前日と同様に、下関への道中で鳥見をしてきました。
この日は角島で観光した日ですが、昼過ぎまで西日本の砂浜環境をひたすら鳥見。
そこで、人生の目標を達成することになるとは…。
角島観光で見聞きしたものは、↓をご覧ください。
それでは、ハイライトをどうぞ。
ヘラシギ
自力ライファーした、ヘラシギです。
ヘラシギを自力で見つけることを人生の目標に設定していましたが、まさか27歳で達成できるとは思いもしませんでした…。
しかもライファーって…。
今後の鳥人生で、こんなにも嬉しい経験はあるのでしょうか?
ヘラシギは世界で300羽ほどしか生息しておらず、世界的希少種です。
個体数の減少が顕著で、今後5-10年で絶滅する危険性が高いとされています。
このヘラシギを観察してから約1週間後に、地元でもヘラシギは出たんですが、それは見に行きませんでした。
悠々自適に一人でヘラシギを観察する快感…!!
最高以外のなにものでもありません。
砂浜環境を確認しまくって、ハマシギ,トウネン,ミユビシギを数千羽近くカウントした甲斐がありました。
次の目標は何にしましょうか。
ちなみに、10月末に見に行ったら、さすがにいなくなってました。
キョウジョシギ
続いて、キョウジョシギです。
砂浜から少し離れた、岩礁帯で発見。
今年の中で、最も近い個体です。
春渡りで見たキョウジョシギは、500m先ですからね…。
近くで見られて、良かったです。
キアシシギ
同じ場所で、キアシシギです。
こちらは大量に飛来していました。
メリケンが紛れてないか探しましたが、ダメでしたね…。
今年の秋渡りは、見られないかもしれません。
トウネン
今回のトウネンチェック!!
みんな見事に、普通のトウネン…。
と言いたいところですが、今回はヘラシギが入っていたので、大当たりです。
今までどころか、今後の人生でここまでの大当たりはないと思います。
良い習慣を身につけてて、本当に良かったです。
オオミズナギドリ
めっちゃ遠いところを飛翔する、オオミズナギドリです。
風速が10mを超えており、陸から近い場所を飛んでくれました。
近いとはいえ、さすがは外洋の鳥。
証拠写真どまりになっちゃいますね…。
見られただけでも、良しとします。
エゾビタキ
日が沈む直前に、公園内にてエゾビタキです。
さすが9月末ですね。
公園内は、小鳥であふれています。
しかし、時間的に周囲は暗く、観察はできても撮影もできる鳥はなかなかいません。
そんなときに目立っていたのが、エゾビタキ。
フライキャッチャー特有の動きにより、観察も撮影も容易でした。
この時期のアイドル枠は、さすがです。
コサメビタキ
同じく公園内にて、コサメビタキです。
日が沈み、公園内もかなり暗くなりました。
そんな状況で、パイプの上にとまったのがコサメビタキです。
暗いとはいえ、じっとしてくれるならこっちのもの。
シャッター速度を極限まで下げ、脇もしっかりしめて撮影!!
可愛らしい写真を撮れました。
やはり、エゾとコサメはアイドルですね。
見られた鳥
今回、見られた鳥を紹介します。
ヒドリガモ | ダイシャクシギ | ハシブトガラス |
マガモ | ホウロクシギ | ヤマガラ |
カルガモ | アオアシシギ | シジュウカラ |
オナガガモ | キアシシギ | ツバメ |
コガモ | ソリハシシギ | ヒヨドリ |
ホシハジロ | イソシギ | ウグイス |
カンムリカイツブリ | キョウジョシギ | エナガ |
キジバト | オバシギ | メジロ |
カワラバト | ミユビシギ | ムクドリ |
オオミズナギドリ | トウネン | コムクドリ |
カワウ | ハマシギ | イソヒヨドリ |
ゴイサギ | ヘラシギ | エゾビタキ |
アオサギ | ウミネコ | コサメビタキ |
ダイサギ | ミサゴ | キビタキ |
コサギ | ハチクマ | オオルリ |
オオバン | トビ | スズメ |
ツツドリ | ノスリ | キセキレイ |
アマツバメ | コゲラ | ハクセキレイ |
ダイゼン | ハヤブサ | セグロセキレイ |
コチドリ | リュウキュウサンショウクイ | カワラヒワ |
シロチドリ | モズ | ホオジロ |
メダイチドリ | ハシボソガラス | ガビチョウ |
カモ類,シギチ,小鳥をしっかり見られたことにより、66種となりました!!
確認種数が多くて嬉しいですが、なんといってもヘラシギです。
これ以上に勝る嬉しさはありません。
また自力で見つけられるよう、尽力します。
ちなみに、鳥学会が終わったあとということで、日本鳥類目録改訂第8版に準拠しています。
そのため、サンショウクイではなく、リュウキュウサンショウクイの表記にしました。
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