桃太郎の発祥として知られる 吉備津神社。
岡山県を代表する観光地の一つであり、本殿拝殿は国宝に指定されています。
そんな吉備津神社の撮影スポットと、注意事項を紹介します。
吉備津神社とは
吉備津神社は、岡山県岡山市北区吉備津に鎮座する神社で、備中国一宮として古くから信仰を集めています。
主祭神は大吉備津彦命であり、桃太郎伝説のモデルとなったとされる英雄です。
奈良時代には国家から厚い崇敬を受け、平安時代には『延喜式神名帳』に名神大社として記載されるなど、古くから重要な神社として位置づけられてきました。
また、吉備津神社は全国でも珍しい「吉備津造」という独特の建築様式を持つ本殿で知られ、国宝に指定されています。
吉備津神社の撮影スポット
吉備津神社を代表する撮影スポットを紹介します。
廻廊
吉備津神社には約400mにも及ぶ、木造の長い廻廊があります。
緩やかな坂道に沿って伸びており、風情がある廻廊です。
吉備津神社の撮影スポットといえばココ!
というぐらい有名な場所となっています。
中はこんな感じです。
吸い込まれそうな、長い通路ですよね。
渡り切った先に本宮社があるので、足を運ぶ方は往復800mを覚悟しておきましょう。
本殿拝殿
吉備津神社といえば、本殿拝殿も有名です。
上述したとおり、「吉備津造」という独特の建築様式を持っており、国宝に指定されています。
本殿拝殿を撮影する場合、階段を登った先にある祈願トンネルの前で撮るのがオススメです。
祈願トンネル前で撮影すると、全体が映ります。
「撮影する際の注意事項」でも触れますが、必ず参拝してから撮影しましょう。
神社は参拝する場所。
撮影はおまけです。
あじさい園
6月中旬ごろから7月上旬ごろまで、吉備津神社ではあじさいが咲き誇ります。
株数は1500。
なかなか壮観な景色です。
あじさいの他にも、吉備津神社には梅林や牡丹園,桜などあらゆる花が咲き乱れます。
イチョウ
吉備津神社には、保存樹に指定されているイチョウが植わっています。
保存樹:都市の美観や風致を維持するために、法律や条例に基づいて指定された樹木。
その樹齢、なんと約600年!
その樹齢に見合う、堂々とした姿で参拝客を迎えてくれます。
そんなイチョウですが、紅葉の時期は鮮やかな黄色に。
秋に参拝する際は、忘れずに見ておきましょう。
撮影する際の注意事項
吉備津神社で撮影する際の、注意点を紹介します。
参拝がメイン
吉備津神社に限らず、神社はそもそも参拝しにいく場所です。
神様が祀られている場所であり、そこへ足を踏み入れて撮影だけして帰るのは、あまりにも失礼な行為と言えます。
撮影は思い出として残すための、おまけ程度に考えておきましょう。
参拝者が優先
撮影によって参拝者の邪魔をするのは、言語道断。
混雑時は撮影を控えたり、三脚で通路を塞がないようにしたりなど、他者への気遣いを忘れないようにしましょう。
混雑時期に要注意
正月と夏祭りは、吉備津神社が大混雑します。
駐車場に車をとめられないほどの混雑です。
時間を見誤ると、大渋滞で到着が遅くなったり、花火大会に間に合わなかったりします。
混雑日の渋滞対策や、駐車場の情報はこちらを参照してください。
まとめ
この記事をまとめると、以下のとおりです。
- 吉備津神社の主な撮影スポット
- 廻廊
- 本殿拝殿
- あじさい園
- イチョウ
- 撮影する際の注意事項
- 参拝がメイン
- 参拝者が優先
- 混雑時期に要注意
以上です。
旅行先で写真を撮りたい。
誰もがそう思うでしょう。
しかし、神社は参拝する場所です。
本来の目的はを見失わずに、撮影を楽しみましょう。
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