※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
2024年12月4日〜6日に、山口県・島根県・鳥取県・兵庫県を巡る車中泊旅行をしてきました。
今回の旅では、仕事の合間に萩の歴史スポットを巡ったり、宍道湖や中海でバードウォッチングをしたり、国宝・松江城を見学したりと、かなり盛りだくさんの3日間となりました。
特に印象に残ったのが、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に関連する萩の史跡と、ラムサール条約登録湿地である宍道湖・中海です。
歴史、城、神社、野鳥、道の駅グルメまで楽しめる旅になりました。
この記事では、これまで分けて紹介していた2本の旅行記をまとめ、2024年12月4日〜6日の旅を振り返ります。
2024年12月4日|萩で明治維新と近代化の歴史を巡る

今回の旅は、山口県からスタートしました。
山口県での仕事を早めに終えることができたため、そのまま萩市へ向かいます。
萩を訪れるのは、この年の10月末以来です。
前回の旅では萩反射炉などを訪れましたが、今回は前回回りきれなかった場所を中心に観光することにしました。
まず向かったのが、萩観光の拠点ともいえる萩 明倫学舎です。
萩 明倫学舎で萩の歴史を学ぶ

萩 明倫学舎では、明治維新の意義や幕末から明治にかけての開国、近代産業の発展、長州が果たした役割などについて学ぶことができます。
有料エリアには世界遺産ビジターセンターと幕末ミュージアムがあり、日本の近代化について詳しく知ることができました。
特に印象的だったのが「長州ファイブ」です。

長州藩出身の5人の若者がイギリスへ密航して西洋の近代文明を学び、帰国後に日本の近代化を支えていきました。
日本の大躍進が、まさか密航から始まっていたとは驚きです。
幕末ミュージアムでは、鉄砲や大砲などの軍事資料だけでなく、江戸時代の星図、伊能忠敬の象限儀、国産の顕微鏡、望遠鏡など、6,000点以上の資料が展示されています。

一方、無料エリアでは明倫館の歴史や萩ジオパークについて学ぶことができました。
明倫館はもともと藩校として設立された教育施設で、吉田松陰も教鞭をとった場所です。
今回の萩では、単に史跡を見るだけでなく、「なぜ萩が明治維新や日本の近代化と深く関わっているのか」を学ぶことができました。
松陰神社と松下村塾

萩 明倫学舎を後にして、次に向かったのが松陰神社です。
松陰神社では、吉田松陰の生涯や思想に触れることができます。
境内には吉田松陰歴史館や「学びの道」、拝殿などがあり、吉田松陰に関するさまざまな展示を見ることができました。
そして、忘れてはいけないのが松下村塾です。

松下村塾は、吉田松陰が若者たちを教育した私塾であり、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つでもあります。
面積はわずか18.5畳。
そんな小さな場所から、後の日本を支える多くの人物が巣立っていったことには驚かされます。
松下村塾で学んだ人物として、以下のような名前が挙げられます。
- 伊藤博文
- 山県有朋
- 品川弥二郎
- 山田顕義
- 野村靖
- 久坂玄瑞
- 高杉晋作
- 吉田稔麿
- 入江九一
さらに松陰神社から歩いて、伊藤博文旧宅にも立ち寄りました。
伊藤博文が暮らした木造茅葺き平屋建ての住宅は約29坪。
後に初代内閣総理大臣となる人物が暮らしていた場所として考えると、かなり小さく感じます。
萩では、明治日本の近代化を支えた人物たちの足跡を、実際の建物や資料を通して感じることができました。
12月4日の旅程
この日の主な行程をまとめると、以下のようになります。
| 時間帯 | 場所・行動 |
|---|---|
| 午前 | 山口県で仕事 |
| 午後 | 萩 明倫学舎 |
| 午後 | 松陰神社・松下村塾 |
| 午後 | 伊藤博文旧宅 |
| 夜 | 道の駅 湯の川へ移動 |
| 夜 | 道の駅 湯の川で車中泊 |
道の駅 湯の川で車中泊するのは、この時点ですでに3回目。
何度も利用している場所ということもあり、妙な安心感があります。

2024年12月5日|宍道湖で鳥見をして松江城へ

12月5日は、道の駅 湯の川を出発して宍道湖へ向かいました。
宍道湖は島根県松江市と出雲市にまたがる湖で、ラムサール条約登録湿地の一つです。
今回もまずは宍道湖周辺でバードウォッチング。
普段の旅行では、鳥見にかなりの時間を使ってしまいますが、今回は観光にも力を入れることにしました。
鳥を見るのも楽しいのですが、せっかく山陰まで来たので、歴史的な観光地もしっかり見ておきたいところです。
宍道湖グリーンパーク

宍道湖周辺での鳥見を終えた後、宍道湖グリーンパークへ向かいました。
前回訪れたときは休館日だったため、今回は無事に入館できて一安心です。
館内では、宍道湖や中海、ラムサール条約などについて、イラスト付きの解説パネルで学ぶことができます。
2階にはスコープなども設置されており、館内から宍道湖の鳥を観察できるようになっていました。
特に面白かったのが、宍道湖に生息する鳥を実際の大きさ・重さで再現したぬいぐるみです。
鳥を「見る」だけでなく、「持って実感できる」というのは非常に面白い展示でした。
さらに館内にはペンギンミュージアムもあります。

宍道湖とペンギンという、一見すると関係のなさそうな組み合わせですが、2000点以上のペンギンのおもちゃが展示されており、圧巻の光景でした。
外には「カワセミ池」という人工池もあり、野鳥観察窓が設置されています。
観察窓には双眼鏡も用意されており、野鳥観察を楽しみやすい環境が整えられていました。
国宝・松江城

宍道湖グリーンパークを後にして、松江城へ向かいます。
松江城は現存12天守の一つで、2015年に国宝に指定された天守です。
今回で国宝5城のうち4城目。
残るは松本城です。
鳥見を優先しがちな自分にしては珍しく、今回は城巡りを優先しました。
松江城の内部には、狭間や石落とし、塩蔵、井戸など、戦いを想定した設備が残されています。
また、現存12天守では松江城だけで見られるという「包板」も印象的でした。
天守の柱を板で覆い、補強するために使われたものとされています。
最上階まで登ると、松江市内を一望できます。

嵩山や和久羅山を背景とした街並みだけでなく、宍道湖も見渡すことができました。
鳥見で何度も訪れている宍道湖を、今度は松江城の天守から眺めるというのも、なかなか面白い体験です。
興雲閣にも立ち寄る

松江城を見学した後は、城山公園内にある興雲閣へ。
松江城とは対照的な洋風建築で、1903年に完成した建物です。
内部にはレッドカーペットの階段や大広間、貴顕室などがあり、華やかな雰囲気が漂っています。
松江城とはまた違った歴史を感じられる場所でした。
12月5日の前半の旅程
この日の主な行程は以下のようになりました。
| 時間帯 | 場所・行動 |
|---|---|
| 朝 | 道の駅 湯の川を出発 |
| 午前 | 宍道湖周辺でバードウォッチング |
| 午前 | 宍道湖グリーンパーク |
| 午後 | 松江城 |
| 午後 | 興雲閣 |
| 午後 | 境港方面へ移動 |
鳥見だけで終わらず、歴史や文化にも触れられたのが、この日の大きな収穫でした。
2024年12月5日〜6日|中海・白兎神社を巡って兵庫へ
松江を後にして、米子方面へ向かいます。
その途中で通ったのが、あの有名な「ベタ踏み坂」です。
ベタ踏み坂を走る

テレビCMなどで話題になったベタ踏み坂の正式名称は「江島大橋」。
島根県松江市と鳥取県境港市を結ぶ橋で、全長は1,446.2mあります。
最も高い部分は約45mで、5,000トン級の船が通れるように設計されています。
実際に運転してみると、思っていたほどベタ踏みにはなりませんでした。
ただし、横から見るとかなり特徴的な形をしているため、観光スポットとして有名になったのも納得です。
運転中なので、坂そのものを撮影できなかったのは残念でした。
何より、鳥見の時間を削ってまで撮影する気にはなれません。
米子水鳥公園でバードウォッチング

ベタ踏み坂を越えて、米子水鳥公園へ。
米子水鳥公園は、ラムサール条約登録湿地である中海に面した公園です。
公園内にはネイチャーセンターがあり、館内から野鳥を観察することができます。
しかし、ここでまさかの問題が発生。
入館料310円を支払おうとしたところ、現金を持っていないことに気付きました。
キャッシュレス生活に慣れていると、旅先でこういうことが起こります。
今回は園内から見える範囲で鳥を観察することにしました。
宍道湖と中海という、山陰を代表する水辺環境を続けて訪れることができたのは、バードウォッチャーとして非常に嬉しいところです。
夜の白兎神社へ

米子水鳥公園を後にして、兵庫県方面へ向かいます。
途中で立ち寄ったのが、鳥取県鳥取市にある白兎神社です。
「因幡の白うさぎ」の神話の舞台として知られ、大国主命と八上姫を結んだ白うさぎが祀られていることから、縁結びの神社としても知られています。
道の駅 神話の里 白うさぎに車を停めて、夜の参拝へ。
参道には大国主命、八上姫、白うさぎを表現した砂像もあり、鳥取らしさを感じさせてくれました。
ただ、夜ということもあり、拝殿周辺はかなり暗め。
ほとんど何も見えない中での参拝となりました。
旅の途中に立ち寄ったことを報告し、道中の安全をお願いしました。
次に訪れる機会があれば、ぜひ明るい時間帯に訪れてみたいところです。
道の駅 但馬のまほろばで車中泊

さらに車を走らせ、兵庫県朝来市にある道の駅 但馬のまほろばへ。
深夜の到着となったため、この日はここで車中泊です。
翌朝、道の駅が開店してから購入したのが、但馬のちくわパンと豊岡ドーナツです。
特に気になったのが豊岡ドーナツ。

「コウノトリ育むお米」が使用されています。
コウノトリ育む農法では、田んぼに水を張って生き物の生息を促すことで、コウノトリをはじめとする生物が暮らせる環境づくりにつなげています。
バードウォッチャーとしては、こうした取り組みを応援する意味でも購入したくなります。
愛知へ帰宅
朝食を済ませた後は、豊岡ドーナツを食べながら愛知の自宅へ。
途中でトイレ休憩などを挟みながら走り、16時ごろに無事到着しました。
今回の旅では、山口県から島根県、鳥取県、兵庫県まで移動。
車中泊をしながら、歴史・文化・野鳥・自然を一度に楽しむことができました。

まとめ
今回の2024年12月4日〜6日の車中泊旅行では、山陰地方を中心にさまざまな場所を巡りました。
特に印象に残った場所をまとめると、以下のとおりです。
- 萩 明倫学舎
- 松陰神社
- 松下村塾
- 伊藤博文旧宅
- 宍道湖
- 宍道湖グリーンパーク
- 松江城
- 興雲閣
- 江島大橋(ベタ踏み坂)
- 米子水鳥公園
- 白兎神社
- 道の駅 但馬のまほろば
今回の旅を振り返ると、山陰地方は「歴史」と「自然」の両方を楽しめる場所だと改めて感じました。
萩では吉田松陰や松下村塾、明治日本の産業革命遺産を通して近代化の歴史に触れ、松江では国宝・松江城や興雲閣を見学。
一方で、宍道湖や中海ではバードウォッチングを楽しみ、宍道湖グリーンパークや米子水鳥公園では、水辺の自然や野鳥について学ぶことができました。
さらに、白兎神社や道の駅では、地域ならではの文化や食にも触れています。
車中泊だからこそ、宿泊場所に縛られず、その日の行程に合わせて次の目的地へ移動できるのも魅力です。
今回は山口から島根、鳥取を経由して兵庫まで走る、なかなか走り応えのある旅になりました。
鳥見だけに集中する旅も楽しいですが、たまには城や史跡を巡りながら、その土地の歴史を知る旅も良いものです。
そして、松江城を訪れたことで、国宝5城も残すところ松本城のみ。
次は松本城を目指したいと思います。
山陰地方を車で巡る旅行や、車中泊とバードウォッチングを組み合わせた旅を考えている方にとって、今回の旅程が少しでも参考になれば幸いです。
旅行が決まったら!周辺の空室・プランをチェック
遠征や旅行で周辺に宿泊される方は、満室になる前に普段お使いのサイトから空室状況を確認しておくと安心ですよ!



コメント