2024年6月13日〜14日にかけて、三重と奈良を回ってきました。
1日目は三重にて、青蓮寺湖と香落渓へ。
2日目は奈良にて、大台ケ原へ足を運びました。
そこでに思い出を綴っていくので、モデルコースになれば幸いです。
青蓮寺湖
![青蓮寺湖](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-13_15-43-57_284-1024x768.jpeg)
午前中に仕事を終え、愛知から脱出。
最初に訪れたのは、青蓮寺湖です。
青蓮寺湖は、ダムによって生まれた人工湖です。
湖畔には展望台やテニスコートなどがありました。
特に目を引いたのは、ぶどう狩りの施設。
三重を代表する、ぶどうの産地なだけあります。
品種は伊賀乙女という、ご当地のものみたいです。
他にもいちご狩りの施設があったり、バス釣りをしたりなどで楽しむことができます。
まぁ、ここでは鳥見しかしていませんが…。
ちなみに、いちご狩りとぶどう狩りの季節が決まっているので、以下を参照にしてください。
青蓮寺ダム展望台
![青蓮寺湖ダム](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-13_16-48-59_128-1024x768.jpeg)
どんな目的で来てもいいですが、青蓮寺湖に訪れたら必ず見ておきたいのがこの景色です。
青蓮寺ダムの壮大なスケールに圧倒されてしまうぐらいの絶景…!!
広い無料駐車場も完備されているので、ぜひ立ち寄りましょう。
香落渓
![香落渓](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-13_17-57-40_727-1024x768.jpeg)
続いて香落渓へ。
香落渓の読み方は「かおちだに」です。
初見殺しもいいとこですが、読める人は読めそうな難易度ですよね。
香落渓は、青蓮寺川の上流域に位置する渓谷です。
1500万年前に起こった噴火によって安山岩が堆積し、それが侵食されたことで現在の景観が作られました。
特筆すべきは柱状節理。
圧倒的な存在感が、観光客の視線を集めます。
去年、伊豆であれだけ柱状節理を見てきたのに、飽きないですね…!
その後、大台ケ原の駐車場へ移動しました。
道中にシカの飛び出しにより、あやうく事故に…。
こちらはハンドルをめっちゃ切る羽目になり、子鹿は焦って蛇行しながらダッシュ。
シカの親御さんは、子鹿から目を離さないでほしいものです。
![ニホンジカの飛び出し](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-13_19-51-27_775-1024x768.jpeg)
なんとか駐車場に到着し、車中泊しました。
大台ケ原
![大台ケ原の駐車場](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-14_06-57-01_064-1024x768.jpeg)
人生、4回目の大台ケ原へ。
完全なプライベートは初めてです。
今回のルートは以下の通り。
大台ヶ原駐車場-日出ヶ岳(山頂)-正木ヶ原-尾鷲辻-牛石ヶ原-大蛇嵓-シオカラ谷吊橋-大台ヶ原駐車場
約7.5kmのコースを2周してきました。(2周目は日出ヶ岳と大蛇嵓は無し)
詳細は別の記事で紹介しますが、立ち寄った名所をピックアップして紹介します。
日出ヶ岳ひでがたけ
![日出ヶ岳](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-14_08-31-54_575-1024x768.jpeg)
大台ケ原の最高点が、1695mの日出ヶ岳です。
頂上には展望台がありますが、そこから見える景色が最高です。
大台ケ原を取り囲む山々が永遠に続くようで、自分の小ささを感じさせてくれました。
条件が良いと、富士山を見ることができるそうです。
![日出ヶ岳から見える景色](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-14_08-32-56_629-1024x768.jpeg)
正木ヶ原まさきがはら
![正木ヶ原](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-14_09-10-02_575-1024x768.jpeg)
大台ケ原といえば、この景色です。
一面を覆うミヤコザサに、枯れ木が立っている姿。
寂しさがありますよね。
なぜ、このような姿になってしまったのでしょうか?
大台ケ原がはげ山になった理由は、以下の通りです。
- 伊勢湾台風により大量の倒木
- 林床が乾いて苔類が衰退
- それに代わりササ類が繁茂
- ササを食べるニホンジカも増加
- 同時にドライブウェイが開通し利用者数増加
- 林床植生が踏み荒らされる
- 実生の生育が困難になり後継樹が育たず
- シカが実生や樹皮を菜食し成木も消失
- 森林植生が単純化
これを踏まえて、大台ケ原では多くの取り組みがなされています。
ニホンジカの個体数調整,防鹿柵の設置,歩道の整備,各種調査など様々です。
昔の大台ケ原のような、苔むした環境になることを願っています。
大蛇嵓だいじゃぐら
![大蛇グラ](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-14_10-16-28_978-1024x768.jpeg)
そして、大台ケ原といえばこちらも忘れてはいけません。
大蛇嵓は大台ケ原が誇る絶景スポットの一つで、一気に高度を下げることで知られている岩稜です。
その高度は、驚異の1000m!!
ロープで落ちないようにしていますが、足がすくむ人の気持ちもよくわかります。
また大蛇嵓の名前は、写真の下部にある谷底から突き出た地形が由来です。
ヘビの頭のように突出しているから、大蛇嵓と名付けられました。
ちなみに「嵓」とは、岩壁や岩といった意味合いがあり、「岩」の古語です。
つまり大蛇嵓とは、ヘビの頭の形をした岩という意味です。
そのまんまですね!!
大台ケ原ビジターセンター
![大台ケ原ビジターセンター](https://banzokubiology.com/wp-content/uploads/2024/06/2024-06-14_14-29-58_181-1024x768.jpeg)
2周した後、大台ケ原ビジターセンターへ足を運びました。
展示内容は大台ケ原の歴史と自然に関するものばかりです。
とても勉強になりました。
また登山届の記入と提出も、ここですることができます。
持参していない人は、ここで書いてから入山しましょう。
榊原温泉(日帰り温泉 湯の庄)
大台ケ原を後にし、榊原温泉へ!!
ここで痛恨のミス。
写真を撮影し忘れてしまいました…。
気をつけます…。
さて、榊原温泉は歴史ある温泉です。
奈良時代に伊勢神宮へ参拝する際に、体を清める場所として利用されていました。
また清少納言の枕草子にて、「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」とうたっています。
※ななくりの湯=榊原温泉
歴史的価値の高い温泉です。
泉質はアルカリ性単純温泉で、お肌がツルツルになりました。
榊原温泉の基本情報
料金 | 大人:1000円 小人:500人 |
住所 | 三重県津市榊原町5970 |
電話 | 0592520206 |
営業時間 | 9時〜20時(最終受付19時) |
休館日 | 不定休 |
公式サイト | こちら |
駐車場 | 100台/無料 |
最後に
というわけで今回は、三重と大台ケ原を回ってきました。
自然を満喫できたものの、グルメを疎かにしていたり、他のルートを歩いてみたりなど物足りなさで満ち溢れています。
また訪れたいと思います。
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