愛知から日帰り登山!!木曽駒ヶ岳でバードウォッチング

BIRD

2024年8月17日に木曽駒ヶ岳へ行ってきました。

見られた鳥は35種!!

先月に足を運んだ御嶽山よりも種数は控えめですが、高山の鳥をしっかり見られて大満足です。

登山ルートは以下の通り。

行き:千畳敷(登山口)→宝剣岳→中岳→木曽駒ヶ岳

帰り:木曽駒ヶ岳→中岳→遊歩道→千畳敷

登山開始は9時17分,終了は13時27分でした。

行動記録の詳細は、以下をご覧ください。

木曽駒ヶ岳とは?

千畳敷カール

木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)は、長野県に位置する山で中央アルプスの主峰です。

標高は2956mあり、豊かな自然と美しい景観で知られています。

特に有名なのは千畳敷カールという地形で、氷河によって削り取られて形成されました。

初心者から上級者まで楽しめる登山コースがあるので、ぜひ足を運んでみてください。

木曽駒ヶ岳へのアクセス方法

菅の台バスセンターの駐車場
菅の台バスセンターの駐車場

行動記録を記す前に、木曽駒ヶ岳の登山口へ行く方法を紹介します。

【木曽駒ヶ岳の登山口へ行く方法】

木曽駒ヶ岳へ行くためには、以下のステップを踏まないといけません。

  1. 菅の台バスセンター 駐車場に車をとめる
    • 電車の人はJR駒ヶ根駅へ
  2. マイカー規制のため、そこからバスに乗車
    • 電車の人は駒ヶ岳ロープウェイ(しらび平駅)行きの路線バス
  3. ロープウェイで2600mまで上昇
  4. 登山口に到着

それを踏まえて、本編をどうぞ。

起床から登山口

木曽駒ヶ岳のバス
このバスでロープウェイ乗り場へ

1時半に起床し、2時半に愛知を出発。

菅の台バスセンターに到着したのは、約6時でした。

すぐにバスへ乗車したいところでしたが、なんと2時間待ち!!
ソアリンかなんかでしょうか…。

ロープウェイ乗り場に到着したのは、8時40分になってしまいました。

その後、ロープウェイの整理券をもらって、乗車したのは約9時です。

ロープウェイには60人が乗車するため、ギュウギュウ詰めの状態で登山口まで出荷されていきます。

中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイの整理券
ロープウェイの整理券
中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ
中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ

お盆の効果が出すぎてますね…。

結局、登山口を通過したのは9時17分でした。

登山口の付近にある信州駒ヶ岳神社で参拝し、いよいよ登山開始のゴングが鳴り響きます。

登山口にある神社
登山口にある神社

千畳敷から宝剣岳

千畳敷カール
千畳敷カールの登山道

登山口こと千畳敷を出発し、まずは宝剣岳の山頂を目指します。

乗越浄土を経由するため、千畳敷を突っ切るところからスタートです。

道中はメボソムシクイの鳴き声が鳴り響き、上空にはアマツバメが舞っていました。

一ヶ月前はコマドリも鳴いていましたが、時期的に移動してしまったようですね。

鳥と美しい景観を見ながら歩みを進め、乗越浄土へ到着です。

アマツバメ
アマツバメ:高空を飛翔
乗越浄土
乗越浄土

乗越浄土は、宝剣岳と中岳の分岐となっている場所です。

開けた空間が広がっており、山小屋もあります。

多くの登山者が、足を休めていました。

私も麦茶を一口飲んで、宝剣岳へ出発です。

宝剣岳の標高は2931mで、ここを突破しなくても木曽駒ヶ岳へ行けるので、人は少なめでした。

木曽駒ヶ岳は登山初心者でも登りやすい山としてオススメされています。

しかし、宝剣岳だけは別物です。

宝剣岳は鎖場があり、登山用ヘルメットや手袋といった山装備が必須の場所。

宝剣岳の鎖場
宝剣岳の鎖場

持っていない人もいましたが、9割以上の方は装備を整えていました。

宝剣岳に登る際は、装備の準備と鎖場の予習をしておきましょう。

無事に鎖場を越え、宝剣岳山頂に到着です!!

宝剣岳の山頂
宝剣岳の山頂

ガスってて、景色は残念ですね…。

写真を数枚撮り、乗越浄土へ引き返します。

ちなみに、宝剣岳の周辺はホシガラスだらけ!!

ホシガラス
ハエを見つめるホシガラス

道中の岩場を、ピョコピョコ飛び跳ねていました。

宝剣岳から中岳

中岳の山頂
中岳の山頂

乗越浄土に到着後、中岳を目指します。

中岳は木曽駒ヶ岳の一つ手前に位置しているピークで、標高は2925m。

日帰りの登山者は中岳経由の登山ルートに集中するので、人数は多めでした。

道は比較的緩やかなアップダウンで、最後の急勾配は階段が設置してあるので楽々突破。

宝剣岳を登るときに感じた緊張感は、全くありませんね。

中岳から木曽駒ヶ岳

中岳から木曽駒ヶ岳の登山道
中岳から木曽駒ヶ岳の登山道

下って登るだけで難所もなく、ダイナミックな散歩といった感じです。

周りを見ながら歩けて楽しいですが、鳥がいなかったのはマイナスポイント。

一応、はるか遠くにライチョウはいましたが、近くで見たいですからね…。

ちなみに、山頂直下にはテント場が設けてあります。

まだ昼前ですが、多くの方で賑わっていました。

山頂直下のテント
テント泊の皆様

こういうの少し憧れますね。

私は鳥関連にお金を使いたいので、憧れのままで終わる気がしますが…。

なんやかんやで11時30分、山頂に到着!!

木曽駒ヶ岳山頂

木曽駒ヶ岳山頂からの景色
木曽駒ヶ岳山頂からの景色

周囲は雲に囲まれており、青空は写真の一部分のみでした。

無事に登れただけでも良しとします。

山頂は人で溢れかえっており、特に山頂標識前には長蛇の列ができていました。

みんな記念写真を撮りたいみたいですね…。

私はソロ登山なので、スルーです。

空いている場所を探して、10分ほど休憩しました。

クリーム玄米ブランで山頂ポテチ現象
クリーム玄米ブランで山頂ポテチ現象

高山お馴染みの、山頂ポテチ現象です。
ただのボイルの法則ですが。

周囲の登山者とお話しながら、軽食をとりました。

十分に休憩できたので、下山します。

下山

帰り道では、行きよりも目を凝らして鳥を探しました。

今のところ、高山らしい鳥をじっくり見られたのはホシガラスだけなので…。

ライチョウの親子

ライチョウの親子
ライチョウの親子

下山を始めてようやくカヤクグリが出てきましたが、距離はかなり離れていました。

イワヒバリも姿を見せてくれましたが、遠い&御嶽山と比べて少ない…。

不完全燃焼のまま中岳周辺まで歩いてくると、ライチョウの親子と出会いました。

母1子3の構成です。

母は岩の上で子を見張り、子は自由に餌をとっていました。

さすがライチョウと言いますか、人に対して全く恐怖を感じないのは面白いですよね。

ライチョウの幼鳥
ライチョウの幼鳥

10cmぐらいの距離まで接近してくれたこともあり、ライチョウ観察者の列が出来上がっていました。

ライチョウ観察列
ライチョウ観察列

↑は観察を終えて、振り向いたときに撮影した写真です。

不自然に固まっているので、やけに目立ちますね笑

まぁ、私もこの列の中にいたんですが。

列の中では「可愛い!!」「癒やし!!」といった声で満ち溢れており、なんとも言えない幸せな空間でしたね。

遊歩道

木曽駒ヶ岳のライチョウ
遊歩道から見る千畳敷カール

ロープウェイ乗り場近くまで戻ってきましたが、歩き足らないので遊歩道を回ってきました。

遊歩道では登山者が少なく、町中で見る服装の方が多かったです。

ヒールで来る猛者もいましたが、さすがに舐めすぎですね…。

遊歩道では、メボソムシクイとウグイスの声をギリギリ拾える程度でした。

鳥の密度は極端に小さいみたいです。

ガスで景色も良くないので、早々に切り上げることに。

ロープウェイ乗り場に到着したのは、13時27分でした。

ロープウェイ待ち

ソースカツ丼
駒ヶ根名物ソースかつ丼

ロープウェイの整理券を受け取った後、1時間ほど暇になってしまいました。

とりあえず、2612Café & Restaurantへ移動して遅めのランチタイムとすることに。

注文したのは、ソースカツ丼!!

せっかくの長野なので、現地のものを食べたくなります。

料金は1600円で、高山なのにこの価格は安すぎです。

食後、行きと同じルートで車まで戻り、愛知へ向けて出発しました。

信州 里の菓工房

信州 里の菓工房のモンブラン
モンブラン
信州 里の菓工房の栗ソフトクリーム
栗ソフトクリーム

帰りの道中、スイーツを食べに寄り道です。

訪れたのは、信州 里の菓工房!!

このお店が位置する上伊那郡飯島町は、栗の名産地です。

信州伊那栗」というブランド栗が有名で、このお店で食べることができます。

そして、栗といえばモンブランですよね。

私はモンブランが大好物なので、食べないわけにはいきません。

女子大学生や主婦に囲まれて浮いている中、モンブランを堪能できました…!!

また来ます。

見られた鳥の詳細

見られた鳥の詳細について、↓で紹介しています。

合わせてご覧ください。

最後に

というわけで、木曽駒ヶ岳へ行ってきました。

木曽駒ヶ岳は宝剣岳を除いて難所が無く、初心者にもオススメの山です。

しかし、準備を怠ってはいけません

登山届は出したか,装備は大丈夫か,忘れ物はないか。

難易度が低くても、山は山です。

舐めてかからず、しっかり準備して楽しく山に登りましょう。

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