2024年9月22日〜24日,27日に、西日本を旅してきました!!
行き先は、以下の通りです。
- 22日:姫路城
- 23日:下関
- 24日:山口県
- 27日:鳥取砂丘
この記事では、24日の観光で見聞きしたものをまとめています。
モデルコースの参考になれば、幸いです。
前日の記事は、↓になります。
ぜひ合わせてご覧ください。
老の山公園
3日目の朝は、老の山公園でバードウォッチングをするところからスタートです。
朝日を見つつ、鳥を探しました。
秋渡り真っ只中ということもあり、コサメビタキやコムクドリなど移動中の鳥を多く見ることができました。
中でも印象に残ったのが、コシアカツバメ。
日本海と、そこに浮かぶ離島をバックに飛翔。
コシアカツバメをこんなにも美しいと感じたのは、初ですね。
曽根干潟
朝の鳥見を終えた後、北九州市に位置する曽根干潟へ移動。
曽根干潟は、カブトガニの生息地,ズグロカモメの大規模な越冬地として知られています。
そんな場所でやることといえば、もちろん鳥見です。
季節的にズグロカモメは到着していなかったものの、シギ・チドリ類は多く飛来していました。
中でも多かったのは、ダイシャクシギ。
20羽も見ることができました。
地元の干潟では、大型シギがここまで飛来することはないので、新鮮な気持ちになりましたね。
韓国で鳥見してる感覚を味わえました。
市立しものせき水族館 海響館
北九州を出て、下関に帰還して海響館へ。
下関なので、フグの展示がメイン…
と思いきや、特筆すべきはペンギン類の展示です。
下関はかつて南極捕鯨の基地だったこともあり、コウテイペンギンの飼育をしたことがあります。
そこからペンギン飼育がスタートし、今では5種140羽以上のペンギンが生活するまでになりました。
ちなみに、下関市の鳥として、ペンギンが指定されています。
海響館のハイライト
ここで海響館で見聞きしたもの全てを紹介するのは大変なので、ハイライトだけ紹介します。
フンボルトペンギン
最初に紹介するのは、フンボルトペンギン。
上述した通り、下関市の鳥はペンギンで、海響館を象徴する生きものの一つです。
特にフンボルトペンギンは別格で、日本を代表するフンボルトペンギンと言っても過言ではありません。
というのも、2010年3月に海響館(日本)と国立サンチアゴ・メトロポリタン公園(チリ共和国)が協力協定を結びました。
この協定は、各々の社会的責任を果たすことを主眼としている国際協定で、海響館のフンボルトペンギン展示場が生息域外重要繁殖地として指定されています。
海響館の努力量も凄まじく、展示場は生息地のアルガロボ島を再現。
環境エンリッチメントが非常に良く、ペンギンたちも伸び伸び暮らしているように見えます。
コラム
海響館はフンボルトペンギンの繁殖生態に大きく貢献しています。
実績はこちら。
- 人工授精の成功
極地ペンギン
下関市とペンギンの関わりは、コウテイペンギンからスタートしています。
そのため、極地ペンギンも見過ごせません。
暮らしているペンギンは、キングペンギン,ジェンツーペンギン,マカロニペンギン,ミナミイワトビペンギンの5種です。
今年もジェンツー,キング,ミナミイワトビのヒナが孵化し、順調に繁殖生態の知見を増やしています。
令和4年にマカロニペンギンのヒナが15年ぶりに孵ったこともありましたが、そのときは失敗…。
日本のマカロニは、ほとんど高齢個体なので繁殖が難しいので、しょうがないです…。
日本でマカロニが見られなくなる日も、近いかもしれません。
フグ類
下関市水産物5大ブランドをご存知でしょうか?
下関市はふぐ,ウニ,くじら,イカ,あんこうを5大ブランドとしてPRしており、フグはその一角を担っています。
※下関では「ふぐ」を「ふく」と言いますが、記事内では「ふぐ」に統一します。
下関へ観光に来たら、食べたいと思う方も多いでしょう。
このように下関で重要な生きものなので、海響館では多くのフグ類を飼育しています。
詳細かつ面白い展示で溢れているので、ぜひ隅から隅まで読んでみてください!!
アクアシアター
海響館では、バンドウイルカとカルフォルニアアシカのアクアシアターを見ることができます。
イルカはスタイリッシュに、アシカはマイペースに動き、緩急のあるショーを楽しめるのが特徴です。
開催時間は約20分!!
海響館へ来たら、絶対に見ておきましょう。
海響館の基本情報
海響館の基本情報を紹介します。
料金 | 大人(高校生以上):2090円 小中学生:940円 幼児(3才以上):410円 |
住所 | 山口県下関市あるかぽーと6−1 |
電話 | 0832281100 |
営業時間 | 9時半〜17時半 |
休館日 | 年中無休 メンテンス等により、臨時休館の可能性あり |
公式サイト | こちら |
ランチ:海賊屋
フグを見て楽しんだ後は、実際に食べてみるしかありません。
というわけで足を運んだのは、海賊屋です。
海響館の近くにある、複合施設カモンワーフの中にあるお店になります。
注文したのは、ふぐ刺しふぐ唐揚げ定食。
ふぐ刺しは上品な旨味と甘味が口の中に広がり、
唐揚げはサクサクな衣とフワフワなフグとの相性が最高でした。
海賊屋の基本情報
海賊屋の基本情報を紹介します。
料金 | 1000-2000円くらい |
住所 | 山口県下関市唐戸町6−1 |
電話 | 08038816285 |
営業時間 | 11時〜17時 |
休館日 | 特に無し |
公式HP | カモンワーフのページ こちら |
秋吉台国定公園
少し遅めのランチを終え、美祢市へ移動しました。
訪れたのは、秋吉台国定公園。
日本最大級のカルスト台地であり、国定公園,特別天然記念物に指定されています。
それだけでなく、秋吉台地下水系はラムサール条約登録湿地に指定。
地下には、日本屈指の鍾乳洞が広がっています。
秋芳洞
秋芳洞とは、秋吉台国定公園の地下100mに位置する鍾乳洞です。
洞窟の総延長は約10kmに及び、そのうちの1kmが一般公開されています。
写真のような、百枚皿や黄金柱など目を引くものが多いです。
秋吉台
秋吉台は、約130平方キロメートルの広大な面積を持ち、日本最大のカルスト地形として知られています。
カルスト地形とは、石灰岩が雨水や地下水によって長い年月をかけて溶食されて形成された、特有の地形です。
標高は200-400mあり、緩やかな起伏のある高原地帯となっています。
どこまでも続くような草原が、美しいですよね…。
その美しさから、様々な車のCMに利用されています。
ダイハツの「キャスト」やホンダの「N-BOX」、日産の「デイズ」などあらゆるメーカーと車種が秋吉台で撮影。
絵になるので、ここで撮影したくなる気持ちはすごく分かります。
秋吉台のグルメ
せっかくなので、秋吉台で食べたものも紹介!!
観光会館 安富屋:ごぼう麺
最初に紹介するのは、ごぼう麺。
麺にはごぼうが練り込まれており、その上にはごぼうの唐揚げが乗っています。
口に入れると、ごぼうの風味が大拡散!!
ごぼうってこんなに美味しいんだ…!!と気付かせてくれる、美味しさです。
秋芳洞の入口付近にあるので、ぜひ立ち寄りましょう。
観光会館 安富屋の基本情報
観光会館 安富屋の基本情報を紹介します。
台観望 秋吉台店:夏みかんソフトクリーム
山口県萩産の夏みかん果汁を使用した、夏みかんソフトクリームです。
広々とした草原地帯を見ながら食べるソフトクリームは、格別ですね…!!
台観望 秋吉台店の基本情報
台観望 秋吉台店の基本情報を紹介します。
鳥取へ
秋吉台を後にし、ホテルへ向かいました。
久々のベッドは格別です…。
26日まで仕事し、27日に鳥取へ。
鳥取で見聞きしたものは、↓でまとめています。
24日・27日で見られた鳥
24日・27日で見られた鳥は、↓をご覧ください。
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