【忍野八海】GWの混雑|時間帯・渋滞・待ち時間・観光の注意点など

サムネ TRAVEL

富士山の麓に湧く透明度の高い湧水池として人気の忍野八海は、ゴールデンウィーク(GW)になると年間でもトップクラスの混雑となります。

周辺道路の渋滞、駐車場の満車、人の流れが滞る歩道など、事前に知っておきたいポイントが多くあります。

この記事では、GWの混雑状況、混む時間帯、駐車場の実情、観光の所要時間、混雑を避ける方法まで、旅行者向けにわかりやすくまとめています。


忍野八海とは

忍野八海

忍野八海は、富士山の伏流水が約20年かけて濾過されて湧き出す8つの湧水池の総称です。

かつて忍野湖が干上がった際に湖底に残った湧水口が現在の池となった歴史を持ち、古くから富士信仰の場として知られています。

透明度の高い水と富士山を背景にした景観は国内外で高い人気があり、世界文化遺産「富士山」の構成資産にも登録されています。

基本情報

項目情報
名称忍野八海
所在地山梨県南都留郡忍野村忍草
料金無料(底抜池のみ資料館入館料300円)
駐車場周辺に民営駐車場多数(約300円〜)
アクセス(車)河口湖ICから約20分
アクセス(バス)富士山駅から「忍野八海」バス停下車徒歩5分

GWの混雑状況

忍野八海

GW期間の忍野八海は、年間を通して最も混雑する時期です。

富士五湖エリア全体が観光ピークに入り、特に団体ツアーと自家用車が集中します。

混雑の特徴

項目内容
期間の傾向4月末〜5月上旬は終日混雑
ピーク日4月29日、5月3日〜5日
来訪者層家族連れ、観光バスツアー、訪日外国人

忍野八海は見学自由で入場制限がないため、人が増えるほど池の周辺に滞留が起きやすく、撮影スポットでは順番待ちが発生しやすくなります。


混雑する時間帯

訪問者の行動が重なる時間帯は特に混雑します。

観光バスの到着と自家用車の流入が同じ時間帯に集中するためです。

混雑ピークの時間帯

時間帯混雑の状況
午前10時〜正午団体ツアーが集中し最も混雑
正午〜15時駐車場が満車になりやすい
15時〜17時道路渋滞は続くが観光地内はやや緩和

午前10時前後から観光バスが連続して到着し、各池の周辺は人が密集します。

特に人気の高い「中池」では、撮影までに数分〜10分程度待つこともあります。

車で訪問する場合は、この時間帯に渋滞が重なるため注意が必要です。


アクセスと渋滞の傾向

忍野八海

忍野八海周辺の道路は道幅が狭く、観光地付近の信号で渋滞が起きやすい構造です。

GWはこれに加えて河口湖・山中湖からの車が集中するため、非常に混雑します。

渋滞しやすい場所

  • 国道138号(御殿場方面・山中湖方面)
  • 国道139号(河口湖方面)
  • 忍野八海周辺の村道(駐車場に入る車で渋滞)

渋滞の傾向

時間帯道路の状況
午前9時〜11時各方面からの流入が集中し渋滞が始まる
正午前後周辺道路が最も混み、ICからの到達に時間がかかる
午後15時以降周辺道路は混むが徐々に緩和

駐車場の混雑状況

忍野八海には公営の大規模駐車場がなく、主に民営駐車場を利用します。

価格はおおむね300〜500円ほどですが、GWは午前中には満車になる場所が多いです。

駐車場利用のポイント

  • 中心部の駐車場ほど早く満車になる
  • 少し離れた広めの駐車場は比較的停めやすい
  • 満車時は臨時駐車場が開設されることもある

混雑を避ける方法

忍野八海

混雑が激しい時期でも、訪問時間を工夫することで比較的快適に観光できます。

混雑回避のコツ

  • 早朝(午前8時前)に到着する
  • 夕方(16時以降)の訪問を選ぶ
  • 連休の谷間の日を狙う
  • 車ではなく公共交通機関を利用する

早朝は観光バスがまだ到着しておらず、池の水面も比較的静かで写真撮影にも向いています。


GWの所要時間の目安

忍野八海

忍野八海は8ヶ所の湧水池が点在しているため、混雑状況により所要時間が大きく変わります。

所要時間の目安

状況所要時間
混雑が少ない場合約1〜1.5時間
GWピーク時約2〜3時間
駐車場待ち・渋滞含む最大4時間以上になる場合も

特に中池付近は人の流れが滞りやすく、撮影待ちを含めて歩行速度が遅くなります。


観光時の注意点

忍野八海は自然保護の観点から、訪問時に守るべきルールがあります。

注意点

  • 池への投げ込みは禁止
  • ドローンの飛行禁止
  • 歩道が狭いため、小さなお子様連れは混雑時に注意
  • 池の周辺は滑りやすい場所がある

自然保護と安全のため、マナーを守って観光しましょう。


まとめ

GWの忍野八海は、道路渋滞・駐車場満車・観光地内の人混みが重なり、例年非常に混雑します。

特に午前10時から午後3時はピークとなるため、訪れる時間を工夫することで快適に観光できます。

早朝や夕方を狙えば、透明度の高い水面や富士山を静かな雰囲気で楽しむことができるため、ぜひ計画に取り入れてみてください。

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