磐梯吾妻スカイラインは、福島市の高湯温泉(北側)から猪苗代方面の土湯峠(南側)へと続く、全長約29kmの山岳観光道路です。
標高差による絶景の変化、浄土平や吾妻小富士をはじめとする「吾妻八景」、春の「雪の回廊」や秋の紅葉など、見どころ満載の人気ドライブルートです。
しかし「どちら側から走るべきか?」と迷う人も多いはず。
この記事では、高湯温泉(北)→土湯峠(南)と土湯峠(南)→高湯温泉(北)の両ルートについて、それぞれのメリット・デメリットを整理し、写真撮影やドライブ体験の観点からおすすめルートを解説します。
磐梯吾妻スカイラインとは

磐梯吾妻スカイラインは、福島県を代表する絶景観光道路のひとつで、「日本の道100選」にも選ばれています。
全長約29kmにわたって、雄大な吾妻連峰の山岳地帯を縦断するルートは、四季折々の景観を楽しめるのが最大の魅力です。
特に、春の雪の回廊、夏の高原ドライブ、秋の紅葉、冬の冠雪と、訪れるたびに違った姿を見せてくれます。
また、標高が高いため夏でも涼しく、避暑地としての魅力もあります。
沿道には「吾妻八景」と呼ばれる絶景スポットがあり、つばくろ谷や浄土平、烏帽子山など、それぞれに個性的な風景が広がります。
浄土平では火山の荒涼とした景観を間近で楽しめ、吾妻小富士に登ればお鉢めぐりも可能です。
まさに、走るだけで観光が完結する特別なドライブルートです。
- 全長約29kmの観光道路
- 福島市高湯温泉(北側)~猪苗代町土湯峠(南側)を結ぶ
- 代表的な見どころは「浄土平」「吾妻小富士」「つばくろ谷」
- 春の雪の回廊、秋の紅葉シーズンが特に人気
- 浄土平周辺は標高1600m、夏でも涼しい高原気候
スカイライン沿いには駐車場付きの展望スポットも多く、ドライブの途中で気軽に車を停めて景色を堪能できる点も人気の理由です。
ツーリングや登山の拠点としても親しまれています。
北側(高湯温泉側)→南側(土湯峠側)のメリット・デメリット

北側(高湯温泉側)→南側(土湯峠側)のメリット・デメリットについてまとめます。
メリット
- 見どころを順番に楽しめる
- 北側から入ると、最初はブナやカエデに囲まれた森林地帯を走り、次第に標高が上がるにつれて岩肌や火山性の荒涼とした景色が現れます。
- そして中盤にはハイライトの浄土平や吾妻小富士が登場し、盛り上がりを感じながら進めます。
- 徐々に景観が変わるため「登山をしているかのような達成感」を味わえるのも魅力です。
- アクセス良好
- 東北自動車道・福島西ICから約20分で高湯温泉に到着でき、福島市内観光からスムーズにスカイラインへ入れるのが魅力です。
- 市街地から短時間で絶景へアクセスできる点は、観光ルートを立てやすくする大きな利点です。
- 写真撮影しやすい
- 絶景ポイントが進行方向左側に多く、運転席からでも景色が見やすく、駐車帯も使いやすいので安全に撮影できます。
- 特に紅葉シーズンは、つばくろ谷をはじめ、渓谷の広がりをカメラに収めやすい点が魅力です。
- シーズンの定番順路
- 雪の回廊や紅葉観光では高湯温泉側から入るのが一般的で、観光パンフレットや旅行会社のツアーでも定番ルートとなっています。
- 迷ったらこちらを選べば間違いないでしょう。
デメリット
- 序盤から上り坂が続くため、車のエンジンに負荷がかかる
- 人気順路なので紅葉シーズンは特に渋滞が発生しやすい
- 浄土平駐車場は午前中から混雑しやすい
南側(土湯峠側)→北側(高湯温泉側)のメリット・デメリット

南側(土湯峠側)→北側(高湯温泉側)のメリット・デメリットについて、紹介します。
メリット
- 比較的空いている
- 多くの観光客は北側から入るため、南側スタートは混雑を避けやすく、自分のペースで走れます。
- 特に紅葉シーズンや連休中は、このルートを選ぶことでストレスなくドライブが楽しめます。
- 裏磐梯・猪苗代観光と組みやすい
- 会津・裏磐梯・猪苗代方面からのアクセスに便利で、五色沼や猪苗代湖観光と組み合わせやすいルートです。
- 観光の動線を考えると「裏磐梯→スカイライン→福島市内」という流れは効率的です。
- 旅の締めに温泉を楽しめる
- 終点が高湯温泉や福島市街になるため、ドライブの後に温泉で疲れを癒やすプランを立てやすいのが魅力です。
- 高湯温泉は源泉かけ流しの硫黄泉で、旅の疲れをリフレッシュするのに最適です。
デメリット
- スタート直後は森林地帯が多く、序盤は景色の迫力に欠ける
- 絶景スポットが進行方向右側に多いため、停車や撮影はやや不便
- 最後が長い下り坂でカーブが多く、夕方や夜間は疲労や注意力の低下に注意が必要
写真撮影・絶景ドライブの観点からのおすすめ

写真や絶景を楽しみたい方は、以下のことを頭に入れておきましょう。
★ 初めての人・写真重視の人 → 高湯温泉側(北)→土湯峠(南)
- 絶景ポイントが左側に出現し、停車・撮影が安全にできる
- 景色の変化がドラマティックで「スカイラインらしさ」を満喫できる
- 定番の順路としておすすめ
★ 混雑回避・猪苗代観光と組む人 → 土湯峠側(南)→高湯温泉(北)
- 比較的空いているためマイペースで走りやすい
- 裏磐梯・会津方面からアクセスしやすく、観光ルートに組み込みやすい
- ゴールを温泉やグルメで締めくくれる
写真撮影にこだわるなら北から、周遊性や混雑回避を重視するなら南からがおすすめです。
まとめ
- 王道ルートは「高湯温泉(北)→土湯峠(南)」
- 写真スポットの多さ
- 景色の変化
- アクセスの良さから初めての人におすすめ。
- 混雑回避や猪苗代観光と合わせるなら「土湯峠(南)→高湯温泉(北)」
- 旅の流れに合わせて柔軟に選ぶのも良い。
どちらのルートからでも磐梯吾妻スカイラインの絶景は十分に楽しめます。
旅の予定や出発地、混雑状況に合わせて最適なルートを選んでください。
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