名古屋を代表する観光名所「名古屋城」は、年末年始も多くの観光客が訪れる人気スポットです。
ただし、年末年始は休城日があるほか、特別開門イベントが実施される年もあるため、訪問時期によって混雑状況が大きく変わります。
この記事では、名古屋城の年末年始の混雑傾向・混雑する時間帯・イベント時の注意点などを詳しく解説します。
名古屋城の基本情報

まずは、名古屋城の基本情報を押さえておきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1-1 |
開城時間 | 午前9時~午後4時30分(本丸御殿への入場は午後4時まで) |
休城日 | 12月29日~31日、1月1日 |
観覧料 | 大人500円 / 高齢者(名古屋市在住・敬老手帳提示)100円 / 中学生以下無料 |
アクセス | 地下鉄名城線「名古屋城」駅から徒歩約5分 |
駐車場 | 正門・二之丸東に有料駐車場あり |
名古屋城は特別史跡に指定された、徳川家ゆかりの名城。
現在は本丸御殿が復元公開されており、豪華絢爛な内部を見学できます。
天守閣は老朽化のため入場禁止ですが、木造復元計画が進行中です。
年末年始の休城日と混雑傾向

名古屋城は、12月29日〜1月1日まで休城となるため、この期間は観光客が少なく比較的静かです。
ただし、年によっては1月1日(元日)に特別開門イベント「新春 名古屋城初開門」が開催される場合があります。
イベント開催時の傾向
- 開門直後(午前9時ごろ)から行列ができる
- 干支の縁起物や記念品が先着順で配布される年もある
- 和太鼓や演舞などの催しで午前中は特に混雑
- 元日の来場者数は3万人を超えることも
通常の休城期間を除くと、年末年始明け(1月2日〜5日頃)や冬休み期間の週末に人出が集中します。
混雑する時間帯

観光客の動きを知ることで、混雑を避けやすくなります。
- 午前9時〜10時:
- 開城直後で比較的空いており、写真撮影にも最適。
- 午前11時〜午後2時:
- 観光のピーク。
- 食事やイベント時間と重なり、最も混雑。
- 午後3時〜閉城前:
- 観光客が減り始める時間帯。
- ゆっくり見学したい方におすすめ。
本丸御殿は特に人気が高く、入場待ちの行列が発生することもあるため、早めの時間帯が安心です。
年末年始に混雑が発生する理由

名古屋城が年末年始に賑わうのは、以下のような要因があります。
- 「新春 名古屋城初開門」イベントの開催
- 開門時の演舞・縁起物配布などが話題を呼び、多くの来城者が集中します。
- 本丸御殿の人気
- 天守閣が入場禁止のため、豪華な御殿内部を目的に訪れる人が多いです。
- 周辺観光地との相乗効果
- 大須観音や熱田神宮など、初詣スポットと合わせて観光する人が増加します。
- 冬休み・帰省シーズン
- 家族連れや観光ツアーが増え、午前中から駐車場が満車になることも。
- 「名古屋城冬まつり」などのイベント開催
- ライトアップや特別展示が行われる年もあり、集客が増える傾向にあります。
混雑を避けるためのポイント

混雑をできるだけ避けて、快適に観光するためのコツを紹介します。
対策 | 内容 |
---|---|
開城直後に訪れる | 午前9時〜10時は比較的空いており、撮影にもおすすめ。 |
公式サイトを確認 | 名古屋城公式サイトでは、イベント情報や混雑状況が随時更新されています。 |
公共交通機関を利用 | 駐車場は混雑するため、地下鉄名城線「名古屋城」駅利用がスムーズ。 |
時間に余裕を持つ | 本丸御殿の入場待ちを見越して、早めに行動するのが安心。 |
平日を狙う | 冬休み期間でも平日は比較的落ち着いています。 |
観光時の注意点

- 天守閣には入れない
- 耐震性の問題で立ち入り禁止となっており、再建計画中です。
- 本丸御殿は見応えあり
- 豪華絢爛な内部は必見ですが、入場制限がかかる場合もあります。
- 防寒対策をしっかりと
- 冬の名古屋城は風が強く冷え込みが厳しいため、屋外の見学時は防寒が必須です。
- イベント内容は年ごとに異なる
- 「初開門」や「冬まつり」の詳細は年によって変わるため、訪問前に最新情報をチェックしましょう。
まとめ
名古屋城は年末年始の12月29日〜1月1日までは休城ですが、元日に特別開門イベントが行われる場合は大変混雑します。
また、年明け以降の冬休み期間や週末は観光客が増えるため、混雑を避けたい場合は開城直後や平日の早い時間帯を狙うのがポイントです。
訪問前には、公式サイトで最新のイベント情報と開城時間を必ず確認してから出かけましょう。
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