御嶽山って標高が3000mを超えているけど、自分でも登れるのだろうか?
噴火の心配は無いのか?
不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、御嶽山の難易度やかかる時間，注意点などを紹介します。
御嶽山とは?
御嶽山は、岐阜県と長野県の県境にある山です。
標高は3067mで、活火山の中では日本で2番目に位置しています。
ちなみに、日本百名山の中では上から8番目の標高です。
また、2014年に水蒸気噴火したことで知られており、戦後最悪の火山災害と言われています。
王滝口ルートの難易度
王滝口ルートは、田の原登山口から頂上を目指す登山ルートです。
掲載されているサイトによって名前は若干異なり、「田の原コース」といった名称で呼ばれることもあります。
本題の難易度ですが、登山初心者〜中級者にオススメの難易度です。
難所や危険箇所もほとんど無く、登山者数も多いので安心して登ることができます。
（とはいえ、普段から運動していない人が唐突に登るのはきついです…。）
なぜ、登山初心者でも登れるぐらいの難易度なのか?
その理由を、距離，時間，施設の三項目に分けて紹介します。
王滝口ルートの距離
田の原登山口から剣ヶ峰（御嶽山の頂上）までの距離は、往復で約6.7kmです。
短距離とも長距離とも言えませんが、1日で十分歩くことができます。
王滝口ルートのコースタイム
具体的な歩行時間は、登りで約3時間，下りで約2時間半ぐらいです。
休憩込みで、6時間ほど確保しておけば十分に登り切れます。
ちなみに、私は約5時間かかりました。
田の原登山口にある施設
田の原登山口には、長野県立 御嶽山ビジターセンター 「やまテラス王滝」があります。
御嶽山の成り立ち，動植物，2014年の噴火について、詳細に学ぶことができる施設です。
「ネットの情報で装備を十分に整えたつもりだけど、自信がない。」
そんな方は、スタッフの方に確認してもらうのも手ですよ。
登山中に怪我をしないのが一番です。
ちなみに、ビジターセンターの隣には大きなトイレもあります。
登山者数が多い山なだけあって、中はかなり綺麗です。
御嶽山登山の注意点
御嶽山に登るうえでの、注意点について紹介します。
自分の命を守るためなので、しっかり読んでおきましょう。
活火山に登っていることを忘れない
御嶽山が活火山であることを忘れていはいけません。
2014年に、噴火によって多くの犠牲者が出ています。
登る前に、避難小屋やシェルターの位置を把握しておくのも重要です。
ヘルメットを着用
御嶽山では、必ずヘルメットを着用しましょう。
御嶽山だけでなく、岩稜帯を含む山では必須レベルの装備です。
噴火時の噴石や、転倒した際に頭を守ってくれます。
転倒は誰にでも起こり得るので、大怪我しないためにも必ずかぶりましょう。
火山活動の状況を確認
御嶽山へ登る前に、必ず火山活動の最新の状況を把握しておきましょう。
詳しくはこちらで確認できます。
登山計画書の提出
全ての山に共通して言えますが、登山計画書（登山届）を必ず提出しましょう。
遭難した際に、捜索範囲を絞ることができます。
救助される確率が格段にあがるので、確実に提出しましょう。
また、作成した登山計画書を周囲の人に共有しておくのも効果的です。
家族や友人が、警察に早く連絡してくれるかもしれません。
ちなみに、長野県では登山計画書の提出が義務化されています。
御嶽山登山において、未提出のまま登ることはできません。
必ず提出しましょう。（Web上か登山口のポストで提出できます）
今ではYAMAP等で簡単に作成することができます。
Web上で作成する方は、最低でも1日前までに提出するクセをつけましょう。
自分の体力で登れるか自問自答する
最後に、今の自分の体力で登れるのかを確認しましょう。
不安な方は、低山で体力を確認したり、自分の実力を測るのも大切です。
登山当日に、体調不良や睡眠不足を感じたら、諦めることも視野に入れましょう。
登る直前にチェックすること
登山直前になったら、以下の項目を確認しましょう
実際に歩くとこんな感じ
実際に私が御嶽山に登った際の記事も載せておきます。
何かしらの参考になれば幸いです。
まとめ
この記事をまとめると、以下の通りです。
- 御嶽山は日本で2番目に高い活火山
- 標高は3067m
- 登山初心者〜中級者にオススメの難易度
- 往復で約6.7km
- 6時間あれば十分
- 登山口にはビジターセンターがある
- 御嶽山登山の注意点5つを守る
- 直前にチェックすること5つを確認する
以上です。
しっかり準備して、御嶽山登山を楽しみましょう。
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