りを巡る旅に出かけませんか?

鶴舞公園

名古屋市で最も歴史ある公園の一つ、鶴舞公園

桜の名所として有名ですが、実は紫陽花の時期も素晴らしいんです!

見どころと紫陽花の種類・本数

公園の東側には、数百メートルにわたる「あじさいの散歩道」が整備されており、約2,300株もの紫陽花が咲き誇ります。

セイヨウアジサイやガクアジサイを中心に、青、紫、白、赤、ピンクと、色とりどりの花々が訪れる人々を魅了します。

特に、散歩道として整備されているため、ゆっくりと歩きながら紫陽花の美しさを堪能できるのが嬉しいポイントです。

見頃時期と最新開花状況

例年6月上旬から下旬、または7月上旬頃までが見頃です。

過去のデータを見ると、6月中旬から下旬にかけてが最も見応えがあるようです。

早咲きの株は、鶴舞警察署隣の公園入口付近や「あじさいの散歩道」の中央付近、野球場付近で見られますよ。

アクセスと駐車場情報

JR中央線「鶴舞」駅、地下鉄鶴舞線「鶴舞」駅4番出口から徒歩すぐと、公共交通機関でのアクセスが抜群に便利です。

車でお越しの場合は、有料駐車場が3箇所(計約284台)ありますが、人気の公園なので公共交通機関の利用がおすすめです。

園内施設と混雑状況

入場は無料。園内には複数のトイレが完備されており、カフェやレストラン、テイクアウトグルメも充実しています。

緑化センターや歴史的建造物、インクルーシブ遊具のある芝生広場もあり、紫陽花鑑賞以外にも楽しめます。

桜の時期は大変混雑しますが、紫陽花の時期も平日午前9時を過ぎると人が増え始める傾向にあります。

夜間ライトアップが実施される時期は、仕事帰りの方々も訪れて賑わいます。

茶屋ヶ坂公園

名古屋市千種区に位置する茶屋ヶ坂公園は、「区の花」がアジサイであることもあり、地域を挙げて紫陽花の植栽に力を入れているスポットです。

その規模は名古屋市内でも最大級

見どころと紫陽花の種類・本数

なんと約6,000株もの紫陽花が、斜面いっぱいに咲き誇る光景は圧巻の一言です。

約100品種もの多様な紫陽花が見られ、手鞠咲きの西洋アジサイ、ガクアジサイ、アナベル、カシワバアジサイはもちろん、「幻のあじさい」とされる七段花や、白から紅へと色を変える「紅(クレナイ)」といった珍しい品種にも出会えます。

公園の北と南を結ぶ「あじさい橋」周辺や、園内東側の「あじさい園」は特に見どころです。

見頃時期と最新開花状況

例年6月上旬から下旬にかけてが見頃です。

名古屋では6月上旬(10日前後)に開花が始まり、6月中旬から下旬がピークとなる傾向があります。

2025年5月20日時点では「つぼみ」の状態と報告されており、今年も順調に開花が進みそうです。

アクセスと駐車場情報

地下鉄「茶屋ヶ坂」駅または基幹バス「茶屋ケ坂」停から徒歩10分と、公共交通機関でのアクセスは良好です。

ただし、公園には駐車場がありません

周辺にコインパーキングはありますが数が限られているため、公共交通機関での来園を強くおすすめします。

園内施設と混雑状況

入場は無料。トイレは設置されていますが、カフェや飲食店は公園内にはありません。

周辺の飲食店を利用するのが良いでしょう。

公園は池や散策路、展望台を備え、自然を満喫できる空間です。

アジサイ祭り期間中は特に混雑が予想されます。ツアー客も訪れるほどの人気スポットなので、ピーク時にはかなりの賑わいを覚悟しておきましょう。

荒子川公園

名古屋市港区にある荒子川公園は、特に真っ白な西洋アジサイ「アナベル」の群生が有名です。

見どころと紫陽花の種類・本数

約300株ものアナベルが咲き誇り、咲き始めの薄い緑から純白へ、そして再び薄い緑へと色を変える様子を長く楽しめます。

そして、この公園のユニークな点は、紫陽花の見頃時期にラベンダーに似た「ブルーサルビア」も美しく咲くこと!

紫陽花とラベンダーの競演は、他ではなかなか見られない絶景を作り出します。

見頃時期と最新開花状況

例年6月から7月ごろが見頃です。

特に、2025年6月7日から15日に開催されるラベンダーフェアの期間中は、紫陽花とブルーサルビアの共演を最も楽しむことができるでしょう。

アクセスと駐車場情報

あおなみ線「荒子川公園」駅から徒歩3分と、駅からのアクセスが非常に便利です。

駐車場は208台収容可能で、通常は無料です。

ただし、ラベンダーフェア期間中の土日のみ、一部駐車場が有料となりますのでご注意ください。

園内施設と混雑状況

入場は無料。本格的な都市緑化植物園を備えた総合公園で、「荒子川公園ガーデンプラザ」では花や緑に関する展示や講習会が開催されています。

ガーデンプラザ内には無料休憩スペースや緑の図書コーナー、授乳室、AEDが設置されており、カップアイスやソフトクリーム、ラベンダーグッズも販売されています。

イベント期間中は臨時カフェやキッチンカーの出店もあります。

ラベンダーフェア期間中は、コンサートやワークショップなど多彩な催しが予定されており、多くの来園者で賑わうことが予想されます。

結論

名古屋市内には、それぞれ異なる魅力を持つ紫陽花スポットが点在しています。

歴史ある公園でゆったりと散策するもよし、市内最大級の紫陽花園で色彩の洪水に包まれるもよし、珍しいアナベルとラベンダーの共演を楽しむもよし。

見頃時期や混雑状況、アクセス方法を事前にチェックして、あなたにとって最高の紫陽花鑑賞を楽しんでくださいね。

雨の日も、紫陽花は一層輝きを増します。

ぜひ、カメラを持って、初夏の名古屋を彩る美しい紫陽花たちに会いに行ってみてください!

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