湘南・鎌倉観光の足として欠かせない江ノ島電鉄(江ノ電)は、ゴールデンウィーク(GW)になると全国屈指の混雑路線となります。
沿線には江の島や鎌倉大仏、長谷寺、鎌倉高校前など人気観光地が密集しており、短い路線ながら観光客が一気に集中します。
この記事では、江ノ電の基本情報を押さえたうえで、GW期間中の混雑状況、時間帯別の傾向、帰省やUターン時の注意点、満員電車を避けるための実践的な対策まで、旅行者目線で詳しく解説します。
江ノ島電鉄(江ノ電)の基本情報

江ノ電は藤沢駅から鎌倉駅までを結ぶ、全長10.0kmのローカル私鉄です。
観光路線としての知名度が高く、車窓から海や街並みを楽しめる点が大きな魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 藤沢駅〜江ノ島駅〜鎌倉駅(全15駅) |
| 所要時間 | 全線通しで約34分 |
| 運行間隔 | 日中約14分間隔 |
| 編成両数 | 4両編成 |
| 特徴 | 海沿い走行、併用軌道、観光利用が中心 |
GW期間中の混雑状況と待ち時間

江ノ電のGWは、通常の休日とは別次元の混雑になります。
特に後半の連休は、年間でも最大クラスの人出となります。
- 混雑ピーク期間
- 5月3日〜5月5日
- 主要駅の状況
- 鎌倉駅、藤沢駅、江ノ島駅、長谷駅で入場規制が頻発
- 乗車までの待ち時間
- 最大60分〜90分程度
改札の外まで行列が伸び、電車に乗るまで長時間待たされるケースも珍しくありません。
感覚的には、移動というより行列に並ぶイベントに近い状況になります。
混雑する時間帯とその理由
江ノ電の混雑は一日中続きますが、特に人が集中する時間帯があります。
時間帯を理解することで、ある程度の回避が可能です。
- 混雑ピーク時間帯
- 10時〜18時
- 最混雑時間
- 12時〜16時
混雑が激しくなる主な理由は以下の通りです。
- 鎌倉大仏、長谷寺、江の島など人気観光地が沿線に集中
- 鎌倉高校前の踏切を目的とした国内外の観光客
- 4両編成という限られた輸送力
満員電車の実態と乗車時の注意点
GWの江ノ電では、都市部の通勤ラッシュとは異なるタイプの満員状態が発生します。
観光客が多く、大きな荷物を持つ人も目立ちます。
- 車内は立ち位置を確保するのが困難
- ベビーカーや大型スーツケースは移動しづらい
- 鎌倉高校前などでは途中駅でほとんど乗れない
途中駅からの乗車は想像以上に難しく、始発駅からでなければ立ち乗りすらできない場合もあります。
鎌倉駅で実施される沿線住民優先入場の社会実験

GW期間中、鎌倉駅では混雑対策として沿線住民や通勤・通学者を対象とした優先入場の社会実験が行われます。
- 対象
- 鎌倉市が発行する証明書を持つ住民や通勤通学者
- 内容
- 駅外の行列をスキップして改札内へ優先的に入場
- 観光客の扱い
- 優先対象外のため通常の行列に並ぶ必要あり
観光客にとっては待ち時間がさらに長くなる要因となるため、事前に把握しておくことが重要です。
GW期間中の道路渋滞と駐車場事情

江ノ電沿線は鉄道だけでなく道路も深刻な混雑に見舞われます。
特に車でのアクセスは注意が必要です。
- 国道134号を中心に終日渋滞
- 鎌倉・江の島周辺の駐車場は午前8時〜9時に満車
- 一度入庫すると出庫にも時間がかかる
パークアンドライドが実施される場合もありますが、駐車場自体が早い時間に埋まるため、車での来訪は現実的とは言えません。
お得な乗車券と活用のポイント

GWに何度も江ノ電を利用する場合は、1日乗車券を活用すると運賃面での負担を軽減できます。
| 名称 | のりおりくん |
| 価格 | 大人800円 |
| 有効範囲 | 江ノ電全線 |
| 購入方法 | 駅窓口、EMotアプリ(デジタル版) |
ただし、混雑時は乗り降り自体に時間がかかるため、回数を詰め込みすぎない計画が重要です。
GW観光を乗り切るための実践的ポイント

江ノ電のGW混雑を完全に避けることは困難ですが、行動次第で負担を減らすことは可能です。
- 到着は朝8時台までを目標にする
- 午前中に主要観光を終え、昼過ぎには離脱
- 鎌倉駅〜長谷駅間は徒歩移動も検討(約25〜30分)
- 帰省やUターン時は時間に大きな余裕を持つ
タクシーや路線バスも渋滞の影響を強く受けるため、徒歩と鉄道を組み合わせた移動が現実的です。
まとめ
江ノ電のGWは、日本でも屈指の混雑を誇る観光路線となります。
ピーク時間帯には1時間以上の待ち時間が発生し、満員電車や入場規制が当たり前の光景になります。
一方で、早朝行動や徒歩移動の併用など、工夫次第でストレスを軽減することは可能です。
GWに江ノ電を利用する際は、混雑を前提とした余裕ある計画を立て、時間と心にゆとりを持った旅を心がけましょう。



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