岡崎城をご存知でしょうか?
東海オンエアの聖地として、知っている人がいらっしゃるかもしれませんね!!
愛知で城といえば、名古屋城と犬山城を思い浮かべる人が多いと思いますが、岡崎城も負けていません!!
知名度で言えば少し劣っているかもしれませんが、岡崎城も歴史的に重要な役割を果たした城です。
この記事では、岡崎城の歴史と見どころについて紹介します。
そもそも岡崎城とは?
岡崎城は、愛知県岡崎市に位置する城です。
徳川家康の生誕地として広く知られています。
その歴史は古く、戦国時代から江戸時代にかけて重要な役割を果たしました。
過去に廃城令によって廃城処分となりましたが、1959年に鉄筋コンクリートで再建。
現在は、市民の憩いの場,観光スポットとして活躍しています。
岡崎城の歴史
名古屋城の歴史について、簡単に紹介します。
もちろん知らなくても楽しめますが、概要を知っていたほうが楽しさが倍増するので、見ていただけると幸いです。
創建と初期の歴史
岡崎城は1455年に、室町時代に西郷頼嗣によって築かれました。
この時期の岡崎城は小さく、砦のようなものとのこと。
そこを1524年に松平清康(徳川家康の祖父)が、岡崎城を奪取。
岡崎城は松平氏の支配下に入り、この時期から本格的な城郭として整備され始めました。
徳川家康と岡崎城
1543年に、徳川家康(当時は松平元康)が岡崎城で誕生。
家康の生誕地として、岡崎城は徳川家にとって特別な意味を持つ場所になりました。
1548年に家康が人質として今川氏に送られ、岡崎城を離れます。
1560年の桶狭間の戦いの後、家康は今川氏から独立し、岡崎城に戻って城主となりました。
戦国時代から江戸時代
1560年代に家康は岡崎城を拠点に三河一帯を支配し、次第に勢力を拡大。
1570年代に浜松城へ移るまで、岡崎城は家康の本拠地として重要な役割を果たしました。
1590年に、 家康は関東に移封。
※移封:大名などを他の地へ移すこと
岡崎城はその後、井伊直政をはじめとする家臣や外様大名に与えられました。
江戸時代になった後、岡崎城は譜代大名の本多氏や本庄氏などが城主を務めることに。
江戸幕府の、東海道防衛の拠点として機能しました。
近代と復元
1873年に明治時代の廃城令により、岡崎城の多くの建物が取り壊されました。
城郭の一部が残りましたが、天守などの主要な建物は失われることに…。
1959年に岡崎市の市制50周年を記念して、鉄筋コンクリート造りで天守が再建。
この天守は、歴史的な資料を基に外観を再現しています。
1980年代以降、岡崎城公園として整備が進行。
2006年、岡崎城は日本100名城に選定されました。
公園内には家康の銅像や歴史博物館などがあり、現在は訪れる人々に歴史を伝える役割を持っています。
岡崎城の見どころ
深い歴史を持つ岡崎城ですが、見どころも満載です。
この項では、岡崎城の見どころについて紹介します。
天守閣
再建された天守閣からは、岡崎市の景色を一望することが可能です。
内部は歴史資料館として役割を果たしており、岡崎城や家康に関する展示が行われています。
観光みやげ店 おかざき屋
2024年2月9日にリニューアルオープンした、岡崎城のお土産屋さんです。
八丁味噌やオカザエモンといった、岡崎名物を広く取り扱っています。
三河武士のやかた家康館
三河武士のやかた家康館では、徳川家康の生涯について詳細に紹介しています。
家康だけでなく、それを支えた三河の武士についても解説されており、歴史好きは絶対に行って欲しい場所です。
また刀や兜といった、武士が使っていた道具の重さを体験できるコーナーもあり、歴史に興味がない人でも楽しむことができます。
龍城神社
龍城神社は、岡崎城の隣に位置する神社です。
龍城神社はただの神社ではなく、なんと龍の伝説があります。
家康が誕生した際、城楼上に雲を呼んで風を招く金の龍が現れて、昇天したとのこと。
ご利益は、出世,開運,安産,厄除けなど。
ぜひ立ち寄ってみてください!!
お休み処 桜茶屋
きしめんや味噌煮込みうどん,土手煮に五平餅など、名古屋めしを思う存分楽しめるお店です。
みたらし団子や五平餅はテイクアウトもできるので、公園内を散策しながら食べるのも一興ですよ。
東海オンエアの聖地
岡崎城は、東海オンエアの聖地の一つになっています。
岡崎城の天守閣,桜茶屋,1億5000万円の木など、ファンなら行きたい場所が多いです。
先ほど紹介した観光みやげ店 おかざき屋にて、東海オンエアがコントで用いた「傾いている家」の再現コーナーがあります。
危険なので立ち入りはできませんが、ファンの方はぜひ立ち寄ってみてください。
岡崎城へのアクセス
岡崎城へのアクセス方法は様々です。
電車,バス,車の3項目に分けて紹介します。
電車
名鉄名古屋本線の利用が最も便利です。
- 名鉄名古屋本線:
- 名鉄 東岡崎駅より徒歩15分
- 名鉄名古屋駅から乗り換え無しで行ける
- 東岡崎駅から岡崎公園までバスも出てる
- 愛知環状鉄道:
- 中岡崎駅より徒歩15分
- 豊田,春日井市民はこちらが便利
車を利用する場合
車で足を運ぶ場合、岡崎公園駐車場を利用するのが便利です。
岡崎公園駐車場とは、岡崎公園の東隣にある専用駐車場。
収容台数が多く、駐車料金は時間帯によって異なります。
混雑が予想される場合は、早めに到着しておきましょう。
- 利用できる日:休業日なし
- 利用できる時間:24時間営業
- 収容台数:普通車150台
- 通常期の料金:
- 混雑期の料金
岡崎城の基本情報
最後に、岡崎城の基本情報を紹介します。
料金 | 【岡崎城】 中学生以上:300円 5歳以上:150円 【三河武士のやかた家康館】 中学生以上:400円 5歳以上:200円 【岡崎城・家康館2館共通】 中学生以上:650円 5歳以上:320円 |
住所 | 愛知県岡崎市康生町561-1 |
電話 | 0564-24-2204 |
営業時間 | 9時〜17時(入館は16時半まで) |
休園日 | 12/29-12/31 |
公式サイト | こちら |
最後に
以上が、岡崎城の歴史と見どころになります。
岡崎城は、愛知を代表する観光名所の一つです。
ぜひ一度、岡崎城を訪れてみてください!!
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