【初心者必見 ! 】そもそも探鳥地とは ?

BIRD

バードウォッチングをしたいのに、どこに,いつ行けばいいのか分からない!

最初のうちは、どこへ行けばいいのか迷ってしまいますよね…。

この記事では、探鳥地の選び方とマナーについて紹介します。

記事の信頼性

私は2013年から鳥を見始めています。
Instagramで鳥に関する発信をし、1万人以上のフォロワーを獲得しました。

探鳥地とは何か?

探鳥地

探鳥地とは、鳥を観察するための場所のことを指します。

探鳥地の読みは「たんちょうち」です。

これらの場所には、多くの鳥が生息しています。

バードウォッチャーが、鳥を容易に見つけることができるような環境であることが多いです。

探鳥地の選び方

選択肢

そもそも自分の気になる探鳥地があったら、そこに行きましょう

興味がある時に動くことが最も重要です。

新たな探鳥地を開拓する際や、どこへ行けば分からない方の参考になれば幸いです

探鳥地を選ぶ際は、以下のポイントを考慮して選びましょう。

鳥の種類

アカアシシギ

観察したい鳥がいるなら、その鳥に合った探鳥地を選びましょう。

例えば、カモ類を観察したいなら海岸や池といった水辺を選択します。

生息環境

その探鳥地には、どのような環境があるのかを確認しましょう。

一口に水辺といっても、川や海,干潟,池など様々です。

具体的に絞ってあげましょう。

あらゆる環境が揃っている場所もあるので、そのような場所では多くの鳥が見られる可能性があります。

例えば名古屋にある藤前干潟の場合、干潟,海,ヨシ原,松林といった環境が揃っています。

1日に多くの鳥を見たい方は、あらゆる環境が揃っている探鳥地へ赴きましょう。

観察環境

名古屋城

探鳥地に鳥を観察しやすい展望台やトレイル、観察ポイントなどがあるかを確認しましょう。

例えば、名古屋城のお堀には、毎年冬に多くのカモ類が飛来します。

と言っても全てのお堀で水があるわけではなく、北側と西側のお堀にしか水はありません。

他は空堀になっています。

このように、その探鳥地のどこで鳥を見られるか,どこを歩けばいいのかを、あらかじめ調べておきましょう。

また、場所によっては野鳥の観察施設もあります。

スコープが設置してあったり、双眼鏡の貸し出しがあったりなどバードウォッチングの満足度を上げてくれる施設がないか確認しましょう。

季節と天候

雪

季節や天候によって、鳥の活動や生息地が異なることがあります。

適切な季節や天候を選んで探鳥することで、より多くの鳥を観察できるかもしれません。

特に、季節は注意しなければなりません。

例えば、カモ類を観察したいのに夏に水辺へ見に行っても全然見ることができないです。

このように、見たい鳥がどの渡り区分に該当するのかを調べておきましょう。

渡り区分に関しては、以下の記事をご参照ください。

外洋の鳥を見るために、台風の日に鳥を見に行く方もいます。

自己責任かつ、無理は禁物です。

その他

トイレ

余力があれば、自分が赴く探鳥地の周辺についても調べておきましょう。

例えば、コンビニやトイレが近くにあるのか,食事をできる場所があるのかなどです。

緊急時に駆け込む場所が分かっていると安心してバードウォッチングをすることができますし、効率的に鳥を見ることができます。

探鳥地でのマナー

野鳥観察や撮影は楽しみながら、野鳥や生息地に配慮することが重要です。

ここでは、絶対に守らなくてはならない探鳥地でのマナーを紹介します。
野鳥観察や撮影のマナーに対して、網羅的に紹介されているものはこちらです。

私有地に入らない

水田

他人の家はもちろん、牧草地や畑,田んぼも私有地です。

むやみに立ち入って、他者の土地を踏み荒らすのは絶対にやめましょう

注意しないといけないのは、知らずに立ち入ってしまうケースです。

境界線には看板や門が設置してあるので、鳥見に夢中で見落とさないように注意しましょう。

また土地の所有者から注意された場合は、謝罪をして速やかに退出しましょう。

立ち入り禁止場所に行かない

立ち入り禁止

当たり前のことですが、立ち入り禁止の場所には行ってはいけません

しかし、野外で鳥を見ていると、意外と多くの人がやっています。

その状況を見かけた時に、その人たちがやっているから自分も大丈夫だろうと思わないことが重要です。

鋼の意志を持って、立ち入り禁止場所に入らないようにしましょう。

周囲の方に気を遣う

環境の改変

公共の場で鳥を見る際には、特に気をつけなければなりません。

利用者は自分以外にもいます

道を塞いだり枝を折るなどの環境の改変をしたりするのは避けましょう

また公共の場において、バードウォッチャーはほとんどいません。

当たり前ですが、他の利用者が鳥を飛ばしてしまっても文句などは言わないようにしてください。

注意をされた時も、真摯に対応するのが賢明です。

プライバシーを侵害しない

撮影

双眼鏡やカメラを住宅に向けないようにしましょう。

向けられている側は気持ちの良いものではありません。

周囲に家やマンションがないか、注意が必要です。
家の屋根に鳥がとまるケースは要注意。

最後に

上記の内容を簡単にまとめると以下の通りです。

  • 探鳥地…鳥を観察するための場所
  • 探鳥地の選び方…下記の項目に注目して選ぶ
    鳥の種類,生息環境,観察設備,季節と天候など
  • 探鳥地では鳥にも人にも気を遣う

これらの情報を活用して、鳥の観察を楽しんでください。

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