三島駅は、伊豆観光や静岡東部エリアの玄関口として、多くの旅行客が利用する東海道新幹線の主要駅です。
本記事では、三島駅で東海道新幹線を利用する旅行客向けに、乗車しやすい号車、下車や乗り換えがスムーズな号車、車内環境の違いまでを詳しく解説します。
初めて三島駅を利用する方でも迷わないよう、駅の基本情報もあわせて紹介します。
三島駅の基本情報

三島駅はJR東海と伊豆箱根鉄道が乗り入れるターミナル駅で、新幹線と在来線、伊豆観光をつなぐ重要な拠点です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県三島市一番町16-1 |
| 乗り入れ路線 | 東海道新幹線 JR東海道本線 伊豆箱根鉄道駿豆線 |
| 新幹線停車種別 | ひかり こだま |
| 駅構造 | 新幹線:1面2線(島式) 在来線:2面4線 |
| 出入口 | 北口(新幹線側) 南口(在来線・市街地側) |
三島駅新幹線ホームの特徴
三島駅の新幹線ホームは、全国的にも珍しい構造をしています。
事前に把握しておくことで、号車選びがしやすくなります。
- 新幹線ホームは高架にあり、5・6番線の1面2線構造
- 島式ホームの外側に通過線がある珍しい配置
- 改札口や在来線連絡通路はホーム中央付近に集中
- 売店(ベルマートキヨスク)は7号車〜8号車付近
このため、ホーム中央付近の号車が最も移動しやすいのが特徴です。
三島駅で乗車しやすいおすすめ号車

三島駅での乗車のしやすさを重視する場合、改札や階段との位置関係が重要です。
- 7号車〜10号車
- 北口改札や在来線連絡通路から最短距離
- 階段・エスカレーターが集中している
- 初めて利用する人でも迷いにくい
- 7号車・8号車
- ホーム上の売店が近く、飲み物や軽食を購入しやすい
特に旅行客の場合、荷物が多くなりがちなため、7号車〜10号車付近が最も無難な選択です。
在来線・伊豆箱根鉄道への乗り換えに便利な号車
三島駅で在来線や伊豆方面へ乗り換える場合は、連絡通路への近さがポイントになります。
- JR東海道本線・伊豆箱根鉄道駿豆線への乗り換え
- 8号車〜11号車付近が最短ルート
- 南口改札方面への移動がスムーズ
- 伊豆観光(修善寺方面)を予定している場合
- 駿豆線ホームに近い8号車〜10号車が便利
乗り換えを重視する旅行客は、8号車〜10号車を基準に考えると失敗が少なくなります。
静かに過ごしたい人向けの号車と座席環境
移動時間を落ち着いて過ごしたい人は、車内環境も重要です。
- グリーン車(8号車〜10号車)
- 普通車よりも静かで、座席間隔が広い
- 観光前後の移動を快適にしたい人向け
- 12号車付近
- 改札や階段からやや離れており、人の出入りが少なめ
- 混雑を避けたい人に向いている
短距離移動でも、静かな環境を優先したい場合はこれらの号車が候補になります。
景色を楽しみたい場合の座席選び
三島駅周辺は、天候が良ければ富士山や駿河湾の景色を楽しめる区間です。
- 下り(東京 → 名古屋・新大阪方面)
- 進行方向右側のE席
- 三島駅付近で富士山が見えることがある
- 上り(名古屋・新大阪 → 東京方面)
- 進行方向左側のA席
- 駿河湾側の景色を楽しめる区間がある
景色重視の場合は、号車よりも座席位置を意識すると満足度が高まります。
コンセントを使いたい人向けのポイント
スマートフォンやカメラの充電をしたい旅行客にとって、コンセントの有無も重要です。
- N700系・N700S系
- 全座席でコンセント利用可能
- それ以外の車両
- 窓側(A席・E席)の足元に設置されていることが多い
確実に充電したい場合は、窓側席を選ぶと安心です。
三島駅周辺の環境と再開発状況

三島駅南口では、大規模な再開発が進行中です。
旅行客にとっても利便性が向上しています。
- 南口東街区再開発事業が進行中
- 24階建てタワーマンションを中心とした複合施設を整備予定
- 医療機関、商業施設、ホテル、公共施設が入る計画
- 2028年の全面開業(まちびらき)を予定
駅周辺は今後さらに便利になり、観光拠点としての魅力も高まっています。
まとめ
三島駅で東海道新幹線を利用する場合、最もおすすめなのは7号車〜10号車付近です。
改札や在来線への乗り換えがしやすく、売店も近いため、旅行客にとってバランスの良い選択といえます。
静かに過ごしたい人はグリーン車、景色を楽しみたい人は座席位置を意識することで、移動時間の満足度がさらに高まります。
目的に合わせて号車を選び、三島駅からの旅を快適にスタートさせてください。



コメント