2024/6/13,14の鳥見

RECORD

この日の仕事が延期になってしまったため、三重と奈良を回ってきました。

1日目は三重にて、青蓮寺湖と香落渓へ。

2日目は奈良にて、大台ケ原へ足を運びました。

そこで見られた鳥のハイライトは、以下の通りです。

コサメビタキ

コサメビタキ

午前中は溜め込んでた仕事をこなし、午後に出発して14時から鳥見開始です。

青蓮寺湖に初めて訪れましたが、けっこう鳥いますね!!

キビタキが永遠に鳴いているのはもちろん、オオルリやホトトギス,センダイムシクイなど多くの夏鳥に囲まれました。

声を聴くばかりで撮影自体はあまりできなかったですが…。

その中で唯一まともに撮影させてくれたのは、コサメビタキ!!

頻繁にフライキャッチしていました。

夏でもこれを見せてくれるのが、山の良いところですよね。

地元で越冬したコサメとは、また違ったありがたみがあります。

以下、参照↓

ヒヨドリ

ヒヨドリ

コサメビタキの周辺を、終始ウロウロしていたヒヨドリ。

獲物の横取りでも狙っていたのでしょうか?

食べるものは他にもあったと思うのですが…。

コサメがいなくなった後は、自慢の声をしこたま轟かせていました。

コシアカツバメ

青蓮寺湖の上空を、数羽のコシアカツバメが飛翔していました。

さすがツバメ類。

飛翔技術の高いこと、この上ないですね。

展望台から観察していましたが、頭上を飛んだり眼下を飛んだりとけっこう楽しかったです。

コマドリ

大台ケ原といえば、コマドリですよね。

あちこちで囀っており、どこを歩いても声が聴こえてきます。

しかし、観察しやすいかと言うと話は別。

しっかり観察させてくれたのは、この1個体のみでした。

木の上の方で囀っており、見上げても見えるのは葉っぱだけ…。

たまたま採餌しに降りてきてくれた個体に出くわしたので、撮影することができました。

個体数のわりに撮影難易度が高いです。

カケス

カケスもコマドリに負けないぐらい、あちこちにいました。

鳴き声も姿も目立つので、探すのに苦労しないです。

観察するぶんには文句なしですが、欲を言えばもう少し見やすいところに降りてきてほしいところ。

そんな印象ですが、観察したカケスの中で面白かったのがこの個体。

口を半開きにして、ガンを飛ばしていました。

田舎のヤンキーみたいなカケスで、面白かったです。

高原モズ

高原モズ

実は初めて見た、高原モズです。

高原モズを簡単に説明すると、平地のモズより色が淡い個体のことを指します。

種どころか亜種の違いもなく、通常のモズと同種です。

白いお腹と黒い縁の翼が特徴とのことで、写真の個体と合致していると言っていいでしょう。

期待していなかったものが見られるのは、嬉しいですね。

オオルリ

オオルリ

なかなかの個体数を誇っていた、オオルリです。

コマドリに負けないよう、一生懸命に囀っていました。

この個体を観察していた時、横を登山者が通過。

かなり見やすいところに出てきてくれたのに、もったいないなと感じてしまいましたね…。

人に関心をもたれないのは、オオルリにとって理想的かもしれませんが。

コガラ

ヒガラ

カラ類のよだれかけ、コガラです。

ネクタイと一緒にいました。

地元にシジュウカラ以外いないので、テンション上がりますね。

忙しなく動き回っており、相変わらずの観察難易度でした。

とはいえ、採餌する様子をしっかり見られて良かったです。

ゴジュウカラ

駐車場の近くにいた、ゴジュウカラです。

実は2羽、映り込んでいます。

私が観察している時に、何を見ているのかを2人組のカメラマンに尋ねられました。

私が「ゴジュウカラですよ」と教えると、一人目が「じゃあ、いいや」と言い、二人目が「よくいるんですか?」と一人目に質問。

一人目が「シジュウカラの仲間で、この先でも見られるよ」と発言。

なんだコイツってなりました。

聞いておいて「じゃあ、いいや」で済ませるのも失礼ですし、そもそもゴジュウカラはシジュウカラの仲間ではありません。

シジュウカラはシジュウカラ科,ゴジュウカラはゴジュウカラ科の鳥。

科レベルの差は、けっこう大きな違いです。

それに2人目も経験が浅いなら、意欲的に観察しなよ!!と思うばかり。

目的があるかもしれませんが、見られる時にしっかり見ないのはもったいないなーと思ってしまいます。
そもそも双眼鏡持ってこい!!

こんなやり取りがあったのに、頭上で気にせず採餌しているゴジュウカラは平和そのもの。

憂さ晴らしに、めっちゃ観察しました。

キクイタダキ

ゴタゴタの後にゴジュウカラを観察していた際、天使が舞い降りました。

キクイタダキです。

下がったテンションを上げに来てくれた気がして、感謝しかありません。

てか、タイミングが良すぎて笑っちゃいました。

カメラマンが撮影したい鳥の一つであったであろう鳥なので、彼らが去った後に目の前に来るのは面白すぎます。

キクイタダキを観察し、タイムアップ。

キクイタダキがラストになるとは、最高の締めくくりとなりました。

見られた鳥

三重,奈良,移動中で見られた鳥は、以下の通りです。

キジフクロウヤブサメ
カルガモカワセミエナガ
カイツブリコゲラセンダイムシクイ
キジバトアカゲラメジロ
カワラバトアオゲラセッカ
カワウチョウゲンボウゴジュウカラ
ゴイサギサンショウクイミソサザイ
アマサギモズムクドリ
アオサギカケスコマドリ
ダイサギハシボソガラスルリビタキ
チュウサギハシブトガラスイソヒヨドリ
コサギキクイタダキコサメビタキ
ホトトギスヒガラキビタキ
ツツドリヤマガラオオルリ
ケリコガラスズメ
コチドリシジュウカラキセキレイ
イソシギヒバリハクセキレイ
ミサゴツバメセグロセキレイ
ハチクマコシアカツバメカワラヒワ
トビイワツバメホオジロ
ノスリヒヨドリ計64種
クマタカウグイス 

さすが山環境。

小鳥類が目立ちますね。

実は見たかった鳥がいまして、その鳥はキバシリです。

大台ケ原には過去に3回足を運んでおり、全てキバシリを見てるんですよね…。

過去3回ではコンデジしか持っておらず、木の上で素早く動き回るキバシリを撮影できませんでした。

当時と比べて、機材も鳥見レベルも上がったはずでしたが、そもそも見る影もなく…。

リベンジしに、また登りたいと思います!!

鳥以外は以下のリンク先を参照してください。

行程の参考になれば幸いです。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました