【車中泊旅行記】豊田ホタルの里ミュージアムと萩反射炉

TRAVEL

2024年10月20日〜22日,27日〜30日に、西日本を旅してきました!!

行き先は、以下の通りです。

  • 20日:彦根城
  • 21日:岡山県
  • 22日:広島県
  • 23-27日:仕事(ホテルに宿泊)
  • 27日午後:山口県
  • 28日:島根県
  • 29日:島根県,鳥取県
  • 30日:天橋立

名古屋から出発し、車中泊しながら各地を旅しました。

この記事では、10月27日に足を運んだ山口県で見聞きしたものをまとめています。

モデルコースの参考になれば、幸いです。

また、この記事は前回の続きとなっていますので、↓もぜひご覧ください。

豊田ホタルの里ミュージアム

豊田ホタルの里ミュージアム

午前中に仕事を終え、豊田ホタルの里ミュージアムへ!

仕事で近くを通るたびに気になっていた施設です。

黒い外観に、後ろの方だけガラス張り。

ホタルを意識した造りになっており、ホタルリスペクトを感じますね。

豊田ホタルの里ミュージアムがどのような施設かを端的に紹介すると、ホタルに特化した博物館です。

ホタルに関して非常に分かりやすく解説しています。

論文をそのまま掲載していることもありますが、基本的にはそれらを噛み砕いて紹介していました。

とにかく内容が濃くて面白く、読んでいるだけで楽しくなっちゃいます。

概要はここまでにして、いよいよ内部の紹介!

ガラス張りの場所はこんな感じです。

豊田ホタルの里ミュージアムの無料展示エリア

こちらには、無料で見ることのできる展示が設置してありました。

このエリアでは、下関市豊田町の自然観察スポットや豊田町の学術標本,それらを採取したポイント,化石など様々な展示を見ることができます。

自然観察スポット
自然観察スポット
ホタルの標本
ホタルの標本
ツキノワグマの剥製
ツキノワグマの剥製

無料でこれだけの資料を読み漁れるのは、控えめにいっても破格です。

さて、入館料を持って常設展示室へ入場!

常設展示室

外観の黒い部分にあたりますが、中も真っ黒です。

ライトはあるものの、わりと暗めですね。

iPhoneのカメラを使用すると、常にナイトモードになるぐらい暗いです。

でも、ホタルの展示と考えると、暗くて当然。

むしろ、本気度が伝わって最高でした。

展示はとにかく専門性が高いです。

展示
ホタル研究の紹介

論文ベースは当たり前。

これを噛み砕くのが、本当に上手です。

他にも、ホタルが生息する環境の拡大模型なんかもありました。

子どもに説明する際は、こういうのが一番分かりやすいですよね。

ホタルが生息する環境の拡大模型
ホタルの拡大模型 水から出ても天敵がいる

ホタル推しが目立ちますが、それだけで終わりません。

水生昆虫や、下関の淡水魚も展示されています。

タガメ
タガメ
下関の淡水魚
淡水魚水槽

ホタルがいる環境ですからね…。

当然のように、豊かな生物多様性が構築されています。

また、全男子が喜ぶ展示も!

「令和5年度 春季特別企画 世界のカブトムシとクワガタムシ

令和6年の秋に、まだ見られるとは…笑

展示内容も豪華です。

ニジイロクワガタ
ニジイロクワガタ
ヘラクレスオオカブト
ヘラクレスオオカブト

ニジイロクワガタにヘラクレスオオカブト、タランドゥスオオツヤクワガタなど、誰もが聞いたことのあるような甲虫が揃っていました。

最高にカッコいいですね…。

生体だけでなく、世界のカブトムシの標本も展示。

チョウの標本も見入ってしまいました。

展示全体を見て回り、トイレへ。

なんと、トイレにも展示がありました。

トイレの展示

最高ですね…。

学芸員さんの本気を感じる、良い博物館でした。

バードウォッチング

豊田ホタルの里ミュージアムを後にし、鳥を見ながら萩市を目指します。

そこで見られた鳥は、↑の記事をご覧ください。

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を巡るため、萩市へ移動。

まわってきたところを紹介します。

萩城跡

萩城跡
萩城本丸門跡

まずは、世界遺産の構成資産になっている萩城下町の一角 萩城跡へ!

日本100名城の一つですが、天守は存在しません。

明治7年に、廃城令によって解体されてしまいました…。

とはいえ、石垣や台座は残っているので、わりかし楽しめます!

菊ヶ浜

菊ヶ浜

構成資産ではないですが、菊ヶ浜へ!

北長門海岸国定公園内に位置しており、白く美しい砂浜が魅力です。

そんな砂浜では、JKがTikTokの撮影を頑張っていました。

さて、写真の右奥にあるのが、萩城のあった指月山です。

晴れていたら、白い砂浜とセットで綺麗に撮影できたんでしょうね…。

萩城下町・旧町人地

菊ヶ浜をチラ見した後は、萩城下町の大部分を占める旧町人地へ。

白壁の武家屋敷が良いですね!

これぞ、古き良き日本。

ちなみに、萩城下町が構成資産になった理由は、城跡や武家屋敷などがそのまま残っているからです。

ここに来ると、タイムスリップしたかのような感覚になります。

萩反射炉

萩反射炉

雨がひどくなってきたので、車へ退散。

そのまま少し車を走らせて、構成資産の一つ萩反射炉へ向かいました。

萩反射炉とは、西洋式の大砲鋳造ちゅうぞうを目的に建設された金属溶解炉です。

ペリー来航をはじめとする外圧が高まったため、海防強化の一環として洋式の大砲を用意する必要があったそうです。

結果的に実用的な反射炉は建設できず、試作のみになってしまいました。

ですが、自力で製鉄の近代化に挑戦した証として現存しているため、構成資産の一つとして登録されました。

道の駅 ゆうひパーク浜田

道の駅 ゆうひパーク浜田

萩反射炉を後にし、本日の車中泊場所へ。

選ばれたのは、道の駅 ゆうひパーク浜田です。

島根県浜田市に位置する道の駅で、そこから見える日本海が最高!

まぁ、景色を見られたのは起床後の話ですが…。

とりあえず、この日はこれにて終了です。

28日

翌日は、がっつり島根観光!

行き先はこちら。

  • 島根県立しまね海洋館 アクアス
  • 石見銀山
  • 出雲大社

詳細は、↑の記事をご覧ください。

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