平安神宮神苑の所要時間はどれくらい?庭園の魅力と観光プランを解説

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平安神宮神苑(へいあんじんぐうしんえん)は、京都・岡崎エリアにある平安神宮の境内に広がる池泉回遊式庭園です。

明治時代を代表する造園家・七代目小川治兵衛(植治)によって作庭され、国の名勝にも指定されています。

この記事では、平安神宮神苑の所要時間の目安や、四季の見どころ、効率的な回り方など、観光に役立つ情報を詳しく紹介します。


平安神宮神苑とは?

平安神宮神苑

平安神宮神苑は、東・中・西・南の四つの庭からなる広大な日本庭園です。

約33,000㎡(約1万坪)の敷地は、平安神宮の社殿を取り囲むように配置されており、池を中心とした回遊式の設計が特徴です。

特徴内容
作庭者七代目小川治兵衛(植治)らが手掛けた
築造時期明治時代
面積約33,000㎡(約10,000坪)
構成東神苑・中神苑・西神苑・南神苑の4庭構成
水源琵琶湖疏水を利用。琵琶湖の魚が泳ぐ池もあり
指定昭和50年(1975年)に国の名勝に指定

春は紅しだれ桜、初夏は花菖蒲、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然美が楽しめるのも魅力です。


平安神宮神苑の所要時間は?

平安神宮神苑

神苑の滞在時間は、見学スタイルによって異なります。

以下に、目安となる所要時間をまとめました。

滞在時間見学スタイル
約30分全体をざっと散策する
約1時間四季の草花を眺めながら写真撮影も楽しむ
約1時間30分以上建築や風景をじっくり堪能しながら休憩も含めて巡る

神苑内にはベンチや東屋もあり、時間に余裕をもってのんびりと過ごすのがおすすめです。


各庭園の見どころと回り方のポイント

平安神宮神苑

平安神宮神苑は、南神苑→西神苑→中神苑→東神苑の順に見学できるようになっています。

以下に各庭の特徴をまとめました。

庭園名主な見どころ
南神苑紅しだれ桜が名物。春には華やかな景色が広がる
西神苑白虎池に架かる「八つ橋」や、初夏のカキツバタ、花菖蒲が見どころ
中神苑蒼龍池と、池に架かる「臥龍橋」が印象的。
自然石の橋を渡る体験ができる
東神苑泰平閣(橋殿)や栖鳳池からの景観が美しく、東山を借景にした名所。映画やCMのロケ地にも使用

四季の自然に彩られた庭園は、季節ごとに訪れる楽しみがあります。

特に桜と紅葉の時期は混雑するため、早朝や平日の訪問がおすすめです。


観光の際に知っておきたい情報

平安神宮神苑

平安神宮神苑の観光に役立つ基本情報を以下にまとめました。

項目内容
開苑時間8:30~17:00(季節により変動あり)
入苑料大人600円、小人300円
所在地京都市左京区岡崎西天王町97
アクセス地下鉄東西線「東山駅」から徒歩約7分、市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」から徒歩約5分
所要時間の目安約30分~1時間(ゆっくり見学するなら1時間30分程度)
食事神苑内に飲食店はなし。
周辺に多数のカフェ・レストランあり

平安神宮のその他の見どころ

平安神宮神苑

平安神宮は神苑だけでなく、社殿や大鳥居なども見逃せません

  • 社殿
    • 平安京の朝堂院を約5/8の規模で再現。
    • 朱塗りの建築が鮮やかで、国の重要文化財に指定。
  • 大鳥居
    • 岡崎の街のシンボル的存在。
    • 昭和天皇の御大礼記念事業として建設され、高さは約24m。
  • 境内全体の所要時間
    • 神苑とあわせて巡る場合、全体で約1時間30分〜2時間程度を見ておくと安心。

まとめ:平安神宮神苑は時間に余裕を持って訪れたい庭園

平安神宮神苑は、明治時代の造園技術の粋が結集された名園で、四季折々の美しさが訪れる人を魅了します。

所要時間は約30分〜1時間が一般的ですが、じっくり楽しみたい方は1時間半以上かけるのがおすすめです。

社殿や周辺観光も含め、時間に余裕を持って訪れましょう。

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