名神高速道路は、愛知県小牧市から兵庫県西宮市までを結ぶ日本有数の大動脈です。
お盆期間は帰省客とレジャー客が一斉に移動するため、年間でも屈指の渋滞が発生します。
本記事では、お盆の混雑ピークや時間帯、渋滞の原因、サービスエリアの状況、回避策まで旅行者向けに詳しく解説します。
名神高速道路の概要

名神高速道路は、日本初の本格的な高速道路として1965年に全線開通しました。
東西日本を結ぶ基幹路線であり、現在も物流・観光の両面で重要な役割を担っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 小牧IC~西宮IC |
| 全長 | 約190km |
| 接続高速 | 東名高速・阪神高速など |
| 管轄 | 小牧IC~八日市IC:NEXCO中日本 八日市IC~西宮IC:NEXCO西日本 |
主な接続ジャンクション
広域ネットワークの要となるJCTが複数存在し、これが混雑の一因にもなっています。
- 米原JCT:
- 北陸自動車道に接続
- 草津JCT:
- 新名神高速道路に接続
- 吹田JCT:
- 中国自動車道・近畿自動車道に接続
お盆の混雑ピークと渋滞傾向

お盆期間(例年8月上旬〜中旬)は、年間トップクラスの交通量となります。
カレンダーによって変動はありますが、概ね以下の傾向です。
帰省ラッシュ(下り:名古屋→大阪方面)
例年8月11日〜13日頃にピークを迎えます。
早い年では8月8日〜9日から30km超の渋滞が発生することもあります。
- 主なピーク日:
- 8月11日〜13日
- 最大渋滞長:
- 20km〜30km以上
- 混雑時間帯:
- 午前6時〜13時
Uターンラッシュ(上り:大阪→名古屋方面)
8月14日〜16日頃がピークです。
連休最終日に向け、午後から夜間にかけて激しい渋滞が続きます。
- 主なピーク日:
- 8月14日〜16日
- 最大渋滞長:
- 20km〜30km以上
- 混雑時間帯:
- 15時〜22時
特に「8月11日午前の下り」「8月15日午後の上り」は例年最大の難所となります。
混雑が発生する主な理由

名神高速は構造的に渋滞が起きやすい区間が存在します。
交通量増加と道路条件が重なり、大規模な渋滞へ発展します。
交通集中
- 帰省客と観光客が同時期に移動
- 交通量が通常の約2倍近くまで増加
サグ部(勾配変化)
- 緩やかな上り坂で無意識に速度低下
- ブレーキ連鎖で渋滞拡大
- 旧山科バス停付近が代表例
トンネル・合流部
- 大津IC付近のトンネル入口
- 一宮JCTなどの複雑な合流
これらの地点を先頭に渋滞が発生しやすいのが特徴です。
サービスエリア・駐車場の状況

お盆期間はSA・PAも極端に混雑します。
休憩計画を誤ると本線渋滞に巻き込まれる可能性があります。
混雑しやすいSA
- 多賀SA
- 養老SA
- 大津SA
日中から夜間まで満車状態が続き、駐車場待ちの列が本線まで伸びることもあります。
交通機関との比較
- 新幹線は乗車率100%超になる日もある
- 家族連れが車移動を選択し、高速道路の混雑を加速
お盆時期の注意点

旅行者は以下のポイントを事前に把握しておくことが重要です。
交通規制と工事
- 8月10日〜16日前後は大規模工事は原則回避
- お盆明けから集中工事が始まる年が多い
- 夜間通行止めや車線規制に注意
五山送り火の影響
- 8月16日前後は京都東IC・京都南IC出口が大混雑
- 京都市内への流入増加により本線にも影響
安全面の注意
- 渋滞中の追突事故が多発
- ガソリンは早めに給油
- 車内の飲料水を十分に確保
- 子どもの熱中症対策を徹底
渋滞回避のポイント

お盆の名神は計画的な移動が鍵となります。
新名神高速への迂回
- 草津JCT経由で新名神へ分散
- 勾配が緩やかで渋滞が比較的少ない
- ダブルネットワーク活用が有効
時間帯を大幅にずらす
- 22時〜翌5時の夜間移動が効果的
- 午前ピーク・午後ピークを避ける
情報収集を徹底
- iHighway(NEXCO西日本)
- NEXCO中日本公式サイト
- 交通情報アプリ
リアルタイム情報を確認してから出発することが重要です。
まとめ
名神高速道路のお盆期間は、下りが8月11日前後の午前、上りが8月15日前後の午後に最大ピークを迎えます。
渋滞は20km〜30km以上に及ぶこともあり、SAの満車や事故のリスクも高まります。
新名神への迂回や夜間移動を活用し、事前の情報確認を徹底することで混雑リスクを大幅に減らすことが可能です。
余裕を持ったスケジュールで、安全第一の移動計画を立てましょう。


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