2025年3月15日、仕事を終えた翌日に稚内観光へ!
日本最北端の地「宗谷岬」を巡ってきた様子をご紹介したいと思います。
雪の稚内で迎える朝

3月の稚内。
外はしんしんと雪が降り、窓の外は一面の銀世界。
宿を出て、サロベツ湿原でバードウォッチング。
木道はまだ歩けなかったので、車内や歩ける範囲で電線や木にとまっている木をチェックします。
満足した後は、日本最北端へ向かうドライブ開始。
いよいよ出発です!
市街地を抜けると広がる圧巻の自然

稚内市街から宗谷岬までは車で約40分。
市街地を抜けると、見渡す限りの雪原とオホーツク海の雄大な景色が眼前に広がりました。
信号はほとんどなく、一本道を進む爽快さ。
強い風が音を立てて車体を揺らします。
途中、丘の上に立ち並ぶ風力発電の大きなブレードが目に飛び込んできました。
冬空に回る巨大な羽根は圧巻ですが、正直「こんなにたくさんあって鳥は大丈夫かな…?」とちょっと心配にもなりました。
それでも、この壮大な景観は北海道ならではです。
「あの丘陵地の向こうが宗谷岬か──!」胸が高鳴りつつ、アクセルを踏み込みます。
ついに到着、日本最北端・宗谷岬
40分ほどで目的地へ到着。
とうとうやってきました、日本最北端「宗谷岬」!

宗谷岬には、誰もが知る「日本最北端の地」の記念碑が。
まさに「日本で今一番北にいるのは自分だ!」と叫びたくなる瞬間(笑)。
実際に私一人だったので、そのとおりですが…笑
このときの気温は-2℃で、風速は約10m。
この環境で、わらわらと人がいる方が怖いです。
本当の最北端は択捉島ですが、旅行者が到達できる”日本の果て”はここまで。
目を凝らせば、うっすらと海の向こうにロシアのサハリンが見える気がします。
雪が強まってくる中、写真をたっぷり撮影し、静かな達成感に浸りました。
宗谷岬の記念碑の裏側まで足を運んでみると、そこには静かに打ち寄せる海。
「日本はここで終わっているんだな」としみじみ。
間宮林蔵の銅像と、稚内港北防波堤ドーム
岬には、日本地図作製で有名な伊能忠敬の弟子、間宮林蔵の銅像もありました。

「日本探検の歴史」に思いを馳せつつ、次の目的地へ。
続いて向かったのは、稚内港北防波堤ドーム。

昔はここまで鉄道が通っていたとか。
アーチ状の建物は趣があり、海上保安庁の巡視船や蒸気機関車の動輪にも間近で触れられて、旅情を感じます。

最北端の駅・稚内駅でシメ!
最後に稚内駅に立ち寄りました。

ここは、現存する鉄道駅で日本最北端!
駅舎は新しく、複合施設「キタカラ」にはお土産店やカフェ、道の駅だけでなく、なんと映画館まであることを発見。

駅と道の駅と映画館が一体になっているなんて…。
地元グルメやお土産探しもばっちり。
駅前には「日本最北端の線路」モニュメントもあり、最果て感を実感できます。

まとめ
雪降る稚内から、宗谷岬、日本最北端の駅まで。
厳しい冬の北国に一人で訪れるのは少し緊張もありましたが、レンタカーで巡る絶景ドライブは特別な思い出になりました。
今年は稚内へ足を運ぶ機会が多いので、他の観光地はまた後日回ろうかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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