【東寺】紅葉時期の混雑状況|時間帯・見頃・注意点を徹底解説

サムネ TRAVEL

秋の京都を代表する紅葉スポットのひとつが、世界遺産「東寺(教王護国寺)」です。

高さ約55メートルの五重塔と色鮮やかな紅葉のコントラストは、京都を象徴する絶景として多くの観光客を魅了します。

ただし、その美しさゆえに紅葉シーズンは大混雑が予想されます。

本記事では、東寺の紅葉の見頃や混雑状況、時間帯ごとの傾向、さらに混雑を避けるためのポイントや注意点を詳しく解説します。


東寺の紅葉の見頃

東寺 五重塔

東寺の紅葉は、例年 11月中旬から12月上旬 に見頃を迎えます。

五重塔を背景に約200本のイロハモミジやイチョウが色づき、瓢箪池の水面に映り込む姿は特に人気の撮影スポットです。

紅葉の見頃時期は、気温や天候によって前後することがありますので、公式サイトや紅葉情報サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。

見頃の目安
2023年11月15日〜12月5日頃
2024年11月20日〜12月上旬
2025年(予想)11月中旬〜12月上旬

夜間ライトアップの詳細(2025年)

東寺の紅葉シーズン最大の魅力は、ライトアップされた五重塔と紅葉の幻想的な景観です。

  • 開催期間:
    • 2025年11月1日(土)〜12月14日(日)
  • 時間:
    • 18:00〜21:30(受付21:00まで)
  • 拝観料:
    • 大人・高校生 1,000円、中学生以下 500円
  • 拝観範囲:
    • 境内、金堂、講堂、五重塔周辺

瓢箪池に映る五重塔と紅葉は必見で、風のない日は水鏡に映る美景を撮影できます。

混雑する時間帯とピーク

東寺 五重塔

紅葉シーズンの東寺は、昼夜問わず多くの観光客で賑わいます。

特に週末やライトアップの開始直後は大行列となり、入場までに待機時間が発生することもあります。

日中の混雑

観光バスや団体客の到着が重なる 午前10時〜午後3時 が最も混雑します。

五重塔や池の周辺は撮影待ちの列ができることも多いです。

夜間ライトアップの混雑

紅葉シーズンの大人気イベントが、夜間特別拝観(ライトアップ)

  • 18:00〜18:30
    • 開門直後は行列のピーク。
    • 週末は17時台から並び始める人も多いです。
  • 20:00以降
    • 来場者が減り、比較的落ち着いた雰囲気で拝観できます。

混雑を避けるためのポイント

東寺 五重塔

混雑を完全に避けるのは難しいですが、次の工夫で比較的ゆったり楽しめます

  • 平日を狙う
    • 週末に比べて混雑が和らぎます。
  • 開門直後の朝(8時台)
    • 人が少なく、静かな雰囲気で紅葉を堪能できます。
  • ライトアップは時間をずらす
    • 開始直後を避け、18時半〜19時
    • または20時以降に訪れると混雑が緩和されます。
  • 旅行会社の先行入場プラン
    • JR東海ツアーズなどでは、一般公開前に入場できるプランがあり、混雑回避に有効です。
  • 公共交通機関を利用
    • 周辺道路は渋滞するため、JR京都駅から徒歩や近鉄電車・バス利用が安心です。

訪問時の注意点

東寺 五重塔

紅葉を快適に楽しむために、以下の点に注意しましょう。

昼夜入れ替え制

紅葉シーズンの夜間特別拝観は、昼の拝観とは入れ替え制です。

昼から夜まで続けて滞在することはできません。

服装・防寒対策

晩秋の京都は昼夜の寒暖差が大きく、ライトアップ鑑賞時は特に冷え込みます。

コートやマフラーなど防寒具を用意しましょう。

撮影のマナー

人気スポットでは撮影待ちが発生します。

長時間同じ場所を占拠せず、周囲への配慮を忘れずに。

アクセス・駐車場

東寺に隣接する駐車場は有料ですが、紅葉シーズンはすぐ満車になります。

公共交通機関の利用が最も安心です。


まとめ

東寺の紅葉は、五重塔と色づいた木々が織りなす京都ならではの絶景を楽しめる特別な時間です。

しかし、紅葉シーズンは大変混雑するため、訪問の時間帯や曜日を工夫することが大切です。

平日の早朝や夜間ライトアップの後半を狙えば、比較的落ち着いた雰囲気で紅葉を楽しめます。

防寒やアクセスの準備を整え、計画的に訪れることで、東寺ならではの幻想的な紅葉を存分に堪能できるでしょう。

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