大阪へ用事があったため、道中の京都でプチ観光してきました。
メインに観光した場所は伏見稲荷大社。
観光する方の参考になれば幸いです。
伏見稲荷大社
伏見稲荷大社の概要を紹介し、その後に自分が体験したことを綴っていきます。
伏見稲荷大社とは?
伏見稲荷大社は711年に創設され、1300年以上の歴史を誇る神社です。
全国におよそ3万社の稲荷神社が存在し、この神社はその総本社。
もとは農耕の神として崇拝されていましたが、中世から近世にかけて商売繁昌,家内安全の神として、多くの人々に信仰されるようになりました。
伏見稲荷大社において、最も有名なのは千本鳥居でしょう。
これは江戸時代以降に、祈りと感謝の念を鳥居の奉納を持って表したものです。
多くの人が奉納した結果、何本もの鳥居が並んだという経緯になります。
また、無料駐車場が広く、車での観光にもってこいな場所です。
旅行記:伏見稲荷大社
私の京都観光は前日の夜からスタート。
粕汁を買って、友人宅で食事。
粕汁は酒粕を加えて煮込んだ料理で、甘酒と豚汁を足して2で割ったような味でした。
非常に美味しいので、お試しあれ。
起床し、伏見稲荷大社へ。
9時半前ぐらいに駐車場へ到着すると、すでに満車寸前。
京都の友人に「平日なら9時半までに到着すれば無料駐車場に間に合う」と聞いていたので、鵜呑みにしたら本当にその通りに…。
現地民、強し!
境内に入って本殿の周りをウロウロしていると、神楽殿にて神楽を見ることができました。
ちょうど御祈祷を申し込まれた方がいらっしゃったようで、ラッキーです。
神楽殿を後にし、いよいよ千本鳥居へ。
まさに人の嵐。
修学旅行生と外国人で溢れかえっていました。
さすが京都…
とてもじゃないですが、他の人を映さずに撮影は難しそうです。
千本鳥居を抜けて少し登ると、見晴らしの良い場所にでます。
四つ辻と呼ばれる場所で、京都の街を一望できる場所です。
ソフトクリーム等の軽食もあるので、体を十分に癒してから上を目指しましょう。
四つ辻を後にし、山頂を目指して登っていきます。
ここまで来ると、観光客もかなり少ないです。
ゆっくりと撮影しながら登ることができます。
そうしていると、いつの間にか山頂です。
標高は233m。
苦労して登ったのですから、さぞ素晴らしい景色が…!
と言いたいところですが、展望できるところがありません。
少し残念ですが、登りきった達成感で穴埋めをしましょう。
一ノ峰を後にし、二ノ峰,三ノ峰,四つ辻を経て下山。
下山した時の時間が12時過ぎだったので、2時間半も滞在していたことになります。
時間の経過を感じさせない、素晴らしい神社でした。
伏見稲荷大社の無料駐車場
伏見稲荷大社の無料駐車場を紹介します。
駐車場は常時利用できるもの1箇所と、臨時で利用できるもの3箇所です。
順番に紹介します。
大社駐車場
多くの方が利用するのが、この大社駐車場。
基本情報は以下の通りです。
上述した通り、9時半には満車寸前でした。
ギリギリを攻めたくない人は、8時ぐらいに到着していると良いかもしれません。
また、伏見稲荷大社に訪れたのは平日だったので、休日に訪れる方はもっと早く訪れる必要があります。
大社駐車場の注意点
参拝自体は24時間可能ですが、駐車場は22時〜5時のあいだ利用できません。
さらに、12月30日から1月5日までの年末年始期間中は、境内の駐車場は閉鎖されています。
臨時第1駐車場
基本情報は以下の通りです。
臨時駐車場なので、年末年始,GW,紅葉シーズンなどの人が混む時しか開放されません。
臨時第3駐車場
基本情報は以下の通りです。
第1駐車場と同様に臨時駐車場なので、年末年始,GW,紅葉シーズンなどの人が混む時しか開放されません。
また、伏見稲荷大社まで距離があるため、臨時第1駐車場行きの送迎バスが運行されています。
臨時第4駐車場
基本情報は以下の通りです。
他の2つの駐車場と異なり、臨時第4駐車場は初詣時期限定になります。
また、これらの臨時駐車場は不定期に開放されるので、公式HPを要チェックです。
日中のオススメな撮影場所
第二鳥居や千本鳥居などの人気な撮影スポット,紅葉シーズンやGW等の大型連休の時期は早朝に行かなければなりません。
遅くとも7時には到着しておきましょう。
今回は、平日の人が多い時間帯でのオススメ撮影場所を紹介します。
その場所とは、ズバリ山頂周辺です。
四つ辻から山頂方面は、明らかに人が減ります。
後ろを歩いている人の気を使わずに思う存分、撮影をすることが可能です。
それでも、たまに後ろを振り向いて確認することも重要ですが…
紅葉シーズンやGW等の人が混みやすい時期には難しいかもしれません。
これらの時期は参考程度にお願いします。
伏見稲荷大社の野鳥
伏見稲荷大社で見られた野鳥は以下の通りです。
カモ目 | タカ目 | ハシブトガラス | シロハラ |
カルガモ | トビ | ヤマガラ | ルリビタキ |
ハト目 | キツツキ目 | シジュウカラ | スズメ |
キジバト | コゲラ | ウグイス | ハクセキレイ |
カワラバト | アカゲラ | エナガ | セグロセキレイ |
ペリカン目 | スズメ目 | メジロ | カワラヒワ |
アオサギ | ハシボソガラス | ムクドリ | アオジ |
計22種
冬ということで、ルリビタキやアカゲラといった鳥が見られました。
しかし、人の通りが多いため、野鳥は基本的に近寄って来ません。
声を聞いて探しましょう。
ちなみに、現地の看板によると、ミソサザイも見られるようです。
山頂部で時間をかければ、見つけられるかもしれません。
伏見稲荷大社周辺の食事処 可乃古 KANOKO
私が足を運んだ場所は、可乃古 KANOKO です。
蕎麦,うどんの名店で、出汁にも強いこだわりを持っています。
店内は上品な和食料理店といった感じで、落ち着ける雰囲気です。
しかし、修学旅行生や外国人が多く、店内は少し活気があります。
このギャップが、可乃古 KANOKOの良いところなのかもしれません。
注文したもの
そんなお店で私が注文したのは、京のにしん茶蕎麦 と ぷちいなり。
せっかく京都にいるので、にしんそばを食べたいですよね。
ついでに、伏見稲荷ということでいなり寿司も。
にしんそばの味は最高の一言です。
上品な出汁と甘辛いにしんの味が絡み合い、それを纏った蕎麦が口の中で弾けます。
正直、好き嫌い分かれる味だと思いますが、ぜひ食べてほしい一品です。
お稲荷さんは甘めな味付けでした。
場所
可乃古 KANOKOの場所は、伏見稲荷大社の目の前です。
駐車場はないので、伏見稲荷大社に停めっぱなしになります。
そのため、車でお越しの方は必ず参拝し、サッと食べてサッと帰る意識を持っておきましょう。
基本情報
基本情報は以下の通りです。
店名 | 可乃古 KANOKO |
価格 | 1,000円くらいから |
住所 | 京都府京都市伏見区深草稲荷中之町59 |
電話 | 0756414507 |
営業時間 | 11時〜18時(L.O./17時) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | https://www.inari-kanoco.com/ |
営業時間が決められているものの、蕎麦がなくなり次第閉店ですので、お気をつけください。
最後に
というわけで、伏見稲荷大社の紹介をしてきました。
皆さんも京都に車でお越しになる際は、ぜひお立ち寄りください。
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