2025年3月30日、仕事で滞在していた北海道から、そのまま稚内の一人旅に出かけました。
軽い雪が舞う中、稚内市内のホテルを出発し、今回はレンタカーで市内の名所を気ままにドライブして巡ってきました。
旅のルートと体験をまとめます。
出発 ~レンタカーで北のまちを走る

この日は朝から軽く雪がちらつき、さすがは北の大地。
ホテルをチェックアウトした後、駅前で借りていたレンタカーに乗り込み、まずはノシャップ岬を目指します。
雪道ですが、交通量が少ないため安全運転でのんびり移動できました。
ノシャップ岬で静かな時間を

ホテルから車を走らせて約1時間、ノシャップ岬に到着。
利尻富士や礼文島の展望でも有名なこの地ですが、この日は雪がちらほらと舞い、空と海の境界がぼやけて幻想的な雰囲気でした。

岬の突端にあるモニュメント周辺をぐるりと散策。

風景を静かに楽しみながら、北の果てに来たんだなとしみじみ感じます。
観光客もほとんどいないので、波の音を聴きながらしばしのんびり。
この地ならではの静けさが、心に残りました。
稚内駅周辺を散策~お土産と「ポケふた」

その後、市街地までレンタカーで戻り、稚内駅周辺をぶらぶら。
駅構内にある道の駅「わっかない」で旅の記念になるお土産を購入。
地元のお菓子や特産品が揃っていて、お土産選びも楽しい時間です。
そして、駅前で見つけたのが「ポケふた」!

アローラロコンとアローラキュウコンが描かれたマンホール蓋はとても可愛く、思わず立ち止まって写真を撮りました。
ポケモン好きはもちろん、旅のちょっとしたお楽しみにピッタリです。
稚内港北防波堤ドームへ

次に向かったのは「稚内港北防波堤ドーム」。
アーチ状の大きなコンクリート建築が、海に向かってずらりと連なっています。
ここには何度か来たことがあるのですが、改めてそのスケールに圧倒されます。
かつてこの場所まで列車が乗り入れていた歴史も感じられ、巡視船や蒸気機関車の動輪にもふれることができます。

雪と海のコントラストも美しく、旅情たっぷりのひとときでした。
北門神社で参拝~雪の中の最北端神社

続いて北門神社へ車を走らせました。
ここは「神職が常駐する神社としては日本最北端」で、場所も稚内港を見下ろす高台にあります。
1785年に創建され、1896年に現在の場所に移された由緒ある神社です。
境内は雪景色に包まれてとても静か。

ご祭神は天照皇大神、武甕槌神、事代主神。
初詣や例大祭の時期は賑わいますが、この日は人もまばらで、ゆっくりお参りすることができました。
授与所では御朱印や、おみくじ(カニがモチーフの「いカニもいいみくじ」)も引けて、御朱印集めの方にも人気です。
境内からは稚内公園への「短歌の道」が続いているので、時間があればりんとした空気の中歩いてみても良いと思います。

日本最北のマクドナルド「40号稚内店」で朝ごはん!

旅の最後に訪れたのは、「マクドナルド 40号稚内店」。
ここは”日本最北のマクドナルド”として有名で、入口には最北端を示す大きな看板とドナルドのモニュメントがあり、旅情が盛り上がります。

この日は朝マックの「チキンマックマフィン セット(チキンマックマフィン、ハッシュポテト、ホットコーヒー)」を注文。

シンプルながらボリュームもあり、北の地で食べる朝マックは格別の味わいでした。
氷点下&雪ということもあり、特にホットコーヒーが美味しかったのも印象的です。

店内にブランケットのサービスがあったのも印象的です。
そして稚内空港……雪でまさかの欠航
朝食の後、稚内空港へ向かったものの、雪の影響でまさかのフライト欠航。

やや落ち込みつつも、もう一泊稚内で過ごすことになりました。
旅先のハプニングもまた、良い思い出になりそうです。
旅のまとめ
静かな雪景色に包まれた北の最果て・稚内。
レンタカーだったことで、自由気ままに観光スポットを巡ることができ、誰にも邪魔されないひとりだけの旅となりました。
ノシャップ岬の寂寥感や、駅前のかわいいポケふた、防波堤ドームの迫力、北門神社の凛とした空気、そして最北端マクドナルドの朝ごはん――どれも最高の思い出です。
稚内の旅を検討している方、雪道運転に気をつけつつぜひ体験してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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