秋の名古屋で人気の紅葉スポットといえば、東山動植物園の紅葉ライトアップです。
植物園エリアの日本庭園や奥池周辺では、約200本のモミジが光に照らされ、幻想的な光景が広がります。
一方で、毎年多くの来場者で賑わうため、混雑を避ける工夫や訪れる時間帯の選び方が重要です。
本記事では、2025年の開催情報とともに、混雑状況やおすすめの時間帯、アクセスのコツを詳しく解説します。
東山動植物園の紅葉ライトアップ概要

東山動植物園は、日本一の飼育種類数を誇る動物園です。
約7,000種の植物を展示する植物園を中心に、遊園地や東山スカイタワーが集まった名古屋屈指の総合レジャー施設。
紅葉の季節には植物園エリアを中心に「紅葉ライトアップ」が行われ、昼間とは異なる幻想的な景観を楽しめます。
開催情報(2025年)
- 開催日:
- 11月22日(土)
- 11月23日(日・祝)
- 11月24日(月・休)
- 11月29日(土)
- 11月30日(日)
- 12月6日(土)
- 12月7日(日)
- 開園時間延長:
- 植物園エリアのみ20:30まで(入園は20:00まで)
- 入園可能な門:
- 16:30以降は「星が丘門」「植物園門」のみ
- 料金:
- 通常の入園券で観覧可能(大人500円、中学生以下無料)
見どころ
- 日本庭園・奥池:
- 水面に映る「逆さもみじ」
- 重要文化財「温室前館」:
- 開園当時の照明を再現したライトアップ
- 紅葉のトンネル:
- 光に包まれる幻想的な小径
紅葉ライトアップの中心は植物園エリアのため、アクセスは地下鉄東山線「星ヶ丘駅」が便利です。
紅葉の見頃と樹木の種類

ライトアップが行われるのは紅葉のピーク時期。
園内にはカエデを中心とした多彩な紅葉樹があり、種類ごとに違う色合いを楽しめます。
主な紅葉樹の種類
- イロハモミジ:
- 鮮やかな赤色
- オオモミジ:
- 葉が大きく深紅に染まる
- ハウチワカエデ・コハウチワカエデ:
- かわいらしい葉の形が特徴
- ヒトツバカエデ:
- 一枚葉のユニークな形
- ハナノキ:
- 真っ赤な紅葉が美しい
- メグスリノキ・カツラ:
- 黄色く色づき、落ち葉は甘い香り
- スズランノキ:
- 燃えるような赤色
特に奥池の「逆さもみじ」は撮影スポットとして人気で、多くの観光客が集まります。
混雑する時間帯

紅葉ライトアップは例年大変な賑わいを見せます。
特に点灯直後は人が集中しやすいため、時間帯を工夫して訪れることがポイントです。
混雑しやすい時間帯
- 17:00〜19:00頃:
- ライトアップ開始直後で最も混雑
- 点灯時間(日没直後):
- 撮影目的の来場者が集中
比較的空いている時間帯
- 閉園間際(20:00〜20:30):
- 来場者が減り始め、ゆっくり鑑賞可能
- 雨天時:
- 人出が少なく落ち着いて楽しめる
混雑を避けるためのコツ

紅葉ライトアップを快適に楽しむためには、事前の準備と訪問時間の工夫が欠かせません。
混雑回避のポイント
- 公共交通機関を利用する:
- 周辺道路や駐車場は大混雑
- 星ヶ丘門から入場する:
- 植物園エリアに近くスムーズ
- 電子チケットを事前購入:
- 券売所の行列を回避
- 昼間から入園しておく:
- 日中は動植物園を楽しみ、そのままライトアップへ
- 混雑スポットを避ける:
- 日本庭園や奥池以外の散策路を歩くのもおすすめ
駐車場とアクセス情報

東山動植物園は車でもアクセス可能ですが、ライトアップ期間中の駐車場は夕方以降「満車」となる可能性が極めて高いため注意が必要です。
駐車場情報
- 普通車 1,600台(1回800円)
- 大型バス 70台(1回2,000円)
- 満車情報:
- 公式サイトでリアルタイム確認可能
アクセス(公共交通機関推奨)
- 地下鉄東山線「東山公園駅」3番出口より徒歩3分(動物園正門)
- 地下鉄東山線「星ヶ丘駅」6番出口より徒歩7分(植物園門)
紅葉ライトアップを目的とする場合は「星ヶ丘駅」からのアクセスが最も便利です。
園内での注意点

紅葉ライトアップを安全に楽しむためには、以下の点に注意しましょう。
- 入園門の制限:
- 16:30以降は星ヶ丘門・植物園門のみ利用可能
- 撮影マナー:
- 三脚や自撮り棒は禁止、フラッシュも不可
- 防寒対策:
- 夜間は冷え込みが強まるため暖かい服装を推奨
- 一部閉鎖エリアあり:
- 動物園エリアは16:50に閉園
- 最新情報を確認:
- 公式サイトやSNSで混雑・開催状況を事前チェック
まとめ
東山動植物園の紅葉ライトアップは、日本庭園や奥池を中心に、幻想的な夜の紅葉を楽しめる人気イベントです。
一方で例年多くの来場者が訪れるため、混雑を避けるなら閉園間際や雨天時を狙うこと、公共交通機関を利用することが大切です。
事前に電子チケットを購入し、星ヶ丘門からアクセスすれば、快適に紅葉ライトアップを楽しめるでしょう。
秋の名古屋旅行の思い出に、ぜひ訪れてみてください。
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