京都市動物園の所要時間は?見どころやアクセス情報も詳しく解説

サムネ オナガゴーラル 京都市動物園 TRAVEL

京都市動物園は、京都市左京区岡崎エリアに位置する、日本で2番目に古い歴史を持つ動物園です。

約130種類・580頭以上の動物が飼育されており、家族連れはもちろん、大人の観光客にも人気のスポットです。

本記事では、京都市動物園の所要時間の目安をはじめ、見どころやアクセス情報を詳しくご紹介します。

京都市動物園とは?歴史と特徴

オナガゴーラル
オナガゴーラル:国内最後の個体でした

京都市動物園は、明治36年(1903年)に開園した日本で2番目に古い動物園です。

大正天皇のご成婚を記念して造られ、100年以上にわたり多くの来園者に親しまれてきました。

2015年には「共汗で作る新・京都市動物園構想」に基づき大規模なリニューアルが実施され、動物福祉や教育的な観点を重視した展示へと生まれ変わりました。

現在では、以下のような特徴を持っています。

特徴内容
飼育動物約130種類・580頭以上(ニシゴリラ、アジアゾウ、キリンなど)
展示エリア6つのテーマ別エリア(もうじゅうワールド、京都の森など)
教育・学習機能図書館カフェ、学習イベント、ふれあい体験
バリアフリー高低差が少なく、ベビーカーや車椅子でも回りやすい園内
便利な立地地下鉄・バス・駐車場完備。岡崎エリアの観光とあわせて楽しめる
季節の魅力桜の名所としても知られ、春は特に人気

所要時間の目安

アジアゾウ
アジアゾウ

京都市動物園の敷地はコンパクトで、高低差も少ないため、無理のないペースで回ることができます

見学スタイル所要時間の目安
全体をさっと見て回る約30分〜1時間
ゆっくり観察しながら回る約90分〜2時間
子連れや写真撮影、食事を含める約2〜3時間、半日滞在も可能

小さなお子さま連れやご年配の方でも無理なく楽しめる構造になっており、休憩スペースも豊富です。

見どころ:6つの展示エリア

アメリカバク
アメリカバク

京都市動物園は、テーマに沿った6つのエリアに分かれています。

それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

もうじゅうワールド

トラやジャガーなど、迫力ある猛獣たちを間近で観察できます。

トラが頭上の通路を歩く演出は必見。

京都の森

ツキノワグマやアナグマ、キジなど、日本の里山に生息する動物たちが見られます。

日本で最後のオナガゴーラルも展示されていましたが、2022年10月19日に亡くなりました。

ゾウの森

広々としたスペースでアジアゾウがのんびり暮らしています。

プールで水浴びする姿は撮影スポットにも最適。

④ ゴリラのおうち

ニシゴリラの繁殖に成功した、日本を代表する施設。

立体的な展示で自然な行動を引き出しています。

⑤ おとぎの国

レッサーパンダやペンギンなど、かわいらしい動物が集まる癒しエリア

子どもに人気のふれあい体験も。

⑥ アフリカの草原

キリンやシマウマなど、サバンナの動物たちがのびのびと暮らす空間。

遊歩道からの写真撮影が人気です。

アクセス情報・営業時間・料金

基本情報は、以下のとおりです。

区分詳細
住所京都市左京区岡崎法勝寺町(岡崎公園内)
電車地下鉄「蹴上駅」より徒歩約7分、「東山駅」より徒歩約10分
バス市バス「岡崎公園 動物園前」下車すぐ
駐車場岡崎公園駐車場・みやこめっせ駐車場(有料)
営業時間3月〜11月:9:00〜17:00/12月〜2月:9:00〜16:30
休園日月曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12/28〜1/1)
入園料一般:750円/中学生以下:無料
問い合わせTEL:075-771-0210

周辺の観光スポットも魅力

フンボルトペンギン:ナンテン
フンボルトペンギン:ナンテン

京都市動物園のある岡崎エリアは、京都観光の人気スポットが集まるエリアでもあります。

周辺スポット所要時間(徒歩)特徴
平安神宮約5分鳥居が大きく、朱色の社殿が美しい
京都市美術館約3分アートファンにおすすめ
南禅寺約15分水路閣の写真スポットが人気
蹴上インクライン約10分春の桜の名所としても知られる

まとめ

京都市動物園は、動物とのふれあい・教育・自然との調和が融合した、魅力あふれる動物園です。

所要時間は1〜2時間程度が目安ですが、動物観察や写真撮影をじっくり楽しむなら半日滞在もおすすめです。

岡崎エリアの観光と組み合わせれば、京都旅行の満足度がさらにアップします。
ぜひ旅の計画に加えてみてください。

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