【正寿院（風鈴寺）】お盆の混雑｜時間帯・風鈴・拝観の注意点を解説

京都・宇治田原町にある「正寿院（しょうじゅいん）　」。

夏の風物詩として知られる「風鈴まつり」や、ハート型の猪目窓、160枚の天井画など、見どころの多い人気寺院です。

お盆期間の京都は観光地が混雑するイメージがありますが、正寿院は市街地から少し離れていることもあり、混雑の傾向に特徴があります。

本記事では、お盆時期の混雑状況・狙い目の時間帯・風鈴まつりの見どころ・駐車場の注意点を、旅行者向けに詳しくまとめています。

正寿院とは

正寿院は、鎌倉時代に創建された歴史ある高野山真言宗の寺院です。

本尊の不動明王坐像（快慶作）は国の重要文化財に指定され、客殿では160枚の天井画や「猪目窓（ハート型の窓）」を見ることができます。

夏季は境内に約2000個の風鈴が並ぶ「風鈴まつり」が開催され、多くの参拝者が訪れます。

項目	内容
所在地	京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
拝観時間	9:00〜16:30（冬季は変更あり）
拝観料	通常600円、風鈴まつり期間800円ほか
主な見どころ	猪目窓、天井画160枚、風鈴まつり
アクセス	京阪バス「奥山田正寿院口」下車すぐ／車が一般的だが道幅が狭い

お盆の参拝を計画する際は、風鈴まつりの開催期間や天候、混雑しやすい時間帯を把握しておくと快適に楽しめます。

お盆の京都は観光地が混み合う印象ですが、正寿院は市街地から離れているため、極端な混雑は起こりにくいとされています。

ただし風鈴まつり開催中のため、通常期より参拝者が多くなる点には注意が必要です。

お盆期間は「暑さを避けたい」傾向の観光客が多く、京都の中でも比較的混雑しにくいスポットといえます。

お盆期間の混雑は 時間帯による差 が大きく、季節特有の現象「幸せのおかげ（猪目窓にできる光の影）」が見える日には特に混み合います。

時間帯	理由
10時〜15時	観光客の到着が集中する
16時前後（8/20〜9月中旬）	猪目窓に光のハートが出現する時期

特に風鈴まつり期間の週末は、写真撮影目的の参拝者で列ができることがあります。

時間帯	理由
開門直後（9時）	団体客や車の到着前で落ち着いている
閉門前の夕方	日中より気温が下がり人が分散する

朝は風鈴の音色も静かな環境で楽しめるため、写真を撮りたい旅行者に特におすすめです。

夏の正寿院の最大の魅力は、境内を彩る約2000個の風鈴です。

風鈴小径を歩くと、涼やかな音が重なり合い、夏らしい風を感じられます。

風鈴が強風で揺れやすいため、写真は午前中の穏やかな時間帯が撮影しやすくおすすめです。

正寿院へは車での参拝が一般的ですが、道幅が非常に狭い区間があるため注意が必要です。

お盆や週末は満車になることもあり、早めの到着が安心です。

満車時は待機が必要になるため、9時台の到着がスムーズです。