バードウォッチングをする場所として、どこを思い浮かべますか?
海,森林,干潟,水田…etc
当然、これらも正解です。
そういった場所って、少し移動するのが大変なことがありますよね…。
そんな時に行くのが公園です。
公園も立派な探鳥スポットと呼べるでしょう。
今回は、公園におけるバードウォッチングの魅力とマナーについて紹介します。
公園の魅力
探鳥場所としての公園の魅力は次の3つです。
- アクセスが良い
- 園路が舗装されているから歩きやすい
- 様々な環境が揃っている
順番に説明しますね。
アクセスが良い
大きな公園は駅の目の前だったり、バス停があったりと何かと交通の便が良いことが多いです。
また駐車場が完備されている場所も多いので、気軽に足を運ぶことができます。
園路が舗装されているから歩きやすい
舗装された園路は歩きやすいため、歩き回っていても疲れにくいです。
バードウォッチングで非常に重要となる、トイレの心配もいりません。
ストレスフリーなバードウォッチングをすることができます。
様々な環境が揃っている
公園には、樹林地や池,芝生,川,砂浜など多様な環境がコンパクトにまとまっています。
それぞれの環境に、その環境が好きな鳥が集まるので、見られる鳥の種数が多いです。
また、植栽された樹木の多い公園では、木の間隔が広く小鳥を簡単に追うことができます。
小鳥は動きが速いため初心者には少し難易度が高いですが、公園なら気軽に楽しめる場合が多いです。
施設や設備の活用
公園によっては、観察窓や見られる鳥の案内板などが設置されていることがあります。
観察窓は水辺に設置されていることが多く、近距離で野鳥を観察できることがあるのでオススメです。
このとき、観察窓からカメラのレンズや双眼鏡を出さないよう注意しましょう。
野鳥に警戒心を与えてしまったり、遠くの方に移動してしまったりします。
飛んで逃げてしまうことも多いです。
絶対にやめましょう。
公園のマナー
公園には、公園ならではのマナーがあります。
先程の観察窓における注意点も、その一つです。
それを除く、公園でのマナーを順番に紹介しますね。
周囲を見る
当然ですが、公園には様々な目的の利用者がいます。
鳥を見るのに夢中になって、周囲の人にぶつからないように気をつけてください。
「当たり前じゃん!!」と思われるかもしれませんが、双眼鏡を使っていると周りの状況を把握しにくいものです。
また鳥を追いかけるあまり花を踏み荒らしたり、三脚を立てて細い歩道を塞いだりすることが無いようにしないといけません。
常に周囲を確認する癖をつけておきましょう。
環境を改変しない
公園は自分の持ち物ではありません。
勝手に木を切ったり、逆に木や花を植えたり…。
これらの行為は都市公園法違反になります。
「そんなやつ、おらんやろw」って思われるかもしれませんが、いるんですよ…。
もちろんバードウォッチャー全体で見れば、ヘラシギ並みの激レア種ですが…。
撮影目的で、鳥のお立ち台を設置するのもやめましょう。
一般の利用者に鳥を飛ばされても怒らない
バードウォッチャー同士なら、互いに見てる鳥を飛ばさない配慮ができるでしょう。
しかし、一般の利用者にそれを要求するのはお門違いです。
そのため、一般の方に飛ばされても怒り狂うことのないようにお願いします。
立ち入り禁止の場所に入らない
わざとは論外ですが、うっかり立入禁止の場所に踏み入れないようにしましょう。
鳥を見るのに夢中で、気付いたら入ってたということがないようにお願いします。
まとめ
公園は様々な環境がコンパクトにまとまっているため、身近かつ優秀な探鳥地。
公園によっては観察窓や鳥の案内板が設置されており、バードウォッチングに最適です。
しかし、一般の利用者もいるので、周囲に配慮して鳥を見ましょう。
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