鳥を見るために、絶対に欠かせないのが双眼鏡です。
鳥を探すためには、使い方をしっかり覚えておかなければなりません。
今回は双眼鏡の使い方と、鳥を上手に見るコツを紹介します。
記事の信頼性
私は2013年から鳥を見始めています。
Instagramで鳥に関する発信をし、1万人以上のフォロワーを獲得しました。
計4台の双眼鏡を保有しており、目的に応じて使い分けています。
はじめに
双眼鏡を購入されていない方は、先に↑の記事を読むことをオススメします。
双眼鏡の倍率やお試しできる場所について紹介しているので、参考になれば幸いです。
双眼鏡の使い方
双眼鏡で鳥を見る前に、やっておかなければいけないことがあります。
以下のステップを踏んで、自分の双眼鏡をカスタマイズしましょう。
ストラップの長さ調節
まずはストラップの長さを調節します。
長すぎると歩行時の邪魔になりますし、短すぎると双眼鏡を目の位置に持っていきにくいです。
そうならないように、双眼鏡が胸ぐらいの高さになるように調節します。
子どもが使用する際は双眼鏡が大きすぎる場合があるので、襷掛けにするのもアリです。
目当ての調節
裸眼の人と眼鏡の人で使い方が異なります。
裸眼の人は目当てを引き出して使用し、眼鏡の人は出さずに短い状態で使いましょう。
また、双眼鏡は目や眼鏡にピタッと付けて使用します。
これは視野の横から余計な光が入らないようにするためです。
たまに目から離して使用している人がいらっしゃいますが、見かけたら助言してあげてください。
目幅の調整
双眼鏡を両眼で覗き、左右の目の幅を合わせます。
左右の円が一つの円になれば、完了です。
よくテレビ番組などで、画像のようなひょうたんの形で表現することがあります。
これは両目の幅が合っていない状態です。
ちゃんと一つの円にしましょう。
視度調整
視度調整は一度行えば、その後いじる必要がありません。
(違和感があったら調整してね!)
しっかり調整しましょう。
最初に視度調整リングの場所を確認します。
双眼鏡の中央や、右の目当ての下部にあることが多いです。
続いて左目だけで覗き、目標物がはっきり見えるようにピントを合わせましょう。
次に右目だけで覗き、先ほどピントを合わせた目標物がはっきり見えるところまで視度調整リングを回します。
これで完了です。
双眼鏡の基本的な使い方
まずは両目で双眼鏡を覗きます。
目標物を見たら、ピント合わせリングを回して焦点を合わせましょう。
ぼやけずに、はっきり見えたらOKです。
鳥を上手に見るコツ
調節及び調整が済んだら、実際に鳥を見てみましょう。
まずは、肉眼で鳥を見つけます。
見つけたらその鳥を視界の中央に入れて、そのまま双眼鏡を目に当てましょう。
鳥が動かなければ、双眼鏡越しで鳥が見えてるはずです。
この時、初心者は姿勢を大事にしましょう。
双眼鏡を両手で持ち、目標に向かって体を真っ直ぐ構えます。
この姿勢に慣れた後は、しゃがんで観察してみましょう。
鳥に警戒されにくくなります。
絶対にやってはいけないこと
双眼鏡を使用するうえで、絶対にしてはいけなことがあります。
特に子どもの場合うっかりやってしまうことがあるので、気をつけましょう。
太陽を見ない
双眼鏡に限らずスコープでも同じことが言えますが、双眼鏡で絶対に太陽を見てはいけません。
太陽を見ると網膜が損傷して最悪の場合、失明する可能性があります。
大人でも飛翔している鳥を見るのに夢中になっていると、太陽を見てしまうことが多いです。
十分に注意しましょう。
人家や人を見ない
多くの人は双眼鏡で見られると、不快に感じます。
鳥の先に人家がある状態で、双眼鏡やカメラを向けないようにしましょう。
最悪の場合、警察に通報されることがあります。
こちらも十分に注意しましょう。
最後に
というわけで今回は、双眼鏡の使い方とコツについて紹介しました。
知識を持っているだけでは上達しません。
そのため、とにかく鳥を見て腕を上げましょう。
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