【旅行記】自然とねぶたを満喫する青森旅

TRAVEL

2023年10月20〜22日にかけて、青森へ行ってきました。

今回は、ねぶたと自然にフォーカスを当てた旅。

青森へ観光される方の、参考になれば幸いです。

ねぶた関連施設

ねぶた

青森といえば、ねぶた祭りですよね。

七夕の恒例行事で、無病息災を祈ることを目的とする祭りです。

全国から人が集まる一大イベントですが、私が足を運んだ季節は秋。

当然、ねぶた祭りを見ることができません。

しかし、ねぶた祭りを体感できる施設があります。

今回は、ねぶた祭りを体感することのできる施設を2つ紹介します。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたの家 ワ・ラッセで展示されているねぶた

ねぶたの家 ワ・ラッセとは?

ねぶたの家 ワ・ラッセは、ねぶた祭りの歴史や文化,作成法といった魅力を紹介する施設。

ねぶた祭りの知識を十分に付けられるだけでなく、2階まで吹き抜けになった広いスペースに大型の山車が展示されています。

ワ・ラッセに常設展示されている山車は過去に出陣したことのあるもので、どれも迫力満点です。

触れる展示もあるので、ねぶたの感触も確かめましょう。

基本情報

料金大人620円/高校生460円/小・中学生260円
住所青森県青森市安方1丁目1-1
電話017-752-1311
営業時間5月~8月 9:00~19:00
9月~4月 9:00~18:00
休館日8/9,10・12/31・1/1
公式サイトこちら
駐車場80台/1時間220円・30分ごとに110円

青森駅の目の前にあるので、電車での観光もオススメです。

ねぶたの家 ワ・ラッセの場所

ついでに寄りたい場所:A-FACTORY

A-FACTORYで提供されるりんごシャーベット

A-FACTORYは、工房と市場の複合施設です。

アップルパイや地酒といった、青森県を感じられる軽食も摂ることができます。

外観も周辺の景観も良いので、時間に余裕があれば寄りましょう。

A-FACTORYの基本情報
住所青森県青森市柳川1丁目4−2
電話017-752-1890
営業時間ショッピング 10:00-19:00
レストラン  11:00-18:00(L.O.17:30)
定休日HPを参照
公式サイトこちら
駐車場16台/無料
A-FACTORYの場所

こちらも青森駅から近いので、電車での観光にもオススメです。

星野リゾート 青森屋

星野リゾート 青森屋の部屋

星野リゾートといえば、日本を代表する総合リゾート運営会社です。

今回は青森屋を紹介します。

星野リゾート 青森屋とは?

青森屋の廊下

青森屋とは、青森文化を体感することのできる宿です。

郷土料理はもちろん,温泉,豪華な部屋など、最高の体験をすることができました。

また、リンゴのガチャガチャや、ホタテ釣りといった、青森らしさを感じられる変わったゲームもあります。

しかし、それだけで終わらないのが青森屋。

ねぶた祭りの熱気を体験することができます。

それについては、次の項へどうぞ。

【宿泊者必見!】みちのく祭りや

みちのく祭りや

みちのく祭りやとは、ねぶた祭りの熱気を体験することのできるアクティビティです。

そもそも、ねぶた祭りは青森県内の広い範囲で各地域独自の祭りが行われています。

祭りの名称や、掛け声も場所によって様々です。

その中でも、特に有名な祭りは以下の4つ。

  • 青森ねぶた祭
  • 弘前ねぷたまつり
  • 五所川原立佞武多たちねぷた
  • 八戸三社大祭

みちのく祭りやでは、4つの祭りをショーとして見せてくれます。

観客も前に出て、演者と一緒に踊ることも可能です。
実際に前に出て一緒に踊ったのは、私含めて数人でしたが…

有料のショーですが一見の価値があるので、絶対に見ておきましょう。

みちのく祭りやの基本情報
料金大人:1500円
子供:1050円
幼児:750円
開催時間21時
日によっては16時半から
こちらを参照
所要時間1時間
定員202名
申し込み期限開演30分前まで
宿泊者限定です。

私が足を運んだ時はほぼ満席状態でしたので、宿泊される方は早めに予約しておきましょう。

公園

青森屋の公園で飼育されている馬

青森屋の敷地内には、公園があります。

遊具などがある、一般的な公園ではありません。

青森屋の公園は、青森の伝統を感じられる公園です。

伝統工芸品「八幡馬」を取り入れたラウンジ、あおもり藍で染められた帆布などが見られる「あおもり藍テラス」などがあります。

さらに足湯が併設されていたり、馬車で一周できたりとできることがたくさん。

外でも十分過ぎるぐらい楽しめるなんて、さすが星野リゾートです。

青森屋 公園の野鳥
青森屋で見られるカルガモ

公園の環境は真ん中に池があり、周囲を森林が取り囲んでいます。

つまり、野鳥に期待できるということです。

時期的に鳥は多くないですが、渡り途中の鳥と留鳥達に出会えるはず。

鳥を探した結果、以下のような結果になりました。

カモ目アオサギハシブトガラスハクセキレイ
マガモキツツキ目シジュウカラホオジロ
カルガモコゲラヒヨドリアオジ
ハト目アカゲラウグイスシロハラ
キジバトスズメ目エナガマミチャジナイ
カツオドリ目モズメジロ 
カワウカケスジョウビタキ 
ペリカン目ハシボソガラススズメ 

春夏は森林に小鳥類,冬は池にカモ類が増えると思います。

季節を変えて、再び青森屋へ行くのも面白そうですね!

青森屋の基本情報

住所青森県三沢市字古間木山56
電話050-3134-8094(9:30 AM〜6:00 PM)
料金大人2名1泊/1〜2万円前後
公式サイトこちら
駐車場200台/無料

三沢駅・三沢空港から、無料送迎バスあり。

駅から歩いて15分なので、周りの雰囲気を味わいたい人は歩くのも手です。

青森屋の場所

青森県の自然

青森県は海と山に恵まれており、自然豊かな県です。

世界遺産の白神山地,湿地帯や高山植物に恵まれている八甲田山,ウミネコの国内最大の繁殖地 蕪島など、例を挙げればキリがありません。

今回は、私が足を運んだ2カ所を紹介します。

奥入瀬渓流

最初に紹介するのは奥入瀬渓流

ちなみに、奥入瀬渓流にも星野リゾートのホテルがあります。

奥入瀬渓流とは?

奥入瀬渓流の銚子大滝

奥入瀬渓流とは青森県十和田市に位置する、国指定の特別名勝及び天然記念物です。

ブナ林や苔岩など、写真で見たことがあるような光景が広がっています。

苔岩にカワガラスがとまる姿は、まさに「もののけ姫」の世界観…!

特に新緑や紅葉の時期は美しい景観で、観光客も多いです。

距離は約14kmあり、渓流沿いに自然遊歩道が整備されています。

全て歩く約4-5時間かかるので、観光する際は時間に気をつけましょう。

あとで詳しく紹介しますが、自転車を利用するのも手です。

寄っておきたい場所:奥入瀬渓流館

奥入瀬渓流館

奥入瀬渓流館は、奥入瀬渓流の動植物に関する展示のあるビジターセンターのような施設に、ミュージアムショップカフェが併設された複合施設です。

館内では小型の顕微鏡も設置されており、スタッフさんが奥入瀬渓流で拾ってきた植物や羽を細かく見ることできます。

他にもテラリウム体験や、スノーシュー体験といったプログラムも!

どの季節に行っても楽しめるので、奥入瀬渓流にお越しの際はこちらも訪れましょう。

奥入瀬こけソフトを食べるのも忘れずに。

奥入瀬こけソフト
奥入瀬渓流館の基本情報

奥入瀬渓流館の基本情報は以下の通りです。

料金無料
住所青森県十和田市奥瀬栃久保183
電話0176-74-1233
営業時間9:00〜16:30
休館日年中無休
公式サイトこちら
駐車場無料

駐車場について

奥入瀬渓流の駐車場は計3ヶ所

しかも、全て無料です。

順番に紹介します。

子ノ口駐車場

十和田湖の遊覧船乗り場の目の前にある駐車場で、トイレ,お土産屋,食事処など何かと便利な駐車場です。

上述した通り、子ノ口駐車場は無料

十和田湖も観光される方は、ぜひこちらの駐車場を利用しましょう。

また、JRバス子ノ口にてレンタサイクルも行っています。

自転車で観光したい方は、こちらでレンタルしましょう。

石ヶ戸駐車場

奥入瀬渓流の中間に位置する駐車場です。

例に漏れず、石ヶ戸駐車場も無料

休憩所やバス停、レンタサイクルなどが利用できます。

ただ、私が訪れた時は満車だったので、ここに駐車される方は早めに行くのをオススメします。

焼山駐車場

正確には、奥入瀬渓流館及び湧水館の駐車場です。

こちらも無料で、三カ所の中で最も広い駐車場。

奥入瀬渓流館の項で紹介した通り、奥入瀬渓流のことを知れたり,様々なアクティビティを体験することができます。

しかし、他2つの駐車場と比べて、観光スポットから最も離れているので、少し利用しにくいです。

こちらでも自転車のレンタルは可能なので、観光する際は自転車で移動しましょう。

奥入瀬渓流は自転車で

これまで何度か登場している、レンタサイクルのワード。

レンタサイクルなら、奥入瀬渓流全体を1〜2時間で観光することができます。

もちろん、歩きながらゆっくり観光するのも楽しいですが、時間に縛りがある人は検討しましょう。

ちなみに、事前予約必須です。

当日の予約は受け付けていないので、注意しましょう。

ご予約と詳細はこちらから。

仏沼

仏沼

最後に紹介するのは、仏沼です。

シーズンオフですが、足が勝手に動いてしまいました。

仏沼とは?

ラムサール条約登録湿地 仏沼の看板

仏沼とは、ラムサール条約登録湿地の一つでオオセッカやコジュリンの繁殖地になっています。

他にもオオヨシゴイやシマクイナといった、鳥の生息地として有名です。

秋冬はこれらの鳥は繁殖をしないのでオフシーズンなのですが、ノスリやトビといった鳥が利用していました。

次はホットなシーズンに訪れたいものです。

仏沼の駐車場

仏沼の駐車場は↑の通りです。

だだっ広い空き地が駐車場になっており、そこからは徒歩で移動します。

また、Googleマップで単純に「仏沼」と検索すると、「Hotokenuma」という場所にピ
ンが刺されるはずです。
私だけじゃないですよね…?

「Hotokenuma」の方は駐車場がないので、要注意です。

まとめ

今回、紹介したのは以下の4ヶ所

  • ねぶたの家 ワ・ラッセ…ねぶた祭りの歴史や文化,作成法といった魅力を紹介
  • 星野リゾート 青森屋…青森文化を体験できる宿
  • 奥入瀬渓流…ブナ林や苔岩が広がる、国指定の特別名勝及び天然記念物
  • 仏沼…ラムサール条約登録湿地で、オオセッカなどが繁殖

皆さんの観光の参考になれば幸いです。

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